六本木ヒルズライブラリー

カーティス教授の政治シリーズ2013
第3回:「安倍外交のこれから~参院選挙後を考える~」

ジェラルド・カーティス(コロンビア大学教授) 

ライブラリーイベント

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日時

2013年06月25日 (火)  19:15~20:45
終了しています

内容

2013年の「カーティス教授の政治シリーズ」(全3回)の最終回。
テーマは「安倍外交のこれから~参院選挙後を考える~」です。
第1回(3/4)は、「政権交代で日本はどのように変わるのか」、
第2回(4/3)は、:「世界の動向と日本外交の課題」がテーマでした。

安倍政権がスタートして半年が過ぎ、「アベノミクス」で日本の経済は活気づきましたが、株価の乱調という副作用も出ています。米国、そして世界が、“今、そしてこれからの日本”に注目しています。日本は長期低迷から復活し、世界で発言力を取り戻せるのでしょうか。2013年の最終回は、参院選後の安倍政権、特に外交に焦点を当てます。

7月の参院選では、自民党の優勢が予想されていますが、その後の安倍外交はどのように動くのでしょうか。
・内閣官房参与の飯島勲氏の北朝鮮訪問
・尖閣諸島や竹島の問題
・戦後レジームからの脱却
・憲法改正(右傾化への懸念)
など、海外は日本の経済の動きとともに、外交活動にも注目しています。特にアメリカは安倍政権の外交をどのとらえているのでしょうか。

2013年最終回では、参院選後の動きについてカーティス教授にお話しをいただきます。

【ジェラルド・カーティス プロフィール】
1940年ニューヨーク生まれ。1962年ニュー・メキシコ大学卒業。1964年コロンビア大学修士課程終了。1969年同大学博士号取得、1968年からコロンビア大学で教鞭をとり、現在コロンビア大学政治学教授、早稲田大学客員教授。1973年から91年まで、コロンビア大学東アジア研究所長を12年間務める。慶応大学、政策研究大学院大学、コレージュ・ド・フランス、シンガポール大学など客員教授を歴任。中日・東京新聞の客員及びコラムニストのほか、新聞、テレビなど内外のマスコミで活躍。三極委員会委員、米外交評会委員、米日財団理事。大正正芳記念賞、中日新聞特別功労賞、国際交流基金賞、旭日重光賞を受賞。主な著書に『代議士の誕生』、『日本型政治の本質』、『日本政治をどう見るか』、『永田町政治の興亡』『政治と秋刀魚』など。

参考図書

政治と秋刀魚—日本と暮らして四五年

カーティス,ジェラルド
日経BP社

代議士の誕生

ジェラルド・カ−ティス,山岡清二
日経BP社