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世界のことわざに”読む”人と人とのつながり:女性たちの挑戦の軌跡(16~21世紀)

一般ライブラリーメンバー


日時

2021年11月06日 (土)  14:00~16:00

【発表スケジュール】
14:00~14:10 概要紹介 森 洋子
14:10~14:30 「ことわざで自己表現するアフリカ女性」梶 茂樹  
14:30~14:50 「イプセンの台詞とノルウェーのことわざが語る女性の力」アンネ・ランデ・ペータス
 休憩
14:55~15:15 「ことわざにみる18世紀イギリスの女性観:画家ホガースたちのまなざし」山﨑 稔惠
15:15~15:35 「16世紀フランドルの“強い女性”のことわざを再考する
                 ~ブリューゲルと同時代の画家たちのことわざ画から~」森 洋子
 休憩
15:40~15:50 動画「アナザーエナジー展」片岡 真実 森美術館館長
15:50~16:00(予定)自由トーク


内容

ことわざは「民衆の知恵の房」といわれます。古くから人々はことわざを使って人間や社会のあり方やその時代のニーズを伝えてきました。他方、ことわざにはその地域の伝統、文化、宗教、価値観などが反映されていますが、社会が異なっても同じ意味をもつことわざも多くあります。発表者はそれぞれの専門の立場から、世界の女性の生き方やその歴史的な背景について語ります。
民族学の梶茂樹は子どもの名前にことわざを埋め込んだり、ことわざがプリントされた衣服を着て、自分の意思を伝える現代のアフリカの女性、ノルウェー文学のアンネ・ランデ・ペータスは19世紀の作家イプセンの『人形の家』以来、劇中の「台詞」をことわざや格言として、ノラの自立精神を継承・発展した同国の女性、服飾美学の山﨑稔惠はことわざ「スカートの上にすわりこむ」を掲げ、18世紀イギリスにおいて、社会規範を逸脱し挑戦した女性、16世紀フランドル(現ベルギーの一地方)美術史の森洋子は実力主義を主張し、ことわざ「夫のズボンを奪う」を目標に家庭や家業での主権を求める女性に焦点をあてます。
スクリーンに映されるたくさんの国民性豊かな写真や諷刺、ユーモア、笑いに満ちた画像をぜひお楽しみください。このイベントは、森美術館で開催中の「アナザーエナジー展:挑戦しつづける力ー世界の女性アーティスト16人」とコンセプトを共有するものがあるので、片岡真実館長にこの展覧会に込めたメッセージを動画でお話していただきます。参加者の皆さまとともに、人と人とのつながりへの新たなアプローチを見つけることができればと願っています。

講師紹介

スピーカー
梶茂樹 (かじ・しげき)
京都大学名誉教授「ことわざで自己表現するアフリカ女性」

1951年香川県生まれ。京都大学文学部卒業。京都大学大学院文学研究科修了。東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所助手・助教授・教授、京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科教授、京都産業大学現代社会学部教授を経て、現在、京都産業大学ことばの科学研究センター研究員。京都大学名誉教授。元日本言語学会会長。1976年よりコンゴ、タンザニア、ウガンダ、セネガルなどで記述言語学的調査を行う。著書に『アフリカをフィールドワークする』、『事典世界のことば141』(共編)、『ウガンダ・ノート』(共著)、『世界ことわざ比較辞典』(分担執筆)など。

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スピーカー
山﨑稔惠 (やまざき・としえ)
関東学院大学 人間共生学部教授「ことわざにみる18世紀イギリスの女性観:画家ホガースたちのまなざし」

お茶の水女子大学大学院家政学研究科修了。服飾美学・西洋服飾史専攻。服飾と人間、芸術の位相における服飾について、その様態やこころに映るさまを問題とし、画家ウィリアム・ホガースの作品を中心に18世紀イギリス芸術文化研究に取り組む。また近年は戦後、横浜から世界に輸出されたスカーフに関する調査研究を展開する。毎年、横浜市が所蔵する約11万点の実物サンプルにみられる意匠の魅力を紹介するための展示をシルク博物館にて開催している。著書に『気取りへの視線 ひとつの服飾美学』、『芸術と服飾 あやなす景色』など。

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スピーカー
アンネ・ランデ・ペータス
演劇研究家、翻訳家「イプセンの台詞とノルウェーのことわざが語る女性の力」

神戸生まれ。宣教師の親とともに幼い頃から日本とノルウェーを往来して育つ。オスロ大学と早稲田大学で演劇学を学び、落語をテーマに修士論文を執筆。現在はイプセンの新訳に取り掛かっている。三島由紀夫『近代能楽集』、よしもとばなな『みずうみ』(ノルウェー語訳)、ヨン・フォッセ『スザンナ』、イプセン『ヘッダ・ガーブレル』『海の夫人』『社会の柱』(新国立劇場)などを手掛ける。

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プログラム企画・モデレーター
森洋子 (もり・ようこ)
明治大学名誉教授、ベルギー王立考古学アカデミー外国人会員、学術博士
「16世紀フランドルの“強い女性”のことわざを再考する~ブリューゲルと同時代の画家たちのことわざ画から~」

著書:『ブリューゲル全作品』『ブリューゲルの諺の世界』『ブリューゲルの《子供の遊戯》』『シャボン玉の図像学』『子供とカップルの美術史』『ブリューゲル探訪』『ベルギー美術と歴史の旅』(共著)、『ブリューゲルの世界』、『世界ことわざ比較辞典』(分担執筆)、“Pieter Bruegel the Elder's Netherlandish Proverbs and Similar Proverbs in Traditional Japanese Art,” eds. Christian Grandl et al, Bis dat, qui cito dat, Frankfurt am Main, 2015 ほか多数。『ブリューゲルの版画の世界』展監修、六本木ヒルズでの動画イベント「見たことのないブリューゲル」監修。勲章:ベルギー国王より王冠勲章シュヴァリエ章受章、アントワープ州よりウジェーヌ・ベ国際賞、日本政府より紫綬褒章を受章。著書の受賞:芸術選奨文部大臣賞、サントリー学芸賞、日本保育学会日私幼賞ほか。

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募集要項

日時 2021年11月06日 (土)  14:00~16:00

【発表スケジュール】
14:00~14:10 概要紹介 森 洋子
14:10~14:30 「ことわざで自己表現するアフリカ女性」梶 茂樹  
14:30~14:50 「イプセンの台詞とノルウェーのことわざが語る女性の力」アンネ・ランデ・ペータス
 休憩
14:55~15:15 「ことわざにみる18世紀イギリスの女性観:画家ホガースたちのまなざし」山﨑 稔惠
15:15~15:35 「16世紀フランドルの“強い女性”のことわざを再考する
                 ~ブリューゲルと同時代の画家たちのことわざ画から~」森 洋子
 休憩
15:40~15:50 動画「アナザーエナジー展」片岡 真実 森美術館館長
15:50~16:00(予定)自由トーク

受講料 無料
受講対象者 一般、ライブラリーメンバー

定員 470名

注意事項

■視聴URLのご案内
・視聴URLは、お申込完了時にイベントレジストから送付される「申込確認メール」内に記載がございます。

■本イベントはZoomウェビナーを使用いたします。
・ご視聴時、他の参加者から顔と名前は見えません。
・PCやタブレットなどの端末と、インターネット環境が必要です。
・下記に接続し、事前に視聴環境の確認をお勧めしております。

これまでZoomにアクセスしたことのない方は、事前に以下Zoomの接続サイトをご活用ください。
zoom.us/test

【その他】
・円滑な進行のためにいただいた情報を講師の方々に提供させていただきます。

※お申込期日:11月6日(土)12:00まで


石倉洋子のグローバル・ゼミ
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六本木アートカレッジ
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