VISIONARY INSTITUTE
2014年 第3回 ESD-持続可能な開発のための教育-「命の授業」
-カシオ計算機のCSR 社会を変える次の発明-
『VISIONARY INSTITUTE - 2014 Seminar』のテーマは、「本質」を卓見する未来へのものづくりです。ものづくり・ひとづくり・こころづくりを連動させ、日本ならではの精神を學ぶ機会です。
※本シリーズは、ご参加くださいました皆様の受講料の一部が、未来の生命を守る・地球環境を守る各プロジェクトに寄付されるチャリティーセミナーです。第2回実施分は愛知県岡崎市世界子ども美術博物館で開催される「LISA VOGT's White GIft - 北極からのおくりものーいのちのぬくもり」ワークショップに、一般社団法人三世代生活文化研究所を通じて寄附されました。
日時
※開場は18:30を予定しています。
内容
※「心の目」で考える人権ーカシオ計算機「命の授業」若尾久さん(63)(2014/8/9 朝日新聞)
若尾氏のもとには、全国各地のユネスコスクールから次々と講演依頼が寄せられています。この7年間に延べ378校34,000人近い子どもたちと命について語り合ってきました。
なぜ電子機器メーカーのCSR活動が「命の授業」を行っているのでしょう?
カシオ計算機トップコミットメントには「普遍的な価値を創造し続けることで、持続可能な社会づくりに貢献」することが掲げられています。
社会に責任をもつメーカーの義務として環境マネジメントに携わる上で、「命」の問題を避けては通ることができないため、その授業は、常に真剣勝負の対話が行われます。命の大切さを大人の責任で「本気」で伝えようとする気概と気迫に、子どもたちの心は大きく動かされます。
優れた教育は、なにより「変容」をもたらすものです。子どもたちの心が発露する「命の授業」は、CSRの枠を越えて、Creating Shared Value(共益の創造)へ確実に繋がっています。
今回はその授業の一部の公開と共に、「命の授業」と連携して実施されている文部科学省、環境省が推進するESDの取組みについて學びます。
これは、2002年に開かれた、ヨハネスブルグサミットにおいて、地球環境問題など様々な世界的課題の解決のために人づくりが重要であるとして、小泉総理大臣(当時)が「持続可能な開発のための教育(ESD)の10年(DESD)」を提唱。同年の国連総会で2005年から2014年までの10年間を国連「ESDの10年」とすることが満場一致で採択されました。これを受け、現在、世界各国でESDの取組が進められています。
最終年となる本年2014年には、提唱国である日本でDESDを締めくくる、最終年国際会議が岡山市(11月4日~8日)及び名古屋市(11月10日~13日)で開催されます。世界各国からの閣僚級会合、全体の取りまとめ会合、ESDに関するワークショプやテーマ別分科会が予定され、2014年以降の取組みが明示されることとなります。
社会共通、万国共通、人類共通に、大人と子どもが真剣に向き合い、語り合い、気づきあう、平和教育、人権挙育、環境教育、福祉教育、多文化共生教育、開発教育、ジェンダー教育が含まれるESD教育の推進について、また、その実施を支える企業CSRの取組みの実際に學びます。
参考書籍
2010年に始まった『VISIONARY INSTITUTE』(ヴィジョナリーインスティテュート)は、「今、私達が学んでおかなくてはならないこと」を創発し、よりよい未来への卓見力を育む、次世代に伝承してゆく本質的な価値創造を志向する学習機会として設立されました。
2010年から2012年に開催されたシリーズセミナーは、2013年12月、『賢者の本』というタイトルの一冊の書籍にまとめられ出版されています。それは、VISIONARY INSTITUTE14名の講師陣の豊かな叡智に学び、東日本大震災3.11前後の過去・現在をつなぎ、私たちの未来に見失ってはならない本質的志向を呼び覚すものです。
今は未だ目の前に見えていないものごとを、まっすぐなまなざしで見通し、その想像力をよりよい未来への創造力へ。先見を研ぎ、卓見を磨き、ヴィジョンを得て偉業を成す賢者への道を辿る、ヴィジョナリーコンテクストのあふれる一冊です。ぜひ、VISIONARY INSTITUTE の来歴と今後の可能性について、ご参照ください。
※amazon
※紀伊国屋
受講をお勧めしたい方
2.リピート要請が続く企業CSRのベストプラクティスの実際について學びたい方
3.未来を担う子どもたちに贈る「命の授業」の本質的心眼に學びたい方
4.よりよい未来の社会づくりのために共に感じ考え交流に學びたい方
5.現代のヴィジョナリーとして次世代への継承資産を學びたい方
講師紹介
講座趣旨
2010年よりシリーズ展開している「VISIONARY INSTITUTE (ヴィジョナリーインスティテュート)」が、2014年、プロジェクト志向のもとに展開されています。
2010年、9名の識者による連続セミナー「今、私達が学んでおかなくてはならないこと-確かな未来創造へのマイルストーン」からスタートした本セミナーは、『意識改革(マインドイノベーション)』を引き起こしました。
続く2012年は9月からは、海外視点から日本力と、その可能性を見つめる全5回の連続セミナーを開催。国内から国外へ視野・視点・視座を広げました。海外から日本国内を振り返り「今、私達のよりよい未来のために発想を広げる・情報を繋げる・行動を発する」をテーマに、不確実性な時代と社会におけるリーダーシップ、社会起業力と農業再生において求められる日本文化の物語創造、3.11後の死生観、詩的に読み解く原爆と原発。それぞれ、外国人の鋭いまなざしから日本を読み解く機会となりました。
2013年は「よりよい未来のために知らなくてはならない日本のものがたり。日本の由来と将来を學(まな)び、日本を語りあい、日本を伝える」をテーマに開催し、2014年、更にその具体的な実践について「ものづくり・ひとづくり・こころづくり」の現場を問い、未来へのベストプラクティス志向を深めています。
【2010年開催の講演録】
・野中郁次郎氏が語る、未来を経営する作法~美徳のイノベーション~詳細ページ
・福原義春氏が語る「未来をつくるイノベーションのための文化資本」詳細ページ
・佐治晴夫氏が語る、創成のイノベーション「未来に継承するリベラル・アーツ」詳細ページ
【開催実績】
・2014年 第2回 未来の地球の「食」を読み解く 詳細⇒
・2014年 第1回 未来のいのちを守る賢者の力 詳細⇒
・2013年 サムシンググレート・遺伝子をオンにして未来の可能性を拓く 詳細⇒
・2013年 国際貢献から読み解く現代日本・未来への自然農法 詳細⇒
・2013年 戦後復興から読み解く現代日本・日本の文化遺伝子 第2回 詳細⇒
・2013年 戦後復興から読み解く現代日本・日本の文化遺伝子 第1回 詳細⇒
・2012年 第5回 日本の未来の言葉 詳細⇒
・2012年 第4回 日本の未来の生命力 詳細⇒
・2012年 第3回 日本の未来の種葉 詳細⇒
・2012年 第2回 日本の未来の文化力 詳細⇒
・2012年 第1回 日本の未来のリーダーシップ 詳細⇒
・2012年 世界標準のグローバル人材と世界動向を知り、未来の日本をヴィジョンする 詳細⇒
・2011年 緊急セミナー「これまでの日本、これからの日本 詳細⇒
・2010年 第9回 創成のイノベーション 未来に継承するリベラルアーツ 詳細⇒
・2010年 第8回 飛翔のイノベーション 未来を開発する宇宙探索 詳細⇒
・2010年 第7回 人財のイノベーション 未来を学習する組織 詳細⇒
・2010年 第6回 言語のイノベーション 未来に出現する編集技法 詳細⇒
・2010年 第5回 存在のイノベーション 未来を察知するホスピタリティ 詳細⇒
・2010年 第4回 未来をつくるイノベーションのための文化資本 詳細⇒
・2010年 第3回 意識のイノベーション 未来を予見するアート 詳細⇒
・2010年 第2回 異文化のイノベーション 未来を発見するデザイン 詳細⇒
・2010年 第1回 美徳のイノベーション 未来を経営する作法 詳細⇒
募集要項
日時 |
2014年09月12日
(金)
19:00~21:00 ※開場は18:30を予定しています。 |
---|---|
受講料 |
5,000円 |
定員 | 150名
※定員になり次第締め切らせていただきます |
主催 |
|
プログラム提供 | |
会場 | アカデミーヒルズ(東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー49階) |
※お申込み期限:2014年9月12日(金)15:00まで
お支払い方法
クレジットカードによるお支払いのみです。
※お申込み後のキャンセル及び返金は承っておりません。
※クレジットカードはVISA、MASTER、JCB、AMERICAN EXPRESS、DINERSのみのお取扱となります。
※お支払方法は「一回払い」のみとなります。(「リボルビング払い」「分割払い」等はご利用いただけません)
【その他】
※領収証をご希望の方は、「申込画面」内の<請求書・領収証発行>欄でラジオボタンの「WEB上で発行する」をお選び下さい。
「WEB上で発行する」をお選びいただきますと申込完了後に、領収証のダウンロード画面が表示されます。ダウンロード画面を一旦閉じると再度ダウンロード画面に戻ることが出来ませんのでご注意ください。
お問い合わせ先
アカデミーヒルズ スクール事務局
受付時間:10:00-18:30 (土・日・祝・年末年始を除く)
※お電話及びメールでの講座お申込は受け付けておりませんのでご了承ください。
- 電話番号 :
- 03-6406-6200
- サイトURL :
- お問合せ
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