セミナー・イベント

World Report 第9回 アメリカ発 by 渡邊裕子
「米大学卒業式の注目スピーチから得られる学び」

一般

日時

2024年08月28日 (水)  19:00~20:30

オンライン開催

終了しています

内容

いま世界の現場で何が起きているのかを、海外在住の日本人ジャーナリスト、起業家、活動家の視点を通して解説し、そこから見えてくることを参加者の皆さんと考えるオンラインセミナーシリーズとして開催している World Report。

今回のWorld Report シリーズ第9回は、25年間以上ニューヨークを拠点に地政学リスク分析の分野で活躍し、フリーランスのライターとして米国社会の現状や海外から見た日本社会を鋭く分析する記事の執筆を行う渡邊裕子さんをお迎えし、アメリカの大学の卒業式で行われる話題のスピーチを読み解きます。

アメリカでは大学の卒業式の多くは5月か6月に行われます。一国の大統領や首相を含む政治家、経営者、文化人、芸能人、スポーツ選手など、さまざまなジャンルの著名人が「コメンスメント・スピーカー」として祝辞を述べるのが恒例です。毎年卒業式シーズンが近くなると、誰がどこの大学で祝辞を述べるのかがニュースになるくらい注目されています。

スティーブ・ジョブズのスタンフォード大学での祝辞のように、内容の詳細まで全世界で多くの人に知られ、のちのちまで語り継がれる伝説のスピーチとなっている例も少なくありません。

時事問題、教育への想い、自身の若い頃の経験をもとに学生たちへの人生のアドバイス・・・今年の卒業式では、どのようなスピーチが行われたのでしょうか。

南部ジョージア州アトランタのモアハウス大学の卒業式でのジョー・バイデン大統領によるスピーチを始め、今年の各大学の卒業式で注目されたスピーチをピックアップし、アメリカや世界でそのスピーチがどのように受け止められたか、その内容が持つ意義、社会的背景との関連を解説していただきます。

今年は、イスラエルによるパレスチナ自治区ガザ地区への攻撃に反対を表明するため、全米各地の大学で学生による抗議デモが起きていたことから例年とは違う卒業シーズンでした。逮捕者数の増加により開催すら危ぶまれるほど緊迫している中での卒業式では、スピーチの話者に背を向ける学生もいたと言われます。

日本ではあまり話題にならない大学の卒業式でのスピーチが、アメリカではなぜ著名人が招かれ、これほどまでにその内容が重要視されるのか。そうした日本との対比についても考えるきっかけになりそうです。


※お申込者限定で「見逃し配信」を行う予定です。開催1週間後より「1週間」配信いたします。詳細は、お申込者に直接ご連絡いたします。

 
<4人の海外在住の日本人ジャーナリスト、起業家、活動家の視点を通して解説>
▼「World Report シリーズ」スケジュールはこちらから▼

講師紹介

スピーカー
渡邊裕子 (わたなべ・ゆうこ)
HSW JAPAN 共同経営者
Greenmantle シニア・アドバイザー
サイボウズ株式会社 社外取締役
フリーランス・ライター&コンサルタント

1993年、早稲田大学法学部卒業後に渡米、1996年より在ニューヨーク、20年以上にわたり、アメリカをベースに、日米両国をつなぐ様々な分野で経験を積む。ハーバード大学ケネディ・スクール大学院にて行政学修士号(2006年)、マサチューセッツ州立大学アムハースト校政治学修士号(1995年)取得。

2006年、国際政治学者イアン・ブレマー率いるコンサルティング会社 ユーラシア・グループ のニューヨーク本社に、日本人スタッフ第一号として入社。日本営業チームの初代ディレクターとして、日本市場における新規開拓と顧客維持、マーケティング、メディア・広報、出版事業などの総責任者を勤める。日本を代表する幅広い業界(金融、総合商社、エネルギー会社、重工業、製造業、政府機関など)の企業経営者、政府機関、メディアとの関係構築に加え、日本における地政学的リスクへの認知向上、強いブランディング、安定した顧客基盤の構築と拡大に注力。約12年で日本企業顧客数を約50社にまで伸ばし、これらの顧客関係をマネージした。
2017年7月にユーラシア・グループを退社、11月まで同社アドバイザーを務め、2018年は1年間のサバティカル(自主休業)。

2019年、中東政治リスク分析のコンサルティング会社 HSW Japan を元同僚たちとニューヨークに設立。今日の世界で最も政治的不確実性が高く、透明性が低く、言語的にも文化的にも理解が難しく、情報が限られており、かつ日本にとって重要な地域の一つである中東地域について、企業の意思決定に役立つ実務的アドバイスを提供すべく活動している。
同じく2019年から、歴史学者(金融史・経済史)ニーアル・ファーガソン率いるマクロ政治経済コンサルティング会社 Greenmantle の日本戦略アドバイザーを務めているほか、2020年1月~2021年6月までPwCのコンサルティング部門で、コンサルタントとして、在ニューヨーク日系企業エグゼクティブとのリエゾン役も務めた。2022年4月からは、サイボウズ株式会社の初代社外取締役を務めている。
1996年ー2004年の8年間は、日米相互理解促進を目的とするニューヨークの 非営利文化教育団体ジャパン・ソサエティー に勤務。各種シンポジウム、文化講演会、知的交流プログラムの企1 of 17 画立案、資金調達などに携わり、政財界、学界、メディア、芸術、文学、建築、食文化、ファッション、アニメなど幅広い分野の第一人者たちとの仕事を手がける。

政治、国際問題、社会、スポーツ、ジェンダー、文化など、日米を取り巻く多様な問題への見識を備えたフリーライターとして、日経x Woman、ビジネス・インサイダー日本版の連載はじめ、月刊・中央公論、新潮社「フォーサイト」、PHP出版「月刊VOICE」など、さまざまなメディアに寄稿するほか、ポッドキャスト、ラジオ、津田大介氏の POLITAS TV、講演やパネルへの登壇、留学やキャリアに関するインタビューなども多数。ロンドンに本部を置く世界最大のワイン教育機関 WSET(Wine & Spirit Education Trust)の検定試験 WSET Level 2と Level 3に合格(それぞれ2018年、2020年)、現在は、世界で約1万人しか資格取得者がいないといわれる Level 4(ディプロマ)の勉強中。
  Linkedin
  Twitter
  ビジネス・インサイダー 日本版連載
  日経 x woman 連載
  新潮社 Foresight 記事一覧

すべて読む 閉じる

募集要項

日時 2024年08月28日 (水)  19:00~20:30

オンライン開催

受講料 一般 1,100円(税込)


【森ビルのオフィスで働くオフィスワーカー】
WORKERS BOARDにて、「プロモーションコード」をご確認いただき、お申込ください。


受講対象者 一般

定員 100名

注意事項

■視聴URLのご案内
・開催24時間前にイベントレジストから送付される「リマインドメール」にてご案内いたします。
 また、開催当日はイベントレジストの「マイチケット」ページからもご確認いただけます。

■本イベントはZoomウェビナーを使用いたします。
・PCやタブレットなどの端末と、インターネット環境が必要です。
・下記に接続し、事前に視聴環境の確認をお勧めしております。
 これまでZoomにアクセスしたことのない方は、事前に以下Zoomの接続サイトをご活用ください。
 zoom.us/test

■見逃し配信について
お申込者限定で「見逃し配信」を行う予定です。開催1週間後より「1週間」配信します。
詳細は、お申込者に直接ご連絡いたします。

■その他
・円滑な進行のためにいただいた情報を講師の方々に提供させていただきます
・お申込のキャンセルは、8月23日(金)18時までに、info@academyhills.com へご連絡ください。
キャンセル手続き完了時に、「【イベント名】重要: チケットキャンセルメール」という件名のメールを送信いたします。イベントレジストのマイチケット画面でもキャンセル状況をご確認いただけます。
※上記期限以降の返金は承っておりません。
※キャンセル手続き完了まで、2営業日程度お時間を頂く場合がございます。あらかじめご了承ください。

主催
  • アカデミーヒルズ
協力

※お申込期日:8月28日(水)19:00