前田正子(まえだ・まさこ)
財団法人横浜市国際交流協会 理事長
プロフィール

早稲田大学卒業後松下政経塾入塾。
卒塾後、政経塾職員、92年退職。
1992年から1994年米国ノースウエスタン大学ケロッグ経営大学院に生後半年の長男を連れて家族で留学。経営学修士。
第一生命経済研究所ライフデザイン研究本部において少子化対策・育児支援策の研究を携わり、慶応大学商学部にて商学博士号取得。
2003年に第2子の育児休業明けに横浜市の副市長に就任し、教育・医療・福祉を担当。妊娠期から34歳の後期青年期まですべてのライフステージにおいてトータルに子どもを支援する「こども青少年局」を立ち上げ、4年間の任期中に保育園を116箇所新設するだけでなく、専業主婦の子育てを支援する基盤作りや横浜市のニート・フリーター対策にも着手する。
2007年に横浜市副市長を任期満了にて退任。現在は、財団法人横浜市国際交流協会 理事長として在住外国人の生活支援やニューカマーの子供達の学習支援に携わっている。
著書:
「少子化時代の保育園」 岩波書店 1999年
「保育園は、いま」 岩波書店 1997年
「子育ては、いま」 岩波書店 2003年
「子育てしやすい社会」 ミネルヴァ書房 2004年
「福祉がいまできることー横浜市副市長の経験から」岩波書店 2008年
(2009年12月17日現在)
関連講座
2009年12月
シリーズ横浜の現場から 第4回:内なる国際化が試される日本
~外国人労働者の受入れ整備を進めて移民国家となれるか?~
講座開催日:2009年12月17日 (木)
前田 正子((財)横浜国際交流協会理事長・元横浜副市長)
大津 和夫(読売新聞東京本社 社会保障部記者)
社会問題の本質を捉えることができると大好評の「シリーズ横浜の現場から」。最終回の本セミナーでは、少子高齢化を迎えるこれからの日本社会に最も重要な課題の一つでありながら、今まで日本が正面から向き合ってこなかった外国人労働者・ニューカマーの問題に焦点を当てます。
在住外国人が抱える問題の打開策とは?最前線で取材を続ける大津記者が問題の本質に大胆に斬り込みます。

2009年11月
シリーズ横浜の現場から 第3回:取り残された子どもたち
~子ども手当てでは解決できない!「児童の故郷」を求めて~
講座開催日:2009年11月26日 (木)
前田 正子((財)横浜国際交流協会理事長・元横浜副市長)
師 康晴(児童養護施設「杜の郷」施設長/社会福祉法人杜の会理事長)
少子化対策のための育児支援が叫ばれる中、声を上げられずに忘れ去られている子どもたちがいます。虐待を受けたり、親が育児できない環境にあるために養護施設で生活する児童たちです。
児童養護施設の現状とこれから子どもたちに必要とされる福祉のあり方について考察します。

2009年10月
シリーズ横浜の現場から 第2回:高齢化する日雇い労働者の街、寿地区の「おくりびと」が向き合う「孤独死」
~日本の縮図・横浜から考える新しいセーフティネットの形~
講座開催日:2009年10月28日 (水)
前田 正子((財)横浜国際交流協会理事長・元横浜副市長)
山中 修(NPO法人「さなぎ達」理事長・ポーラのクリニック院長)
かつての日雇い労働者の街、横浜市「寿地区」。現在の街は高齢化しており、3日に1人が孤独死しているといいます。
その寿地区にクリニックを開業して路上生活者や日雇い労働者の治療にあたり、現在は彼らの衣食住も支援するNPO「さなぎ達」の理事長である山中氏をお迎えして、死のあり方について問題提起します。
少子高齢化、未婚者の急増により、日本のどこでも起こりうる「孤独死」について考えます。

2009年09月
シリーズ横浜の現場から 第1回:若者の雇用 フリーター・ニートを支える
~日本の縮図・横浜から考える新しいセーフティネットの形~
講座開催日:2009年09月30日 (水)
前田 正子((財)横浜国際交流協会理事長・前横浜副市長)
岩本 真実(㈱K2インターナショナル Y-MAC統括責任者)
日本の将来を担う若者の多くが正規雇用に就けない現状を変えるべく、ニートの若者に就労体験をさせて自立に導く事業を運営し、卒業生の就職率7割を達成させている岩本氏をお招きし、前横浜副市長の前田氏とともに現代の若者が抱える雇用問題とその解決策について斬り込みます。

2008年11月
講座開催日:2008年11月14日 (金)
世界最高峰のビジネススクール、ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院日本同窓会とアカデミーヒルズが送る知の交流。同校教授を始め日本や世界で活躍する卒業生を招き、講演やディスカッションを通じてケロッグならではのカジュアルな雰囲気のなかで、マネジメントの最先端やリーダーシップの真髄に触れます。 大好評....

著作書籍
福祉がいまできること—横浜市副市長の経験から
前田正子岩波書店
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