セミナー・イベント

IESEビジネススクールセッション
Cross Cultural Management

~How China's Haier integrated Sanyo~

グローバル 経営戦略

日時

2014年01月24日 (金)  19:30~21:00

※本講座は英語で行います。通訳は入りませんので、ご注意ください。
※本セッションで使用するケースをお申込時に自動配信する申込完了メールからダウンロードいただき、事前に目を通して頂くよう、お願いします。

終了しています

内容

スペインにある世界トップクラスのビジネススクール、IESEビジネススクールの講義さながらのセッションを展開するシリーズ2回目では、Cross Cultural Managementをテーマに開催します。

2011年7月。三洋電機の白物家電部門が中国メーカー、ハイアールに買収されると発表されました。
それに伴い、日本や東南アジアでの生産拠点、販売会社を含めて2,000人規模の従業員がハイアールに移り、国内では300人の社員が異動しました。

買収後、三洋の従業員を引き受けたことで、ハイアールにとってマネジメントの試練が訪れます。
それは、日本企業と中国企業という国を超えた2社の文化的違いについて考慮しなければならないということと、CEOの張瑞敏(チャン・ルエミン、Zhang Ruimin)氏が2007年に全社に導入したマネジメントシステムを日本人社員にも適用しなければならないことでした。

しかし、ハイアールでは当然の「成果主義」を重んじ、個人の責任を明確にする文化や、年齢に関係なく若い人でも昇進する制度などは、日本企業のこれまでの伝統とは異なるもので、すぐに日本人社員が受け入れられるものではありませんでした。

ハイアール日本の社長である杜鏡国(ト・キョウコク、Du Jingguo)氏と旧三洋のマネジメントは、2社の文化の違いをどう乗り越えたのでしょうか。

本セミナーでは、このケースを実際に書いた、IESEビジネススクール准教授のYih-teen Lee(イーティーン・リー)氏が来日する機会に講師としてお招きし、簡単なケースディスカッションとワークショップを交えながらCross Cultural Managementについてお話いただきます。

杜鏡国氏はどのような戦略で、旧三洋の日本人社員にハイアールの企業文化を理解させ、成長に結びつけたのでしょうか。

IESEビジネススクールは英Financial Timesが公表している2013年世界のビジネススクールランキングにおいて、エグゼクティブ教育では2位、MBAランキングでは7位に位置しており、欧州、そして世界のトップビジネススクールとして高い評価を確立しています。

IESEの教授によるケースディスカッションの体験を通じて、今後、日本企業と外国企業の合併が増えていくと言われる中、異なる価値観を持つ人材をどのようにマネージしていくべきなのかを考えます。

※この講座にお申込の方には自動配信される申込完了メールにてケースをお送りいたします。メールが届かない方はスクール事務局までお問合せください。当日配布はいたしませんので、必要な方はご自分で印刷し、ご持参ください。

カリキュラム

【日本語】
1.異文化マネジメントとは(10分)
2.ケースディスカッション、質疑(40分)
3.ワークショップ「文化の違いを乗り越える」、質疑(25分)
4.総括(15分)

※上記は予定であり、変更になることもございます。

【English】
1.Introduction on managing across cultures(10 min)
2.Case discussion: Haier in Japan followed by Q&A(40 min)
3.Workshop: reconciling cultural differences followed by Q&A(25 min)
4.Concluding lecture(15 min)

*The above schedule may vary depending on the situation.

受講をお勧めしたい方

・組織間の文化・価値観の違いを乗り越えるにはどうしたらいいかを考えたい方
・ビジネススクールのケースディスカッションを体験したい方

講師紹介

講師
Yih-teen Lee (イーティーン・リー)
IESEビジネススクール組織経営学准教授/Associate Professor of Managing People in Organizations at IESE Business School

IESEにおいて、専門のリーダーシップ、クロスカルチュラル・マネジメント、戦略的人材マネジメントをテーマに教鞭を執る。
文化と個人の環境適応に関して書いた"Satisfaction and Individual Preference for Structuring: What is Fit Depends on Where You Are From," が2006年のマネジメントアカデミーの年次総会にて最優良国際論文賞を受賞。
論文の他に、クロスカルチュラル比較研究、文化アイデンティティ、文化能力、多様な文化的背景を持つ人から成るチームのリーダーシップに関して研究するほか、最新のケース、リコー(欧州)のデジタル化戦略と組織変革では戦略と組織文化の関連性についても研究。
ローザンヌ大学(HEC)経営学博士。


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開催実績

中竹竜二 (株式会社チームボックス 代表取締役
日本ラグビーフットボール協会 コーチングディレクター

)
Marc Sosna(マーク・ソスナ) (IESEビジネススクール ラーニングイノベーションユニット ディレクター)
加賀谷順一 (IESEビジネススクール エグゼクティブ教育部門アジア統括)
開催日 :  2019/09/02 (月)

福原正大 (Institution for a Global Society株式会社 代表取締役社長)
Franz Heukamp (IESE学長)
野田智義 (大学院大学至善館 創設者・理事長
全人格リーダーシップ教育機関アイ・エス・エル(ISL) 創設者)
開催日 :  2019/05/17 (金)

Yih-teen Lee (IESEビジネススクール組織経営学准教授/Associate Professor of Managing People in Organizations at IESE Business School)
筒井岳彦 (日本たばこ産業株式会社(JT) 執行役員)
開催日 :  2017/01/17 (火)

募集要項

日時 2014年01月24日 (金)  19:30~21:00

※本講座は英語で行います。通訳は入りませんので、ご注意ください。
※本セッションで使用するケースをお申込時に自動配信する申込完了メールからダウンロードいただき、事前に目を通して頂くよう、お願いします。

受講料 5,000円
定員 120名

※定員になり次第締切らせていただきます。

主催
  • アカデミーヒルズ
協力
  • IESEビジネススクール
会場 アカデミーヒルズ49(東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー49階)

※お申込期限:2014年1月24日(金)15:00まで
※定員になり次第締切り

お支払い方法

クレジットカードによるお支払いのみです。
※お申込み後のキャンセル及び返金は承っておりません。
※クレジットカードはVISA、MASTER、JCB、AMERICAN EXPRESS、DINERSのみのお取扱となります。
※お支払方法は「一回払い」のみとなります。(「リボルビング払い」「分割払い」等はご利用いただけません)

【その他】
※領収証をご希望の方は、「申込画面」内の<請求書・領収証発行>欄でラジオボタンの「WEB上で発行する」をお選び下さい。
「WEB上で発行する」をお選びいただきますと申込完了後に、領収証のダウンロード画面が表示されます。ダウンロード画面を一旦閉じると再度ダウンロード画面に戻ることが出来ませんのでご注意ください。

お問い合わせ先

アカデミーヒルズ スクール事務局
受付時間:10:00-18:30 (土・日・祝・年末年始を除く)                 
※お電話及びメールでの講座お申込は受け付けておりませんのでご了承ください。

電話番号 : 
03-6406-6200
サイトURL : 
お問合せ



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