セミナー・イベント

エントランスショーケース関連イベント
書物とは何か?
~西洋中世写本から考える書物の未来~

ライブラリーメンバー一般

日時

2023年10月10日 (火)  18:30~20:00

リアル開催

終了しています

内容

「人類の書物の歴史は、手書きから印刷、そしてデジタルへと変遷してきました。私たちが慣れ親しんでいる書物のかたちー綴じられた紙葉に表裏表紙をつけて製本した縦長の長方形ーは、西洋の中世において完成しました。西洋の書物文化には、15世紀半ばのヨハン・グーテンベルクが活版印刷術を発明する以前に、約1千年にわたる長い手書き写本の歴史があります。

活版印刷本は、15世紀に発展した版画技術との協働によって写本にはない長所と独自の美を作り出しましたが、手書き写本を凌駕するまでには約1世紀の時間がかかっています」(「もっとも書物らしい書物-西欧中世写本の魅力に触れる書籍案内-」から引用)。

電子本と印刷本が共存している現在の状況は、手書き写本と活版印刷本が共存した時代と似ているのではないでしょうか。
そのため、手書き写本から活版印刷本へと変遷する過程(約1世紀)において、人間と書物の関係にどのような変化が生じたかを確認することで、これからの書物と人間の関わりについて考えるヒントが得られると考えます。

アカデミーヒルズのエントランスショーケースで展開する「もっとも書物らしい書物-西欧中世写本の魅力に触れる書籍案内-」(期間:9月23日~12月下旬予定)の企画・展示をご担当され、中世写本分野で国内外のリーダー的な研究者である松田隆美氏は、「フィジカル、デジタルを問わず、時空を越えて、文化の記憶を守り育ててゆくメディア」と、書物を表現されています。
本講演は、松田氏に書物の歴史を辿りながら書物の未来の可能性についてお話をいただきます。


講師紹介

スピーカー
松田隆美 (まつだ・たかみ)
慶應義塾大学名誉教授

1958年生。英国ヨーク大学大学院博士課程修了(Ph.D.)。中世イギリス文学、西洋書物史、表象文化史を専門とする。主著にDeath and Purgatory in Middle English Didactic Poetry (Cambridge, 1997), 『ヴィジュアル・リーディング—西洋中世におけるテクストとパラテクスト』(ありな書房、2010),『煉獄と地獄-ヨーロッパ中世文学と一般信徒の死生観』(ぷねうま舎、2017),『チョーサー『カンタベリー物語』-ジャンルをめぐる冒険』(慶應義塾大学出版会、2019),『究極の質感-西洋中世写本の輝き』(第31回慶應義塾図書館貴重書展示会図録、2019)、(編著)『本景-書物文化がつくりだす連想の風景』(慶應義塾ミュージアム・コモンズ、2023)などがある。  (プロフィール写真:撮影 鈴木都美子)

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講座趣旨

■エントランスショーケース関連イベント
書籍展「もっとも書物らしい書物—西洋中世写本の魅力に触れる書籍案内」
会 場:アカデミーヒルズ エントランスショーケース
期 間:9月23日~12月下旬(予定)


募集要項

日時 2023年10月10日 (火)  18:30~20:00

リアル開催

受講料 一般 3,300円(税込)

※アカデミーヒルズライブラリーメンバー:無料
プロモーションコードを入れてお申込ください。

◆プロモーションコード確認方法
【アカデミーヒルズ ライブラリーメンバー】
「プロモーションコード」を、以下①または②の方法にてご確認いただき、お申込ください。
※セミナー開催時にライブラリーメンバーの方が対象です。
「マイページ」➾「セミナー・イベント」
②「ヒルズアプリ」➾「ahマーク」➾メンバーズ・スクエアの「セミナー・イベント」


受講対象者 一般、ライブラリーメンバー

定員 75名

注意事項

■お申込みキャンセルについて
お申込のキャンセルは、10月4日(水)18時までに、library@academyhills.com へご連絡ください。
キャンセル手続き完了時に、「【イベント名】重要: チケットキャンセルメール」という件名のメールを送信いたします。イベントレジストのマイチケット画面でもキャンセル状況をご確認いただけます。
※上記期限以降の返金は承っておりません。
※キャンセル手続き完了まで、2営業日程度お時間を頂く場合がございます。あらかじめご了承ください。

■円滑な進行のため、いただいた情報をスピーカーの方に提供させていただきます。

主催
  • アカデミーヒルズ
会場 アカデミーヒルズ(六本木ヒルズ森タワー49階)

※お申込期日:10月10日(火)正午