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ピープル

松田隆美(まつだ・たかみ)

慶應義塾大学名誉教授

プロフィール

松田隆美

1958年生。英国ヨーク大学大学院博士課程修了(Ph.D.)。中世イギリス文学、西洋書物史、表象文化史を専門とする。主著にDeath and Purgatory in Middle English Didactic Poetry (Cambridge, 1997), 『ヴィジュアル・リーディング—西洋中世におけるテクストとパラテクスト』(ありな書房、2010),『煉獄と地獄-ヨーロッパ中世文学と一般信徒の死生観』(ぷねうま舎、2017),『チョーサー『カンタベリー物語』-ジャンルをめぐる冒険』(慶應義塾大学出版会、2019),『究極の質感-西洋中世写本の輝き』(第31回慶應義塾図書館貴重書展示会図録、2019)、(編著)『本景-書物文化がつくりだす連想の風景』(慶應義塾ミュージアム・コモンズ、2023)などがある。  (プロフィール写真:撮影 鈴木都美子)


関連講座

2023年10月

書物とは何か?
~西洋中世写本から考える書物の未来~
講座開催日:2023年10月10日 (火)

人類の書物の歴史は、手書きから印刷、そしてデジタルへと変遷してきました。電子本と印刷本が共存している状況は、手書き写本と活版印刷本が共存した時代と似ているのではないでしょうか。その変遷において、人間と書物の関係に生じた変化や、これからの書物と人間の関わりについて、中世写本分野で国内外のリーダー的な研究者である松田隆美氏に伺います。【リアル開催】


指定なし ライブラリーメンバー

著作書籍

ヴィジュアル・リーディング : 西洋中世におけるテクストとパラテクスト

松田隆美

ありな書房


Codices Keionenses Essays on Western Manuscripts and Early Printed Books in Keio University Library

松田隆美

慶應義塾大学出版会


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