六本木ヒルズライブラリー

Twitter API の機能を完全解剖!
山本 裕介さんの『Twitter API ポケットリファレンス』

今や多くの人々の生活に欠かせない存在となったTwitter。ライブラリーメンバー山本裕介さんの著書『Twitter API ポケットリファレンス』 は、“Twitter API”の全機能がわかるレファレンス本です。
本書は、Webエンジニアの方はもちろん、Twitterを利用したマーケティング企画を行う方にもオススメの1冊です。「Twitter API を使うとこんなことができるのか!」と、新たなマーケティング戦略のヒントになるかも!

※震災時の3月11日、山本さんは本書を六本木ライブラリーで執筆されていたとのこと、前回ご紹介した安部義彦さんも同日同じように最終校訂をされていたとご紹介したばかり、執筆場所として六本木ライブラリーを活用いただいていること、大変嬉しい限りです。
メンバーの皆さま、本を出版されましたら、ライブラリー事務局へご一報くださいね。




2006年7月にサービスインしたTwitterの成長はどまることを知らず、日夜ニュースを賑わしています。3月11日の震災時、私はまさにアカデミーヒルズの40階で本書を執筆していました。首都圏を含む広範囲に渡って電話もメールも通じない中、Twitterで家族と安否確認を素早く行うことが出来たのが大変印象的に残っています。

日進月歩で技術革新が起こり、陳腐化の早いWebの世界でここまで支持され続けるサービスというのは極めてまれな存在です。この成長を支えてきたのはTwitterというサービスそのもに魅力があるからだけではなく、公開されたプラットフォームとしてAPIが用意されており、様々なアプリケーションやサービスがその可能性を広げてきているからではないでしょうか。

本書はただのAPIリファレンスにとどまることなく実践的なアプリケーション開発ノウハウ、そして陥りやすい問題への対処法までカバーしました。さらにストリーミングAPIや@Anywhere、Web Intentsといった最新のAPI群についてもサンプルコードを交えてわかりやすく解説しています。

今や社会的インフラにまで成長したTwitterを活用する魅力的なアプリケーション開発に、本書が役立てば幸いです。


山本 裕介さん
外資系ソフトウェアベンダを渡り歩き培ったJava/Web関連技術を軸に、現在ソーシャルメディア関連ビジネスの展開や講演活動に従事。
オープンソースソフトウェア開発にも力を入れており、トラブルシューティングツールである「侍」や「Twitter4J」のプロジェクトリードをしている。
趣味はアーチェリー、インラインスケートなどマイナースポーツばかり。
Twitter: @yusukey

山本 裕介さんの著書

Twitter API ポケットリファレンス

山本裕介
技術評論社