セミナー・イベント

CSR基礎講座
企業価値を高めるCSRを実践するために

日時

2007年01月24日 (水)  19:00~21:30
終了しています

内容

「適切なガバナンスと情報開示」、「消費者への誠実な対応」、「地球環境への配慮と地域への貢献」等、社会から企業への要請はかつてないほど強まり、 CSRはいまやビジネスの重要なキーワードとなっています。しかし、このCSRの概念を理解し、企業内で実践することは決して容易ではありません。継続性がない、効果がよく分からない、社員に浸透しない、大企業でないのでできないなど実施に当たっては多様な問題に直面します。真に効果的なCSRを実践するためには、これらの問題を解決するための知識を身につける必要があります。

本講座では、CSRを効果的に実践するために必要な基礎知識を日米の効果的なCSR事例を引きながら学ぶことができます。また、世界的なCSR事情にも詳しい講師から企業の戦略とCSR、国際的なCSR枠組みなどのCSRの進化についてもお話いたします。

カリキュラム

内容(予定):
■日本およびグローバルなCSRの流れ
・CSRとは-世界のリーダー達が学ぶCSR

■守りから攻めのCSR戦略
・戦略的CSRとは
・本業に貢献するCSRプログラム(ダノンとグラミーン銀行)

■ステークホルダーが求める情報公開とCSR
・フリーライダーとイノベーター
・ボランタリーフレームワーク(国連グローバルコンパクト、GRI、ISO、SRI)
・CSRレポーティングの標準ガイドライン:GRI-G3(第3世代ガイドライン)のポイント

■代表的なCSR事例
・効果的CSRプログラム内容の選定
 —マウイハイアットリージェンシー:ホリデーシーズンに考える成人病(ガン)対策
 —富士フイルム:デジタル画像技術を乳ガン早期発見に活用
・メンバー選定方法(GE:アフリカ系アメリカ人従業員が熱心に取り組むアフリカ支援)
・CSRの効果測定(ROIを用いたコスト・ベネフィット分析)
・いかにして社員に浸透させるか
(AMD:CSRレポートは社内ステークホルダーとのコミュニケーションも促進)

■CSRを実践するために~何をすべきなのか?どのように決めるのか?
・CSRの5W1H(Why、What、Who、When、Where、How)

講師紹介

講師
雨宮寛 (あめみや・ひろし)
コーポレートシチズンシップ代表取締役

2006年日本においてCSR(企業の社会的責任)およびSRI(社会的責任投資)の普及・啓蒙を目的としたコンサルティング・教育研修を行うコーポレートシチズンシップを設立。グローバリゼーションの功罪を描いた「あなたのTシャツはどこからきたのか?」(原題”The Travels of A T-Shirts in the Global Economy”(ジョージタウン大学ピエトラ・リボリ教授著)を翻訳(東洋経済新報社)。2004年夏までモルガン・スタンレー・アセットマネジメント株式会社商品開発部長、それ以前は、クレディスイス・アセットマネジメント株式会社バイス・プレジデントとして商品管理・クライアントサービスグループを担当。CFA協会認定証券アナリスト。
その他、ハーバード大学マルコム・ウィナー・センター研究員(日本のコーポレートガバナンスについて研究・調査)、ボストンカレッジ経営大学院企業市民センター研究員、ハーバード大学ケネディー行政大学院CSRイニシアティブメンバー。ハーバード大学ケネディー行政大学院行政学修士課程(MPA)修了。コロンビア大学経営大学院経営学修士課程(MBA)修了。仏HECに短期留学。慶応義塾大学経済学部卒。身体障害者支援団体などのボランティア活動に従事。

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募集要項

日時 2007年01月24日 (水)  19:00~21:30
受講料 10,000円
定員 50名

※定員になり次第締め切らせていただきます

主催
  • アカデミーヒルズ
会場 アカデミーヒルズ49(東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー49階)

※都合により40階に変更する場合、受講生には直接ご案内いたします。


石倉洋子のグローバル・ゼミ
六本木アートカレッジ
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六本木アートカレッジ
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