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ロングセラー『マーケティングとPRの実践ネット戦略』著者に聞く

米国企業のソーシャルメディア活用最新動向

更新日 : 2010年04月08日 (木)

第2章 人々の関心を引く4つの方法

デビッド・マーマン・スコット氏

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デビッド・マーマン・スコット: これからYouTubeに載せる動画を撮りますので、写りたくない方は逃げて下さい。「今、日本にいます。この会場で、過去数カ月の間、オンラインでビデオを見た人はどれくらいいらっしゃいますか? 手を挙げてください。100%と言えますね。以上、東京の方でした」撮影協力、どうもありがとうございました。

このように、常にコンテンツをつくり、興味関心を引くことが大事です。今日では興味関心を引く新しい方法はたくさんあるのですが、ソーシャルメディアやYouTubeなどにコンテンツを出すことに対する恐怖、ウェブ・マーケティングに対する恐怖が存在しています。

そんな恐怖を打ち消すために、ヘレン・スミスというボストンの歯科医の話をしましょう。大体、歯科医は電話帳に名前を載せますが、スミスさんはその中に埋もれてしまうのが嫌で、何か違うことをしようと、ブログをつくることにしました。そして人々が共有できるようにPDFのeブックで、『HEALTHY MOUTH, HEALTHY SEX』という有益な情報が満載のコンテンツをつくったところ、「ボストンの歯科医」というキーワードで、上位検索されるようになりました。

するとあるとき、映画のプロデューサーから電話が来て「プロデュースしている映画の俳優が歯にトラブルを抱えていて、すぐに治さないと映画が続けられない、治療してほしい」と頼まれたそうです。数時間後、やって来たのはベン・アフレック。ベン・アフレックはネットで探して、彼女のウェブサイトをとても気に入ったので、その歯科医院に来ることにしたのだそうです。

成功するにあたってしなければならないのは、すでにある固定概念を壊して新しいことを学ぶということです。ここで忘れてはいけないのは、興味関心を引く方法です。4つ紹介します。

1番目の方法は、従来の「人々の注意を引きつける方法を買う」という方法です。テレビや雑誌の広告枠を買ったり、展示会にブースを出したり、看板を出すといった方法です。私のパソコンの後ろにはステッカーが貼ってありますが、私は毎年2万人の前でしゃべるので、1インチ四方を1年間20万円で売っているのです。笑う人もいるかもしれませんが、こういったことにお金をかけるのがこれまでのやり方です。

2番目の方法は、「こっちを見てくれ」と注意を引くことを頼むという方法です。これは、「製品のことについて書いてください」とメディアにお願いするということです。

3番目の方法は、直接対面のセールストークで注意を引くというものです。

これら3つの方法が間違っているとは言いませんが、これからお話しする4つ目の方法があります。それは「ウェブ上で自分のことを書くことによって注意を引く」という方法です。YouTubeやブログで注意を引くのです。

ウェブ上では、発信する情報はあなた自身であるということを忘れないでください。それがつまらない情報であれば、あなた自身もつまらないと思われ、素晴らしい情報であれば、あなた自身も素晴らしいと思われるのです。そしてコンテンツというのは、みんなで共有することが大事です。面白い情報であれば、自然に広がっていきます。

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ゲスト講師:David Meerman Scott(マーケティング戦略家、基調演説者、セミナーリーダー)
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