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ホームレスから企業の上場を果たした男

「ありがとう」を生み出すQ&Aサイト「OKWave」ができるまで

更新日 : 2010年02月22日 (月)

第4章 目標を「考え中」の人は、永遠に考えたままで行動しない

兼元謙任氏

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兼元謙任: 今生きている皆さんの遺伝子には膨大な蓄積があって、そこを無視しては現世を生きられないと思うんです。僕は「異国から日本に来て、不条理を解消しなければいけない」という遺伝子的な運命を祖父から受け継いで、生きてきた環境の中で「何かいいことをしなければいけない」という想いに出会いました。みなさんもそうしたものを探し出せば、ビジネスがうまくいくんじゃないかと思います。

10年やってきて思うのは、「死んでもやり遂げる」という想いがないとできないということです。だから「何があっても、一人になってもできる」というのを選ぶのがいいと思います。

韓国に行ったとき、おばあさんに南大門市場への道を尋ねたら、きれいな日本語で教えてくれました。思わず「すごくきれいな日本語ですね」と言ったら、「日本語をしゃべれるのは、日本人が攻めて来て韓国語を禁じたからだ。なのに、なんだその言い方は」と言われました。そのとき、「僕は韓国の方の痛みを知る日本人として、日本に何ができかを考える、そういう立ち位置に自分を置かなくてはいけない」と思い、日本の国籍を取得することにしたのです。

10年前、自分1人でも何か起こせば世界が動くかもしれない、と気づいたことからはじまって、ようやく先日、中国に一歩を踏み出すことができました。

指紋押捺のせいでいじめられたとき、周りを恨んで、母親を恨んで、後には妻のことも恨んで、どんどん体を壊したのは、自律神経が病んだからです。でも、立ち直ることができた「火事場のばか力」も、この自律神経が引き起こしたものです。自律神経を味方につければ、素晴らしいことができるんです。

「今、目標を持っていますか?」と聞いたら、「漠然とは考えているけれど、考え中です」とおっしゃる人がよくいますよね。するとその人の自律神経には「今、考え中」というがそのままプログラミングされるそうです。するとどうなるかというと、考え中ということは、結論の保留ということですから、結論が出そうな状況になったら、自律神経が「今、考え中」を維持しようと結論を出すのを避けようとするそうです。

例えばバレエダンサーとして生きるかどうか考え中のときに、パリから有名なバレエの先生が来たとします。先生に会ったら運命が決まってしまうかもしれない。すると自律神経は、風邪を引かせて行けないようにするそうです。だから皆さん、自律神経を大事にしてくださいね。

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ホームレスから企業の上場を果たした男
兼元謙任 (株式会社オウケイウェイヴ 代表取締役社長)
米倉誠一郎 (日本元気塾塾長/法政大学イノベーション・マネジメント研究科教授/ 一橋大学イノベーション研究センター名誉教授)

兼元謙任(株式会社オウケイウェイヴ代表取締役社長)×米倉誠一郎(日本元気塾塾長)
日本最大級のQ&Aサイト「OKWave」のノウハウを生かしたビジネスモデルと、2年間のホームレス生活を経て企業の上場を果たした兼元氏のライフトーリーに迫ります。


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