船橋洋一(ふなばし・よういち)
一般財団法人日本再建イニシアティブ理事長 慶應義塾大学特別招聘教授
プロフィール

1944年北京生まれ。東京大学教養学部卒。元朝日新聞社主筆(2007-10年)・1968年、朝日新聞社入社。朝日新聞社北京支局員、ワシントン支局員、アメリカ総局長などを経て、朝日新聞社主筆。ハーバード大学ニーメンフェロー(1975-76年)、米国際経済研究所客員研究員(1987年)、米ブルッキングズ研究所特別招聘スカラー(2005-06年)。外交・国際報道でボーン上田記念賞(1986年)、石橋湛山賞(1992年)、日本記者クラブ賞(1994年)受賞。主な著書に、『内部—ある中国報告』(83年、朝日新聞社、サントリー学芸賞)、『通貨烈烈』(88年、朝日新聞社、吉野作造賞)、『アジア太平洋フュージョン』(95年、中央公論社、アジア太平洋賞大賞)、『同盟漂流』(98年、岩波書店、新潮学芸賞)、『ザ・ペニンシュラ・クエスチョン—朝鮮半島第二次核危機』(06年、朝日新聞社)、『新世界 国々の興亡』(10年、朝日新聞出版社)など。国際危機グループ(ICG)執行理事。
関連講座
2013年07月
“日本最悪のシナリオ”に学ぶ「危機管理」と「リーダーシップ」
~いかに“最悪”を回避するのか?~
講座開催日:2013年07月10日 (水)
船橋洋一(一般財団法人日本再建イニシアティブ理事長)他
一つの危機はどのような経緯で最悪な状況を迎えるのか、何がトリガーになり、負の連鎖の生み出すのか、危機悪化の原因とは何なのか、最悪シナリオの例より検証します。最悪の状況を考えることにより、リスクを認知し、最悪から逆算することで、今すべきこと、将来に向け備える必要があることを明確にしていきます。後半は、「危機の本質を理解するためのアジェンダ設定力」「リーダーシップ・組織のあり方」など議論を深めます。

2012年08月
講座開催日:2012年08月08日 (水)
野中郁次郎(一橋大学 名誉教授)
震災では一体何が起きていたのか?東日本大震災で私たちは地震や津波といった直接的な被害のみならず、政府や企業の組織構造、危機管理体制、リーダー不在など多くの問題にも直面することになりました。震災後1年以上が経過し、そのときに起きていた問題の原因と構造が少しずつ明らかになる今、私たちはそこから何を学ぶべきなのか考えます。

2012年01月
『日本大災害の教訓~複合危機とリスク管理~』
出版記念シンポジウム
講座開催日:2012年01月20日 (金)
竹中平蔵(慶應義塾大学教授)船橋洋一(一般財団法人日本再建イニシアティブ理事長)、市川宏雄(明治大学専門職大学院長)、西川智(国土交通省土地・建設産業局土地市場課長)、吉岡斉(九州大学教授)、村井嘉浩(宮城県知事)東日本大震災の被害詳細、原因、教訓を世界の人々と共有し、後世へ伝えることを目的に、各分野の専門家が執筆した『日本大災害の教訓』出版シンポジウム。

著作書籍
同盟を考える
船橋洋一岩波書店
歴史和解の旅
船橋洋一朝日新聞社
ザ・ペニンシュラ・クエスチョン 上
船橋洋一朝日新聞出版
ザ・ペニンシュラ・クエスチョン 下
船橋洋一朝日新聞出版
あえて英語公用語論
船橋洋一文藝春秋
カウントダウン・メルトダウン.上
船橋洋一文藝春秋
カウントダウン・メルトダウン.下
船橋洋一文藝春秋
湛山読本 いまこそ、自由主義、再興せよ。
船橋洋一東洋経済新報社
検証日本の「失われた20年」
船橋洋一東洋経済新報社
ガラパゴス・クール
船橋洋一東洋経済新報社
フクシマ戦記 上 10年後の「カウントダウン・メルトダウン」
船橋洋一文藝春秋
フクシマ戦記 下 10年後の「カウントダウン・メルトダウン」
船橋洋一文藝春秋
地経学とは何か
船橋洋一文藝春秋
国民安全保障国家論 世界は自ら助くる者を助く
船橋洋一文藝春秋
ザ・ペニンシュラ・クエスチョン—朝鮮半島第二次核危機
船橋洋一朝日新聞社
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