成田憲保(なりた・のりお)
自然科学研究機構 アストロバイオロジーセンター 特任准教授
プロフィール

1981年(昭和56年)千葉県千葉市生まれ。
2003年(平成15年)東京大学理学部物理学科卒業、2008年(平成20年)東京大学大学院博士課程修了(理学博士)。
2019年(平成31年)より現職。専門分野は、太陽系外惑星の観測と装置開発。
太陽以外の恒星にある惑星がその親星の前を通過する食の現象などを用いて、新しい系外惑星を探し、その大気や成り立ちを調べる研究を行っている。
研究と並行して、最先端の科学の知識を子どもや一般に向けて伝える活動を行っており、特に小学校の総合学習の時間で行う「アストロバイオロジー教室」を異分野の若手研究者と共に企画し実施してきた。
主な著作物に「一家に1枚 宇宙図」(共著)や平成27年版理科年表での解説記事などがある。
関連講座
2019年12月
講座開催日:2019年12月11日 (水)
2019年、太陽以外の恒星を公転する系外惑星の発見者にノーベル物理学賞が授与されました。この系外惑星探査の最前線について、自然科学研究機構 アストロバイオロジーセンター 特任准教授の成田憲保さんに解説いただきます。

2015年11月

講座開催日:2015年11月22日 (日)
六本木天文クラブセミナーの3回シリーズの第1回。
太陽系外惑星の探査はこの20年ほどで大きく進展し、「生命居住可能惑星」も発見されてきています。第1回のセミナーでは、夜空の星たちに第2の地球を探そうとするアストロバイオロジー研究の最前線について紹介します。
セミナー当日は展望台とプラネタリウムエリアへご入場いただけます。

2009年08月

講座開催日:2009年08月22日 (土)
成田 憲保(国立天文台 太陽系外惑星探査プロジェクト室)
今年3月、地球のように小さな惑星まで発見できる宇宙望遠鏡「ケプラー」が打ち上げられました。地球のような惑星が太陽系外に発見されるのか?系外探査の最新事情をご紹介します。

著作書籍
地球は特別な惑星か? 地球外生命に迫る系
成田憲保講談社
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