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ピープル

小熊祐子(おぐま・ゆうこ)

慶應義塾大学スポーツ医学研究センター・大学院健康マネジメント研究科准教授

プロフィール

小熊祐子

【略歴】
- 1991年3月慶應義塾大学医学部卒業
- 1999年5月学位取得 博士(医学)
- 同年6月慶應義塾大学スポーツ医学研究センター助手
- 2000年~2003年 ハーバード大学公衆衛生大学院疫学科 I-Min Lee先生のもとに留学
- 留学中にハーバード大学公衆衛生大学院修了(Master of Public Health、2002年6月)
- 2005年4月、慶應義塾大学スポーツ医学研究センター・大学院健康マネジメント研究科助教授
- 2007年より准教授、現在に至る

 4年の内科研修の後、内分泌内科研究室に入局。その頃より、予防医学に焦点をあて、糖尿病を中心に生活習慣病の、運動・食事といった生活習慣改善による介入研究を実施。
 2000年から2003年までハーバード大学公衆衛生大学院疫学科 I-Min Lee先生のもとに留学し、physical activity epidemiology(運動疫学)を中心に研究。現在は、研究面では、藤沢市と協働で行う身体活動促進地域介入研究(ふじさわプラス・テンプロジェクト)、学際的な超高齢者コホート研究(Kawasaki Aging Wellbeing Project)に運動疫学の専門家として携わり、身体活動と健康上のアウトカムとの関連を中心に検討している。これらの成果を活かした多分野との協働による身体活動促進の実装にも力を入れている(KEIO SPORTS SDGs https://sportssdgs.keio.ac.jp/)。今回のテーマである疾患のある方の身体活動促進や、健康増進施設研究、スポーツ運動関連資源マップ作成は、実践面で重要であり注力している。

代表著書『サクセスフル・エイジング: 予防医学・健康科学・コミュニティから考えるQOLの向上』慶應義塾大学出版会(2014年)。分担執筆『健康スポーツ医学実践ガイド』日本医師会編、文光堂(2022年)。『百寿時代の運動・スポーツのトリセツ-日本臨床スポーツ医学会からの提案』日本臨床スポーツ医学会学術委員会編、NAP社(2022年)


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