六本木ヒルズライブラリー

~オーナー経営者のハッピーリタイヤメントとは~
小林磨寿美さんの『同族会社の売却と清算がわかる本』(かんき出版)



会社の寿命は30年とも10年とも言われます。
この本では、中小同族会社の最終的な将来に対し、事業承継以外で道筋を付けるための、様々な方法をとりあげました。

事業承継が適わないことの原因が、承継者側にあれば、全くの第三者に事業を引き継いでもらうことも考えられます。会社自身の要因であれば、会社を終了させることも考えましょう。取引先や従業員との関係を穏やかに解消し、静かに会社を終わらせることができたならば、それもささやかなハッピーリタイヤメントといえましょう。

この本が日本経済の基礎を支える中小同族会社のオーナー経営者の皆様の、悩み解消の一助となることができれば幸甚に思います。

小林磨寿美さん(税理士)

福岡県出身。横浜国立大学経営学部卒業、1996年7月税理士登録、2001年6月小林磨寿美税理士事務所を開業。東京地方税理士会、日本税法学会、全国女性税理士連盟所属。大学卒業後はSEとして活躍。結婚、出産を機に税理士に転身。税理士事務所開設後はIT化を積極的に推進する一方、法人税務と相続・事業承継対策を2つの柱として、中小企業をサポート。一般社団法人日本経営管理協会(JIMA)認定M&Aスペシャリスト。著書「法人税の実務解釈基準」税務経理協会 共著 2009年、「平成21年度税制改正の要点解説」共著 清文社 2009年等、他雑誌掲載多数。

“大人の文化祭'09”メンバー著書のコーナーでは、著者の方を囲んで楽しい交流が行われました。
ご自身の著書を手に撮影。小林磨寿美さん(一番右の方)。



関連書籍

決定版 同族会社の売却と清算がわかる本—会社を売りたい人も終わらせたい人も

小林磨寿美
かんき出版