セミナー・イベント

“日本最悪のシナリオ”に学ぶ「危機管理」と「リーダーシップ」

~いかに“最悪”を回避するのか?~

経営戦略 政治・経済・国際 キャリア・人

日時

2013年07月10日 (水)  19:00~21:00
終了しています

内容

大津波や原発事故を経て、私たちは「想定外」は本当に起こりうることを身をもって経験しました。しかし、実際にそれらの想定外の危機を経験してもなお、今後迫り来る可能性がある危機に対しては、実感を持てず、手を打とうとしない、又は漠然とした不安から直視することを避ける、といった状況になっていないでしょうか。
危機に対し向き合おうとしない思考停止状態や、重大なリスクそのものに気が付いていない状況は、国家的危機のみならず、個人や企業規模での「危機」でも多く見受けられます。

本セミナーでは、今年春に発売の書籍『日本最悪のシナリオ~9つの死角~』(新潮社)より、最悪シナリオ例の一つとして「人口衰弱~若者がテロリストになる日」を取り上げ、検証します。
一つの危機はどのような経緯で最悪な状況を迎えるのか、何がトリガーになり、負の連鎖の生み出すのか、危機悪化の原因とは何なのか、明らかにしていきます。また書籍の中で取り上げた9つの最悪シナリオを横断した分析として、最悪回避のためのリーダーシップに求められるものを提起します。

後半のパネルディスカッションでは、「個人や企業規模の危機でも共通すること」や「リーダーシップ・組織のあり方」、「危機の本質を理解するためのアジェンダ設定力」「危機という変化に柔軟に対応していくためのレジリエンス」など議論します。
最悪の状況を考えることにより、リスクを認知し、最悪から逆算することで、今すべきこと、将来に向け備える必要があることを明確にしていきます。

最悪を想定することで対応すべきことに気づくプロセスを、ご自身や企業での危機管理に生かしたい方、思考の幅を広げたい方にもお勧めのセミナーです。

【カリキュラム】
・はじめに 船橋洋一氏
・危機時のリーダーシップ 塩崎彰久氏
・最悪シナリオ例
 『人口衰弱~若者がテロリストになる日~』 竹内幹氏
・パネルディスカッション
・質疑応答 

オピニオン

講師紹介

スピーカー
竹内幹 (たけうち・かん)
一橋大学大学院経済学研究科 准教授

一橋大学卒、ミシガン大学で経済学Ph.D.(博士号)。カリフォルニア工科大学研究員を経て、現職。専門は実験経済学。1男1女の父、共働き育児5年目。

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スピーカー
塩崎彰久 (しおざき・あきひさ)
パートナー弁護士 長島・大野・常松法律事務所

主な取扱分野はコーポレートガバナンス及び危機管理で、オリンパス事件をはじめとする数多くの企業不祥事の解決に携わる。福島原発事故独立検証委員会ワーキンググループメンバー。2006年から2007年まで首相官邸勤務。1999年東京大学法学部卒。2000年スタンフォード大学大学院国際政策科(修士)。2010年ペンシルバニア大学ウォートン校MBA課程修了。

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スピーカー
荻原国啓 (おぎわら・くにひろ)
ピースマインド・イープ株式会社 代表取締役社長

慶應義塾大学経済学部卒。在学中より人事コンサルティング会社新規事業開発や、新卒人材紹介事業等、人事マネジメント分野に従事後、(株)ピースマインド代表取締役社長(1998年創業~2011年3月)を経て現職。日本国内最大規模のEAP(従業員支援プログラム)提供企業としてEAPやメンタルヘルス支援など、心理学・行動科学の専門性を活かした人と組織に関わる支援とコンサルティングを550以上の組織に展開。精神保健福祉士・産業カウンセラー・心理相談員。日本の起業家を世界に輩出する唯一の世界的起業家表彰制度EOYjapan2008セミファイナリスト。日本の次世代若手ベンチャー起業家を称える表彰制度DREAM GATE AWARD2008受賞。『クリックからはじめる自殺予防支援』代表世話人。専門分野は人事・組織マネジメント、人材開発、EAP(従業員支援プログラム)、ストレスマネジメント、メンタルヘルス、震災ケア、レジリエンス、クライシスケア、ソーシャルビジネス等。

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モデレーター
船橋洋一 (ふなばし・よういち)
一般財団法人日本再建イニシアティブ理事長 慶應義塾大学特別招聘教授

1944年北京生まれ。東京大学教養学部卒。元朝日新聞社主筆(2007-10年)・1968年、朝日新聞社入社。朝日新聞社北京支局員、ワシントン支局員、アメリカ総局長などを経て、朝日新聞社主筆。ハーバード大学ニーメンフェロー(1975-76年)、米国際経済研究所客員研究員(1987年)、米ブルッキングズ研究所特別招聘スカラー(2005-06年)。外交・国際報道でボーン上田記念賞(1986年)、石橋湛山賞(1992年)、日本記者クラブ賞(1994年)受賞。主な著書に、『内部—ある中国報告』(83年、朝日新聞社、サントリー学芸賞)、『通貨烈烈』(88年、朝日新聞社、吉野作造賞)、『アジア太平洋フュージョン』(95年、中央公論社、アジア太平洋賞大賞)、『同盟漂流』(98年、岩波書店、新潮学芸賞)、『ザ・ペニンシュラ・クエスチョン—朝鮮半島第二次核危機』(06年、朝日新聞社)、『新世界 国々の興亡』(10年、朝日新聞出版社)など。国際危機グループ(ICG)執行理事。

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募集要項

日時 2013年07月10日 (水)  19:00~21:00
受講料 5,000円
定員 150名

※定員になり次第締切らせていただきます

主催
  • アカデミーヒルズ
協力
会場 アカデミーヒルズ49(東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー49階)

※お申込期日:2013年7月10日(水)15:00まで

お支払い方法

クレジットカードによるお支払いのみです。
※お申込み後のキャンセル及び返金は承っておりません。
※クレジットカードはVISA、MASTER、JCB、AMERICAN EXPRESS、DINERSのみのお取扱となります。
※お支払方法は「一回払い」のみとなります。(「リボルビング払い」「分割払い」等はご利用いただけません)

【その他】
※領収証をご希望の方は、「申込画面」内の<請求書・領収証発行>欄でラジオボタンの「WEB上で発行する」をお選び下さい。
「WEB上で発行する」をお選びいただきますと申込完了後に、領収証のダウンロード画面が表示されます。ダウンロード画面を一旦閉じると再度ダウンロード画面に戻ることが出来ませんのでご注意ください。

お問い合わせ先

アカデミーヒルズ スクール事務局
受付時間:10:00-18:30 (土・日・祝・年末年始を除く)                 
※お電話及びメールでの講座お申込は受け付けておりませんのでご了承ください。

電話番号 : 
03-6406-6200
サイトURL : 
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