安田登(やすだ・のぼる)
能楽師 ワキ方 下掛宝生流
プロフィール

Rolf Institute公認ロルファー。平城遷都1300年「日本と東アジアの未来を考える委員会(故・平山郁夫委員長)」企画委員。東京を中心に舞台を勤めるほか、海外公演も行う。『論語』を学ぶ寺子屋「遊学塾」を主宰し、東京をはじめ全国で出張寺子屋を行う。また能のメソッドを使った作品の創作、演出、出演も行う。「間(平城遷都1300年記念グランドフォーラム)」、『水の夢(御茶ノ水WATERRASのこけら落し公演)』など。なお、シュメール語と日本語による最新作『イナンナの冥界下り』はアーツカウンシル東京の助成でパリ、ロンドン公演を行う予定。著書『異界を旅する能(ちくま文庫)』、『あわいの力(ミシマ社)』、『イナンナの冥界下り(ミシマ社))』、『身体感覚で『論語』を読みなおす。(春秋社)』など。また、かつては『LightWave 3Dキャラクターアニメーション入門(アスペクト)』などの3DCGやゲームの攻略本、インターネット関連書籍なども執筆し、プレイステーションのゲームの制作にも携わる。
関連講座
2016年07月

講座開催日:2016年07月20日 (水)
安田登(能楽師)×為末大(元プロ陸上選手)
ロボットスーツの登場、VR,AR、そして人工知能などのテクノロジーが進化する未来において、人間の身体性はどのように変わっていくのでしょうか。そのとき、我々はどのような生活を送っているのでしょうか。『日本人の身体』著者の安田登氏と、パラリンピアの育成に努める為末大氏による対談セミナー。

2014年11月
語る、つなぐ
~記憶のアンテナにふれるとき~

講座開催日:2014年11月24日 (月)
650年前から続く伝統芸能「能」は、死者と生きる者の話。能をフックに、私たちが忘れかけている、日本の文化、そして死生観について語ります。

2013年11月
講座開催日:2013年11月24日 (日)
「能」は自由だ。 そう感じさせたのは、能楽師である安田登氏の『夢十夜』朗唱を観た時。 『夢十夜』は夏目漱石だが、ダンテも、シェイクスピアも、能の型で舞われた。 茶道にも華道にも、およそ「道」とつく芸道には「型」がある。「型」とは不思議なもので、それによって一見「型にはまって」しまいそうだが、型がある....

著作書籍
能に学ぶ「和」の呼吸法 — 信長がストレスをパワ−に変えた秘密とは?
安田登祥伝社
あわいの力—「心の時代」の次を生きる
安田登ミシマ社
能
安田登新潮社
役に立つ古典
安田登NHK出版
古典を読んだら、悩みが消えた。—世の中になじめない人に贈るあたらしい古典案内
安田登大和書房
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