セミナー・イベント

六本木天文クラブ 夏休みセミナー付観望会
銀河のむかしと今
~すばる望遠鏡により紐解かれる宇宙の歴史~

教養

日時

2009年08月29日 (土)  17:00~18:30
終了しています

内容

◆大量の銀河が集まっている銀河団は、宇宙の歴史を読み解くヒント◆
◆すばる望遠鏡の広視野撮像カメラSuprime-Cam◆
 遠くを見ることは、過去を見ること。はるか遠くの天体からやってくる光は、長い時間をかけて宇宙空間を旅し、私たちの元に届きます。私たちが遠くの宇宙を調べることは、宇宙の歴史を調べることでもあるのです。

 本セミナーでは、137億年前に宇宙ができてから現在に至るまで、星々の集まりである銀河がどのように生まれ、進化してきたのかについて紹介します。今まさにたくさんの星を生み出している銀河、衝突・合体しようとしている銀河、もう星を作ることをやめてしまった銀河、群れて存在している銀河、ポツンと孤立している銀河など、宇宙にはさまざまな種類の銀河が存在します。そのような銀河たちが、宇宙の中でどんな歴史をたどってきたのか、紹介したいと思います。

 このような宇宙の歴史を解明するには、宇宙を見通す巨大な眼が必要です。ハワイ島マウナケア山頂にある日本の巨大望遠鏡「すばる」は、この研究分野で非常に大きな成果を残してきました。このすばる望遠鏡についても紹介するとともに、現在私たちが開発を進めている世界最大の広視野撮像カメラについても紹介します。

また、同日開催のスカイデッキ観望会では専門家のレクチャーとともに少しふっくらした上弦の月と木星を望遠鏡で観察します。是非、あわせてご参加ください。

その他補足


本セミナーの参加者には、東京シティビュー及びスカイデッキの入場料が含まれております。当日、セミナー終了後の19:00~東京シティビュー スカイデッキにて開催される「六本木天文クラブ スカイデッキ観望会」にも是非ご参加ください。(※8月8日(土)は東京湾花火大会開催のため、観望会は開催いたしません)



★☆当日開催のスカイデッキ観望会詳細は、こちら☆★

※東京シティビュー スカイデッキの入場チケットを講座受付時にお渡しいたします。雨天、または強風、その他の都合により観望会が中止になる際、またご都合が悪く当日観望会にご参加いただけない場合には、後日ご利用いただくことが可能です。(有効期限:講座開催日から3ヶ月間)

講師紹介

スピーカー
諸隈智貴 (もろくま・ともき)
日本学術振興会 特別研究員
国立天文台 光赤外研究部

1979年(昭和54年)東京都豊島区生まれ。2002年(平成14年)東京大学理学部天文学科卒業、2007年(平成19年)東京大学大学院博士課程修了(理学博士)、現在に至る。
専門分野は、遠方活動銀河核の研究と可視光撮像装置開発。あらゆる銀河の中心に存在すると考えられている超巨大ブラックホールの成長と、銀河の成長との関連を調べる研究を行っている。また、現在、ハワイ島マウナケア山頂のすばる望遠鏡に新しく搭載する超広視野カメラHyper Suprime-Camの製作も行っている。

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講座趣旨


六本木ヒルズに、世界天文年2009(※)に合わせ、6/21(日)夏至に『六本木天文クラブ』が発足します。星が見えないと思われがちな都心で宇宙を感じられるという意外性だけでなく、会社帰りに立ち寄ったり、ご家族で外出の合間に参加したりと、天文を身近に感じていただくことができます。

海抜270mに位置し、空を広く見渡し、また近くに感じることができる東京シティビュー「スカイデッキ」(森タワー屋上)では、専門家の解説を聞きながら実際に星を見上げる観望会を、「知」の拠点として様々なレクチャーやセミナーを行う「アカデミーヒルズ」では、天文講座やワークショップを開催します。大人から子どもまで楽しみながら学べる内容で、文化都心 六本木ヒルズならではの天文クラブとなります。

※「世界天文年2009」とは?
2009年はイタリアの科学者ガリレオ・ガリレイが初めて望遠鏡を夜空に向け、宇宙への扉を開いた1609年から、400年の節目の年です。国際連合、ユネスコ(国連教育科学文化機関)、国際天文学連合が定めています。


募集要項

日時 2009年08月29日 (土)  17:00~18:30
受講料 3,000円

※東京シティビュー スカイデッキの入場料(1,800円)を含みます。


定員 120名

※定員になり次第締め切らせていただきます

注意事項

複数名で一緒にご参加いただく場合にも、一括でお申込を頂くことはできません。お一人様ずつWEB上のお申込みフォームよりご登録いただくことにより、お席を確保させて頂いております。
恐れ入りますが、参加されるご本人にお申込いただくか、又は代理でご参加者の情報をご登録下さいますようお願い申し上げます。
尚、その際にメールアドレスがお客様IDとなりますので、同一のアドレスはご利用いただけませんので、あらかじめご了承ください。

主催
  • アカデミーヒルズ
協力
後援
会場 アカデミーヒルズ40(東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー40階)

お支払い方法



クレジットカードによるお支払いのみです。
※お申込み後のキャンセル及び返金は承っておりません。
※クレジットカードはVISA、MASTER、JCB、AMERICAN EXPRESSのみのお取扱となります。
※お支払方法は「一回払い」のみとなります。(「リボルビング払い」「分割払い」等はご利用いただけません)

【その他】
※領収書をご希望の方は、「申込画面」内の<請求書・領収書発行>欄でラジオボタンの「WEB上で発行する」をお選び下さい。

※「WEB上で発行する」をお選びいただきますと申込完了後に、領収書のダウンロード画面が表示されます。ダウンロード画面を一旦閉じると再度ダウンロード画面に戻ることが出来ませんのでご注意ください。

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世界天文年2009 私たちは宇宙のどこまでを理解したか~ガリレオが初めて望遠鏡を夜空に向けてから400年の発展~
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日時:2009年8月1日17:00~18:30
スピーカー:高梨 直紘(国立天文台 ハワイ観測所 研究員)
1609年にガリレオが、望遠鏡を夜空に向けてから400年。天文学は劇的な発展を遂げました。最先端の科学技術で、地球から137億光年先の宇宙の果てまでみなさんをご案内します。


知ってるようで知らない「太陽」という星 ~学校では教えてくれない「太陽」の不思議と最新研究~
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日時:2009/8/8(土) 17:00~18:30 
スピーカー:岡本 丈典(国立天文台 ひので科学プロジェクト)
「太陽」は地球にとってなくてはならないとても身近な恒星ですが、まだまだナゾが多い星でもあります。ここでは知っているようで知らない太陽の最新研究をご紹介します。


星が生まれるとき~1千億の星が生まれた現場とそれぞれのドラマに迫る~
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日時:2009/8/15(土) 17:00~18:30 
スピーカー:亀谷和久(宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究本部 研究員)
私たちの住む天の川銀河には約1千億あるという恒星にもそれぞれ誕生から最期までのドラマがあります。ここでは最新の観測データと理論に基づく恒星の生まれ方をご紹介します。


まだ見ぬ第2、第3の「地球」たちを求めて~広い宇宙に地球外生命体を探す系外惑星探査の最前線~
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日時:2009/8/22(土) 17:00~18:30 
スピーカー:成田 憲保(国立天文台 太陽系外惑星探査プロジェクト室)
今年3月、地球のように小さな惑星まで発見できる宇宙望遠鏡「ケプラー」が打ち上げられました。地球のような惑星が太陽系外に発見されるのか?系外探査の最新事情をご紹介します。


銀河のむかしと今~すばる望遠鏡により紐解かれる宇宙の歴史~
銀河のむかしと今~すばる望遠鏡により紐解かれる宇宙の歴史~

日時:2009/8/29(土) 17:00~18:30  スピーカー:諸隈 智貴(国立天文台 光赤外研究部) はるか遠くの星の光は、長い時間をかけて宇宙空間を旅し、私たちの元に届きます。つまり遠くを見ることは過去を見ること。観測で分かった137億年の銀河の歴史をご紹介します。



お問い合わせ先

アカデミーヒルズ スクール事務局
受付時間:10:00-18:30 (土・日・祝・年末年始を除く)                 
※お電話及びメールでの講座お申込は受け付けておりませんのでご了承ください。

電話番号 : 
03-6406-6200
サイトURL : 
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