浅田 彰(あさだ・あきら)
京都造形芸術大学大学院長
プロフィール
1957年生まれ。1981年京都大学大学院経済学研究科博士課程中退。京都大学経済研究所准教授を経て現在に至る。哲学、思想史、音楽、舞踏、芸術、映画、文学、建築ほかさまざまな分野で批評活動を展開している。主な著書に『構造と力』(勁草書房、1983年)、『逃走論』(筑摩書房、1984年)のほか、『ヘルメスの音楽』(筑摩書房、1985年)、『映画の世紀末』(新潮社、2000年)、対談集に『「歴史の終わり」を超えて』(小学館、1994年)、『20世紀文化の臨界』(青土社、2000年)、『憂国呆談』シリーズなどがある。『Inter Communication』や『批評空間』の編集委員も務めた。
関連講座
2011年12月
講座開催日:2011年12月18日 (日)
メタボリズムが全盛を極めた1960年代は、美術、音楽などさまざまな芸術ジャンルが従来の領域を超えて活動したインターメディアな時代でもありました。なかでも、「環境(エンバイロメント)」の概念は彼らの活動をつなぐキーワードのひとつであり、それは1966年の「空間から環境へ展」を経て、1970年の大阪万博で結晶化されたといえます。本シンポジウムでは、まさにその渦中にいたクリエイターを中心に、当時の「環境」の背景や多角的な解釈、メタボリズムの概念との親和性、70年万博における広がりを検証し、そこから半世紀後の現代に生きる私たちがどのような精神を継承できるのかを議論します。
2010年03月
講座開催日:2010年03月27日 (土)
出演:浅田 彰、ブブ・ド・ラ・マドレーヌ、木ノ下智恵子、窪田研二、近藤健一
日本のアートシーンの“明日”を見わたす「六本木クロッシング」。3回目を迎える本展では、「芸術は可能か?」という問いをスタートに、写真、映像、グラフィティ・アート、パフォーマンスなど多様なジャンルのアーティストやクリエイターを紹介します。
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