六本木アートカレッジ

六本木アートカレッジ2019『役に立つ』から『意味がある』へ
セミナー#2「AIと人間が協働することで、新しいクリエイションが可能になる」

一般ライブラリーメンバー



日時

2019年12月17日 (火)  19:00-20:30

※受付開始は18:30頃を予定しております。

終了しています

内容

六本木アートカレッジ2019、セミナー第2回は、人工知能(AI)を人間と協働するパートナーと位置付け、音楽制作・表現活動を行っている徳井直生氏(Qosmo代表/慶應義塾大学政策・メディア研究科准教授)をゲストにお迎えします。

徳井氏はAIと協働してDJをする「AI DJプロジェクト」を通じて、人間のDJだけでは成しえない選曲を披露するなど、AIとの協働から生まれる「新しい表現」を広告やさまざまなクリエイティブに落とし込む活動をされています。

画像診断など、人間がこれまでやっていたことをAIがするようになることで、人間はよりクリエイティブなことに注力できる、という「役に立つ」ツールとして捉えられがちなAIですが、徳井氏は「役に立つツール」以上のものをAIに見出そうとしています。AIをクリエイティブ・パートナーとして位置付けることにより、「今まで世の中に存在しないものを作る」ことを目指しているのです。

AIはゴッホの絵画のデータを学習させれば、ゴッホみたいな絵を描くことができるといいます。 しかし、 徳井氏が取り組んでいるのは、既に世の中にあるもののデータを学習させて「それらしい」ものを作るのではなく、 今まで誰も思いもつかなかったクリエイションをAIと一緒につくろうとする試みです。

AIを使った創作活動をされる中で、徳井氏はどのようにして「新しい表現」を取り込んでいるのでしょうか。
モデレーターは六本木アートカレッジ2019年度シリーズディレクターの山口周氏(独立研究者/著作家)。

山口氏は、これからは「役に立つ」から脱却し、「意味」、すなわち自分だけの「ストーリー」を作っていかなければ、企業は生き残れないと説いています。

誰もがアーティスト的な考え方で世の中に意味を作っていかなければならない時代に、AIを使って「意味」を作ることの可能性について、考えます。


■六本木アートカレッジとは

社会、経済、政治と密接な関係にあるアートの可能性が無限に広がり始める今、アートに触れ、アート的視点を持つことにより自分の軸を創り、自分らしく生きる個人を育む、それが「六本木アートカレッジ」の目的です。
六本木アートカレッジが考えるアートの領域とは、ファインアートに限らず、デザイン、ファッション、音楽・・・など、生活をより豊かにする情報発信をしています。

六本木アートカレッジ2019テーマ
「役に立つ」から「意味がある」へ
これまで日本企業は「役に立つ」を懸命に追求し、商品に機能を追加してきました。しかし、これからの時代は「役に立つ」だけでは生き残れません。では何が新たに求められるのか?それが「意味」という価値です。
六本木アートカレッジ2019は、いま「意味」について考えることで、自分のビジネスも人生も問い直します。


 
【お申込みに関するご案内】
■ライブラリーメンバー■
六本木ヒルズライブラリー、アークヒルズライブラリーのメンバーの方は、メンバー割引価格がございます。メンバーアプリにて「プロモーションコード」をご確認いただき、お申込み画面で該当コードをご入力ください。また、セミナー当日の受付時に会員証のご提示をお願いいたします。

講師紹介

ゲストスピーカー
徳井直生 (とくい・なお)
株式会社 Qosmo 代表取締役 / 慶應義塾大学 政策・メディア研究科 准教授 / Dentsu Craft Tokyo, Head of Technology

2009年にQosmoを設立。Computational Creativity and Beyondをモットーに、AIと人の共生による創造性の拡張の可能性を模索。AIを用いたインスタレーション作品群で知られる。また、AI DJプロジェクトと題し、AIのDJと自分が一曲ずつかけ合うスタイルでのDJパフォーマンスを国内外で行う。2019年5月にはGoogle I/O 2019に招待され、Google CEOのキーノートスピーチをAI DJによって盛り上げた。
2019年4月からは慶應義塾大学SFCでComputational Creativity Labを主宰。研究・教育面からも実践を深めている。
東京大学 工学系研究科 電子工学専攻 博士課程修了。工学博士。

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モデレーター
山口周 (やまぐち・しゅう)
独立研究者/著作家/パブリックスピーカー

1970年東京都生まれ。独立研究者、著作家、パブリックスピーカー。電通、BCGなどで戦略策定、文化政策、組織開発等に従事。著書に『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』『武器になる哲学』など。慶應義塾大学文学部哲学科、同大学院文学研究科修士課程修了。

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募集要項

日時 2019年12月17日 (火)  19:00-20:30

※受付開始は18:30頃を予定しております。

受講料 3,500円(税別)

※ライブラリーメンバー:2,500円(税別) メンバーアプリにて「プロモーションコード」をご確認いただき、お申込み画面で該当コードをご入力ください。


定員 150名(要事前申込)

主催
  • アカデミーヒルズ
協賛
  • 株式会社大林組
  • 株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン
会場 アカデミーヒルズ(東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー49階)

※お申込期日:2019年12月17日(金)15:00まで

お支払い方法

・Peatixのシステムを使用しています。
(※Peatixをはじめてご利用になる方は、最初に会員登録が必要です。)

・お支払いには、以下のクレジットカード・コンビニ・ATMがお使いいただけます。
クレジットカード:VISA、MasterCard、JCB、AMEX、PayPal
コンビニ:LAWSON、FamilyMart、サークルK、サンクス、Mini Stop、Daily Yamazaki、Seicomart
ATM:Pay-easy、ゆうちょ銀行、ジャパンネット銀行、楽天銀行、自分銀行

・領収証ご希望の方は、Peatixのお申込完了メールから領収書データにアクセスできます。
詳しくは Peatixヘルプセンターをご参照ください。

・お申込後のキャンセル及び返金は承っておりません。

【その他】
・円滑な進行のためにいただいた情報を講師の方々に提供させていただきます。


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