清水順一郎(しみず・じゅんいちろう)
「宇宙の人間学」研究会事務局/代表
プロフィール
1946年生まれ(東京都出身)。
東京工業大学・応用物理学科卒、ノースウエスタン大学・数学科修士課程修了。宇宙開発事業団(NASDA)および宇宙航空研究開発機構(JAXA)に勤務。宇宙環境利用研究センター長、筑波宇宙センター所長を歴任の後、2015年3月までJAXAに勤務。ロケット開発(飛行安全解析・飛行解析)、人工衛星開発(ミッション解析)、宇宙環境利用(スペースシャトル・ISS利用の宇宙実験)などを担当。専門は応用解析。著書に、『宇宙環境利用のサイエンス』(共著、裳華房)、『宇宙問題への人文・社会科学からのアプローチ』(共著、国際高等研究所)、『国際宇宙ステーション計画参加活動史』(共著、JAXA)、『文化・人文社会科学利用パイロットミッション成果報告書』(共著、JAXA)、『なぜ、人は宇宙をめざすのか-「宇宙の人間学」から考える宇宙進出の意味と価値』(共著、誠文堂新光社)、『「宇宙の人間学」研究会記録(その1~3)』(共著、JAXA)などがある。2013年度から2015年度にかけて実施された「宇宙の人間学」研究会の事務局代表を務めた。
関連講座
2016年11月
講座開催日:2016年11月09日 (水)
清水順一郎(「宇宙の人間学」研究会事務局/代表)×的川泰宣(JAXA名誉教授)×高柳雄一(多摩六都科学館館長)×樋口清司(前JAXA副理事長)
人はどうして宇宙に憧れるのか? そして、テクノロジーの進化により「宇宙ステーション」という視座を得ました。また、太陽系以外の存在が明らかになるにつれ、地球外生命の存在や、他星での居住可能性などが議論されるようになってきています。
研究や技術が進化し、ユニバース(単一宇宙)からマルチバース(複合宇宙)という新たな視座が生まれたことがその理由です。
地球ではない場所で人や動植物のような生命体が存在するとしたら、果たしてそもそも「生命」とはどういう定義になるのでしょうか?地球という有限な惑星に生きる私たちは、これからどのように多様化し、社会生活を営んでいくのでしょうか?人間らしさはどのように変容していくのでしょうか?
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