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イベント

若手研究者から学ぶシリーズ
第二回:生物の進化に法則性はあるのか
(19:15~20:45)

【スピーカー】土松 隆志(千葉大学大学院 理学研究院准教授)
【モデレーター】高梨 直紘(東京大学EMP特任准教授)

ライブラリーイベント

日時

2018年01月10日 (水)  19:15~20:45
終了しています

内容


若手研究者との議論を通じ、それぞれの分野特有の思考のあり方や課題へのアプローチの仕方を目的にスタートした「若手研究者から学ぶシリーズ」
第2回目となる今回は、進化生物学を専門とされる土松隆志さんをお招きします。

土松さんは、進化生物学の研究の最前線で世界的に活躍される若手研究者のおひとりです。その最前線ではどのように新しい知が産み出されつつあるのか、さまざまな実験データの分析も含めながらお話しいただく予定です。


~土松さんからのコメント~

私の専門は、生物の進化を研究する進化生物学という分野です。

生物は進化の歴史の中で、共通の祖先から膨大な種類に多様化してきました。
生物の進化の過程に法則性はあるのか。進化は予測可能か。これらの問いに答えるのが進化生物学の目標のひとつです。

進化は過去に一度きり起きたことなので、科学的に検証できないと言われることもありました。私は、進化の過程で何度も繰り返し起きた事象や、独立に獲得されてきた仕組みの共通項を探ることで、生物の進化の法則性に触れることができるのではないかと考えています。

私がこれまで着目してきた植物の生殖の仕組みを例に挙げ、生物の進化の法則性について議論できたらと思います。



若手研究者から学ぶシリーズ

多様な思考のあり方を知ることは、自分自身を捉えている思考の枠組の独自性を理解することでもあります。その独自性を強みとして活かしていくことは、日々の暮らしや仕事の中での発想力を高めていく一助にもなると期待をしています。

そのような目的のためには、研究者がどんなことに興味を持ち、どのように課題設定をし、どのように課題解決にあたっているかを知ることが役立つことでしょう。

この勉強会では、人文・社会科学から自然科学・工学系の研究者まで、幅広い分野の最先端で活躍する若手研究者をお招きし、彼らからその思考のプロセスを学び取ることにチャレンジします。

勉強会にお招きする若手研究者からは、「もう解き終わった問題」ではなく「いま解いている問題」を紹介していただき、整理のついていない問題をどのように整理しつつあるのか、その方法論を見せていただくことを重視します。

宇宙物理学者である岡本丈典さんをお招きした、第1回目の勉強会の詳細はコチラ





土松 隆志(つちまつ たかし)
千葉大学大学院理学研究院准教授

 
1983年東京都生まれ。2010年東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。

チューリッヒ大学博士研究員、オーストリア科学アカデミーグレゴール・メンデル研究所博士研究員などを経て、2016年より千葉大学大学院理学研究院准教授。

趣味はマラソン、山登り。






高梨 直紘(たかなし なおひろ)
東京大学エグゼクティブ・マネジメント・プログラム 特任准教授


1979年広島県広島市生まれ。
2008年東京大学大学院博士課程修了(理学博士)、国立天文台広報普及員・研究員(ハワイ観測所)、東京大学生産技術研究所特任助教を経て、現在に至る。

天文学をベースに知を俯瞰することを目指した、統合的な研究活動を行っている。


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