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イベント

若手研究者から学ぶシリーズ
若手研究者から学ぶシリーズ
第一回:太陽画像の読み解き方
(19:15~20:45)

【スピーカー】岡本 丈典(国立天文台フェロー)
【モデレーター】高梨 直紘(東京大学EMP 特任准教授)      

ライブラリーイベント

日時

2017年09月15日 (金)  19:15~20:45
終了しています

内容

今回から始まる勉強会の目的は、若手研究者との議論を通じ、それぞれの分野特有の思考のあり方や課題へのアプローチの仕方を学ぶことにあります。多様な思考のあり方を知ることは、自分自身を捉えている思考の枠組の独自性を理解することでもあります。その独自性を強みとして活かしていくことは、日々の暮らしや仕事の中での発想力を高めていく一助にもなると期待をしています。

そのような目的のためには、研究者がどんなことに興味を持ち、どのように課題設定をし、どのように課題解決にあたっているかを知ることが役立つことでしょう。この勉強会では、人文・社会科学から自然科学・工学系の研究者まで、幅広い分野の最先端で活躍する若手研究者をお招きし、彼らからその思考のプロセスを学び取ることにチャレンジします。勉強会にお招きする若手研究者からは、「もう解き終わった問題」ではなく「いま解いている問題」を紹介していただき、整理のついていない問題をどのように整理しつつあるのか、その方法論を見せていただくことを重視します。

初回の勉強会では、宇宙物理学者である岡本丈典さんをお招きします。岡本さんは、太陽研究の最前線で世界的に活躍される若手研究者のおひとりです。その最前線ではどのように新しい知が産み出されつつあるのか、さまざまな観測データの分析も含めながらお話しいただく予定です。以下、岡本さんからのコメントを紹介します。

「太陽は白くのっぺりしているだけに見えますが、望遠鏡やフィルタなどの観測装置を使うことで様々な姿を現します。例えば、太陽の表面には黒点と呼ばれる斑点が見られます。また、太陽は周囲にコロナという薄い大気をまとい、その中にはプロミネンスが浮かんでいます。そして昨今の観測技術の発展は、ため息が出るほど美しい太陽の写真をもたらしています。特に、地球大気の呪縛から逃れた人工衛星は、激しく変化する太陽の姿を鮮明に捉え、その動画は見る者を釘付けにしてきました。
しかし、ただ見ているだけでは研究成果は出てきません。それでは、我々はどのような点に着目し、太陽画像を見ればよいのでしょうか。最前線を行く研究者の立場から、いかなる問題に対し、何を調べればどのような情報が得られうるかを紹介します。共に観測データを味わってみましょう。」

勉強会は全部で90分間ですが、そのうちゲストからの話題提供は45分程度に抑え、残りの時間を質疑応答に充てる予定です。皆さまの積極的なご参加をお待ちしています。

■ビジターを30名様限定で特別にご招待いたします■

アカデミーヒルズライブラリーのメンバー対象のイベントですが、
30名様限定で特別にご招待いたします。
ご希望の方は、こちらよりお申込ください。
※先着順。お申込みが30名になり次第募集を終了いたします。
※ライブラリーメンバーは、マイページよりお申込みください。

岡本 丈典(おかもと じょうてん)プロフィール

1980年、大阪府高槻市生まれ/出身。観峰流書道宗家六段允許。京都大学博士(理学)。現職は国立天文台フェロー。2016年度宇宙科学奨励賞受賞。太陽観測衛星「ひので」「IRIS」のデータを使って研究するほか、それらの科学運用も行う。最近はボルダリング、神社巡りやダム巡りをすることが多い。


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