ネイチャーセンス展:日本の自然知覚力を考える3人のインスタレーション

日時

内容



吉岡徳仁、篠田太郎、栗林隆という3名のアーティスト・デザイナーによるインスタレーションを体感する展覧会「ネイチャー・センス」では、この日本の自然観の再考をテーマにしています。展示のなかでは、雪、風、光、水、滝、大地、林といった、不定形でしばしば眼に見えない自然現象やそこから生まれた地形や景観などが抽象化され、インスタレーションに投影されています。そこでは人間は自然に包みこまれるように空間の一部になり、その空間が広大な宇宙にも繋がっているような感覚を覚えます。
このような自然観や宇宙観はしばしば体験したり、感じたりすることによって非論理的、非合理的に認識されていきますが、連続対談「ネイチャー・セッション」では、展覧会の出品作が各アーティストのどのような考え方に基づいたものなのかを、それぞれ異なるゲストとの対談によって紐解きます。また、セッションに先立ち、展覧会のキュレーターが日本の自然観と日本の現代アートとの関係性についてご紹介します。
*日英同時通訳
カリキュラム
タイムテーブル
対談1 吉岡徳仁(デザイナー・アーティスト)×新見 隆(武蔵野美術大学芸術文化学科教授)
質疑応答
休憩
対談2 篠田太郎(アーティスト)×重森三明(美術家、重森三玲庭園美術館館長)
質疑応答
対談3 栗林 隆(アーティスト)×清水 穣(批評家、同志社大学言語文化教育研究センター教授)
質疑応答
講師紹介






講座趣旨
※森美術館とは

展覧会会期中は休館日がなく、また22時まで開館(火曜日を除く)しているほか、同じチケットで展望台 東京シティビューにも入館できます。
※MAMCメンバーとは
MAMC(マムシー)メンバーとは、森美術館(Mori Art Museum)と、現代(Contemporary)美術を、よりお楽しみいただくためのメンバーシップ。展覧会の無料入館や、メンバーイベントへのご案内など、特典を多数ご用意しています。
MAMCメンバーの詳細は、森美術館ウェブサイトをご覧ください。
募集要項
日時 |
2010年08月08日
(日)
14:00~18:00 |
---|---|
受講料 |
1,000円 ※一般の方のみ受付します。 |
定員 | 150名 |
注意事項 |
複数名で一緒にご参加いただく場合にも、一括でお申込を頂くことはできません。お一人様ずつウェブ上のお申込みフォームよりご登録いただくことにより、お席を確保させて頂いております。 |
主催 |
|
会場 |
アカデミーヒルズ40(東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー49階) ※都合により49階に変更する場合、受講生には直接ご案内いたします。 |
お支払い方法
一般の方のお支払い方法はクレジットカードによるお支払いのみです。
※いかなる理由においても、お申込み後のキャンセル及び返金は承っておりません。
※クレジットカードはVISA、MASTER、JCB、AMERICAN EXPRESSのみのお取扱となります。
※お支払方法は「一回払い」のみとなります。(「リボルビング払い」「分割払い」等はご利用いただけません)
森美術館展覧会情報

国際的に活躍する吉岡徳仁、篠田太郎、栗林隆3名の新作インスタレーションを通して、現代日本人の感性や文化的記憶と自然との関係性を考えます。彼らが採用している自然をある意味で抽象化する手法は、より感覚的に自然を捉えて来た日本の文化を彷彿させ、日本人の伝統的な感性を喚起させるでしょう。関連書籍約400冊を集めた「ネイチャー・ブックラウンジ」も会場内に開設します。

MAM プロジェクトは森美術館が世界各国の才能豊かな若手アーティストを応援するプロジェクト・シリーズ。トロマラマは、インドネシアのバンドゥンを中心に活動する3人組のアーティスト・ユニット。400枚以上の木版画の版木、大量ボタンやビーズなど身近な素材とストップモーションの技術でユニークなアニメーションを制作しています。本展では新作を含むビデオ・インスタレーションを出品し、オリジナリティあふれる彼らの....
注目の記事
-
11月21日 (火) 更新
六本木アートカレッジ
2022-2023年の六本木アートカレッジ <未来を拡張するゲームチェンジャー>」では、新しい価値を生み出す5名のゲストを招き、トークイベン....
<未来を拡張するゲームチェンジャー>イベントレポート
-
10月24日 (火) 更新
動的書房 ~生物学者・福岡伸一の書棚
目利きの読み手でもある生物学者の福岡伸一が、六本木ヒルズライブラリーのために、特別に選んだ“これだけは読んでおきたい本”“ いま読むべき本”....
-
09月28日 (木) 更新
もっとも書物らしい書物—西洋中世写本の魅力に触れる書籍案内
今回は「もっとも書物らしい書物—西洋中世写本の魅力に触れる書籍案内」と題し、手書きから印刷、そしてデジタルへと変遷してきた「書物」の歴史を辿....
現在募集中のイベント
-
開催日 : 12月13日 (水) 19:30~21:00
World Report 第6回 アメリカ発 by 渡邊裕子
いま世界の現場で何が起きているのかを、海外在住の日本人ジャーナリスト、起業家、活動家の視点を通して解説し、そこから何が見えるのかを参加者の皆....
「投開票まであと1年!米国大統領選挙を読み解く」
-
開催日 : 12月06日 (水) 18:30~20:00
シリーズ「編集者の視点〜時代を共に創る〜」
本の背景にあるストーリーから仕事のエッセンスを学ぶ「編集者の視点」シリーズ。第5回ゲストは、日本の翻訳出版界のマーケットシェア60%を占める....
第5回 世界とつながる共通言語を求めて
-
開催日 : 12月08日 (金) 18:30~20:00 読書体験会 第3回 / 09月13日 (水) 18:00~19:30 トークイベント ※終了いたしました / 10月18日 (水) 18:30~20:00 読書体験会 第1回 ※終了いたしました / 11月13日 (月) 18:30~20:00 読書体験会 第2回 ※終了いたしました
『スマホ時代の哲学』読書体験会
スマホ時代の課題を哲学の視点を使って考えていく本書『スマホ時代の哲学〜失われた孤独をめぐる冒険〜』。著者の哲学者・谷川嘉浩さんと、人材・組織....