塚本由晴(つかもと・よしはる)
建築家
プロフィール

1965年神奈川県生まれ。1987年東京工業大学工学部建築学科卒業。1987~88年パリ建築大学ベルビル校(U.P.8)。1992年貝島桃代とアトリエ・ワン設立。1994年東京工業大学大学院博士課程修了 Harvard GSD客員教員。UCLA客員准教授を歴任。主な建築作品に《ハウス&アトリエ・ワン》(2006年)、《みやしたこうえん》(2011年)、《BMW Guggenheim Lab》(2011年)、《Rue Ribiere》(2011年)などがある。主な展覧会に「いきいきとした空間の実践」(ギャラリー間、2007年)、「Tokyo Metabolizing」(ヴェニス・ビエンナーレ日本館、2010年)。主な著書に『ペット・アーキテクチャー・ガイドブック』(2001年、ワールド・フォト・プレス)、『メイド・イン・トーキョー』(2001年、鹿島出版会)、『アトリエ・ワン・フロム・ポスト・バブル・シティ』(2006年、INAX出版)、『図解アトリエ・ワン』 (2007年、TOTO出版)、『空間の響き/響きの空間』(2009年、INAX出版)、『Behaviorology』 (2010年、Rizzoli)などがある。現在、東京工業大学大学院准教授。
関連講座
2011年10月

講座開催日:2011年10月14日 (金)
高度経済成長期のメタボリズムから半世紀。塚本由晴はヴォイド・メタボリズムを提唱し、平田晃久は「生命のような建築」を目指し、吉村靖孝はコンテナのプロジェクトを掲げます。社会のシステムが変化したことを踏まえ、DNAを継承した今日の建築が、いかに社会と新たな関係を構築しうるかを議論します。

2007年07月
講座開催日:2007年07月31日 (火)
都市計画に求められるものはこの50年間で本質的な変化を遂げた。かつては公共性の強い領域だったのに対し、今日では民間のマーケティング事業的な様相を徐々に強めている。公共主体の独占領域であった社会事業としての都市計画は、民間母体がより市場に結びついた都市ビジョンを展開する場へと移行しつつある。 この傾....

講座開催日:2007年07月26日 (木)
「建築やランドスケープ、また都市計画の、それぞれに興味があるのではなく、その相互関係性を維持しているものに興味があるのです。」 と語るドミニク・ペロー氏は、都市と建築との関係性について、独特の世界観を持ち、それを建築や都市計画に反映させた作品を、次々に発表しています。古くは18世紀の修道院と都市と....

著作書籍
現代住宅研究
塚本由晴INAX出版
注目の記事
-
05月25日 (水) 更新 05月25日 (水) 更新
ライブラリーの本が素敵な本当の理由は?
六本木ヒルズ49階に集まり、スピーカーを囲んでメンバー同士で会話を楽しむ“Library Lounge Talk”。第2回のスピーカーは、ラ....
<Library Lounge Talk> 第2回 小林麻実さん(ライブラリーアドヴァイザー)
-
05月20日 (金) 更新 05月20日 (金) 更新
CATALYST BOOKS vol.4
イベント「カタリスト・トーク」の登壇者が紹介する「理解を深める1冊」。今回、近藤弥生子さんが紹介するのは『他者の靴を履く ~アナーキックエン....
-
04月19日 (火) 更新
「アカデミーヒルズ バーチャル背景」公開中!
「書棚」「景色」「イラスト」など、アカデミーヒルズの画像を公開中!今月のバーチャル背景は、六本木ヒルズライブラリー「ワークスペース」の画像を....
現在募集中のイベント
-
開催日 : 08月02日 (火) 19:00~20:30
「能」~身体性と想像力の伝統芸能~
現代のイノベーションリーダー達はなぜ「能」にはまるのでしょうか? 複雑化する社会で、個を尊重した人生を手に入れるそのキーワードを「能」の世界....
イノベーションリーダーはなぜ「能」にはまるのか?
-
開催日 : 07月13日 (水) 19:30~21:30
森美術館鑑賞+アフタートーク
現代アートから考える、現代の「ウェルビーイング」とは?キュレーターの解説付きで美術鑑賞し、アフタートークを実施します。
「地球がまわる音を聴く:パンデミック以降のウェルビーイング」
-
開催日 : 07月27日 (水) 19:00~20:30
<未来を拡張するゲームチェンジャー U-35>Vol.1
『ゲームの王国』で日本SF大賞・山本周五郎賞、『嘘と正典』で直木賞候補となったSF作家・小川哲さんと、自身も作家として活躍する女優・中江有里....
SFで世界を解き放つ〜現代に接続する未来のプラグ〜