会田誠(あいだ・まこと)
美術家
プロフィール

1965 年新潟県生まれ。1991年東京藝術大学大学院美術研究科修了。美少女、戦争画、サラリーマンなど、社会や歴史、現代と近代以前、西洋と東洋の境界を自由に往来し、奇想天外な対比や痛烈な批評性を提示する作風で、幅広い世代から圧倒的な支持を得ている。国内外の展覧会に多数参加。主な展覧会に「六本木クロッシング:日本美術の新しい展望」(森美術館、2004年)、「第1回シンガポール・ビエンナーレ:BELIEF」(シンガポール、2006年)、「アートで候。会田誠 山口晃」(上野の森未術間、2007年)、「バイバイキティ!!!天国と地獄のはざまで–日本現代アートの今」(ジャパン・ソサエティ、ニューヨーク、2011年)、「第1回キエフ・ビエンナーレ」(ウクライナ、2012年)など。また昭和40年生まれのアーティストで結成された「昭和40年会」、美術家の妻・岡田裕子主宰のオルタナティブ人形劇団「劇団☆死期」、小説やマンガの執筆など活動は多岐にわたる。(撮影:松蔭浩之)
Courtesy:Mizuma Art Gallery
関連講座
2012年12月

講座開催日:2012年12月16日 (日)
森美術館は、2012年11月17日(土)から2013年3月31日(日)まで、現代美術界の奇才、会田誠の待望の大規模個展「会田誠展:天才でごめんなさい」を開催します。会田誠は、1990年代初頭のデビューから、美少女、戦争、サラリーマンなどを題材に、日本の近現代社会をシニカルに捉えた鮮烈な作品を発表し続けてきた、今日最も注目されている日本の現代アーティストのひとりです。

2012年04月

講座開催日:2012年04月22日 (日)
会田誠は、1990年代初頭のデビュー以来、美少女、日本、アメリカ、歴史、伝統、漫画、戦争、サラリーマン、美術、教育、社会通念への反発などをテーマに、隠蔽されてきたタブーやコンプレックス、本音や矛盾を様々な表現方法で発表し続けてきた、今日の日本でいま最も注目されている現代美術家、会田誠氏の全貌を公開する初めての大規模な展覧会「会田誠展」が、今年いよいよ森美術館で開催されます。展覧会のプレイベントとして、『きことわ』で第144回芥川賞を受賞した朝吹真理子氏、天文学者の小久保英一郎氏、そして辛酸なめこ氏などゲストに迎え、会田氏が私たちに発信してきたメッセージを、3部構成で読み解いていきます。

著作書籍
カリコリせんとや生まれけむ
会田誠幻冬舎
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