メタバースで人類はいかに進化するのか?第2弾
〜霊⻑類の社会進化から未来のアバター社会を考える〜
日時
オンライン開催(Zoomウェビナー)

内容
「メタバースでの人間のコミュニケーションは、よりプリミティブ(原始的)になっていく」
人間のコミュニケーションや信頼関係の構築はメタバースでどうなっていくのか?という問いについて、国際社会経済研究所理事長の藤沢久美さんの進⾏の下、霊長類学者の本郷峻さんとの対話から出てきたのが、ねむさんのこの言葉です。テクノロジーによって何でもできるのでは?と思われがちなメタバース空間ですが、実際は、よりプリミティブに「人間」というものを深く見つめる場所だというのです。
これまで人類は、家族や地域のコミュニティの垣根を超えて全く知らない人とも交流・協働することで生活圏を広げ、繁栄してきました。本郷さんによると、ヒト以外の霊⻑類は群れの外の相手と日常的に接触して交流することはありません。でも、ヒトは自分の家族や地域のコミュニティの外にいる全く知らない相手とも、簡単に打ち解けて仲良くなることができるという特性があります。
ヒトが全く知らない相手を「信頼できるか判断する」手がかりにしてきたのが「年齢」「性別」「⾒た目」「肩書」などです。それらは一方で、人と人の間にバイアスという壁を作ってきました。しかし、メタバースの世界ではそれらの手がかりが全く存在しません。だからこそ、テクノロジーから離れて、より人間としての相手を⾒る「プリミティブ」な魂レベルのコミュニケーションになっていくのかもしれません。
今回、第2弾では霊⻑類や類人猿の社会から人間社会を⾒つめ直し、そこからメタバースと未来の人間社会を考えます。まず、霊⻑類や類人猿の社会がどのように進化してきたのか、本郷さんに解説いただいた上で、ねむさんとともにメタバースによって未来の人間社会はどうなるのかを考えていくセッションとなります。モデレーターは、前回と同様に藤沢さんが務めます。
霊⻑類学の基礎的な研究に焦点を当て、そこからメタバースにおける未来の人間社会を考えるのにどう活かせるのか︖ 皆さんも一緒に考えませんか︖
2月1日に開催されたセミナー第1弾の様子を一部公開
※お申込者限定で「見逃し配信」を行う予定です。詳細はお申込者に直接ご連絡いたします。
※ライブラリーメンバー向けに「アーカイブ動画」の配信を行います。
講師紹介



募集要項
日時 |
2023年04月26日
(水)
20:00~21:30 オンライン開催(Zoomウェビナー) |
---|---|
受講料 |
一般 1,100円(税込) ※アカデミーヒルズライブラリーメンバー・森ビルのオフィスで働くワーカー:無料 |
受講対象者 | 一般、ライブラリーメンバー、森ビルのオフィスで働くワーカー |
定員 | 400名 |
注意事項 |
■視聴URLのご案内 |
主催 |
|
※お申込期日:4月26日(水)20:00まで
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