六本木アートカレッジ

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展覧会ができるまで ~久隅守景展の見どころ、ご紹介します~

【アートトーク】サントリー美術館 Presents

日時

2015年11月23日 (月)  15:50~16:50 (開場 15:30)
終了しています

内容

「学芸員って、展覧会を開催していないときは何をしているの?」と、疑問を持たれる方も多いかと思います。展覧会が開幕するまでには、作品選定、出品交渉、借用・輸送、展示計画の作成と展示作業、図録の編集・執筆…などなど様々な準備が必要になります。
 本講座では、サントリー美術館で10月10日から11月29日まで開催中の「逆境の絵師 久隅守景 親しきものへのまなざし」を中心に、本展の見どころと、展覧会ができるまでの舞台裏をご紹介いたします。守景は、江戸時代の巨匠・狩野探幽門下の四天王として実力を認められながらも、子供たちの不祥事が原因で師のもとを離れ、晩年は金沢などで活躍しました。本展の企画プロセスを通じて、守景作品の魅力に迫ります。



講師紹介

スピーカー
池田芙美 (いけだ・ふみ)
サントリー美術館学芸員

1983年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科修了。専門は近世絵画史。2008年より現職。「歌麿・写楽の仕掛け人 その名は蔦屋重三郎」展、「殿様も犬も旅した 広重・東海道五拾三次—保永堂版・隷書版を中心に—」展、「歌舞伎座新開場記念展 歌舞伎—江戸の芝居小屋」、「生誕250周年 谷文晁」展、「のぞいてびっくり江戸絵画」展などを担当。2013年第20回鹿島美術財団賞受賞。

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