千 宗屋(せん・そうおく)
武者小路千家15代家元後嗣
プロフィール

1975年京都生まれ。武者小路千家15代家元後嗣。明治学院大学非常勤講師(日本美術史)、慶應義塾大学総合政策学部特任准教授。2014年より京都国際観光大使に就任。2001年、慶應義塾大学大学院修士課程修了。2003年、後嗣号「宗屋」を襲名。同年大徳寺にて得度、「隨縁斎」の斎号を受ける。2008年~2009年、文化庁文化交流使としてNYを拠点に活動。2008年より慈照寺(銀閣)の国際文化交流事業に参加。領域を限定しない学際的な交流の中で、茶の湯の文化の考察と実践の深化を試み、国内外を問わず活動。2013年1月、京都府文化賞奨励賞受賞。
著書に『茶 利休と今をつなぐ』(新潮社)、『もしも利休があなたを招いたら 茶の湯に学ぶ“逆説”のもてなし』(角川書店)、『茶味空間。茶で読み解くニッポン』(マガジンハウス)、『茶の湯入門』(監修/小学館)など。
関連講座
2014年11月
「茶の湯のいま」
~リーダーを魅了する茶の湯の心~
講座開催日:2014年11月27日 (木)
千宗屋(武者小路千家15代家元後嗣)今回のランチョンセミナーでは千宗屋氏をお迎えし、現代にも生きる茶の湯の心や本質についてお話しいただきます。千宗屋氏は文化庁文化交流使として1年間ニューヨークを拠点に欧米各国で活動する他、現代アートの芸術家や建築家など他分野とのコラボレーションを通して茶の湯の文化を国内外に伝えておられます。

2011年08月

講座開催日:2011年08月19日 (金)
大量生産品を台座にのせることで、芸術に付随する高尚さや唯一性の概念や価値をくつがえしたデュシャンに対し、16世紀の茶人千 利休も、舶来の茶碗に対して樂茶碗をプロデュースし、宋の青磁や古銅の花入に対しては茶室に竹の花入を持ち込むなど、茶の湯の世界で全く新しい価値を創出した人物です。本対談では、自らデュシャンピアンを公言する杉本博司と武者小路千家若宗匠の千 宗屋が、レディメイドのコンセプトを千 利休とデュシャンの思想に見ながら、その興味深い共通項を探ります。

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