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ピープル
福岡伸一(ふくおか・しんいち)
分子生物学者/青山学院大学 理工学部 化学・生命科学科 教授
プロフィール

1959年東京生まれ。京都大学農学部卒。米国ロックフェラー大学およびハーバード大学医学部博士研究員、京都大学助教授を経て、青山学院大学理工学部 化学・生命科学科教授。専門分野で論文を発表するかたわら一般向け著作・翻訳も手がける。
著書に、『もう牛を食べても安心か』(文春新書、科学ジャーナリスト賞)、『プリオン説はほんとうか?』(講談社ブルーバックス、講談社出版文化賞)、『ロハスの思考』(ソトコト新書)、『生命と食』(岩波ブックレット)、翻訳にノーベル平和賞受賞者ワンガリ・マータイ氏の自伝『モッタイナイで地球は緑になる』、築地市場の全貌を明らかにした『築地』(ともに木楽舎)など。
『生物と無生物のあいだ』(講談社現代新書)は、科学書では異例の60万部を超えるベストセラーとなり、07年度サントリー学芸賞を受賞。男女の本当の関係を生物学の視点から考察した近著『できそこないの男たち』(光文社新書)も話題。
2009年2月17日には、生命の成り立ちとふるまいについて改めて考察した最新刊『動的平衡』(木楽舍)が発売される。
関連講座
2008年11月
講座開催日:2008年11月21日 (金)
現在、私たちの周りには生命操作を巡る様々な議論があります。遺伝子組み換え、クローン技術、ES細胞、臓器移植・・。これらを可能とする先端技術の通奏低音には、「生命とはミクロな部品が集まってできたプラモデルである」という見方、すなわち機械論的生命観があります。 しかし、本当に生命とはプラモデルのような置....
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その他

著作書籍
動的平衡
福岡伸一木楽舎
世界は分けてもわからない
福岡伸一講談社
ルリボシカミキリの青
福岡伸一文藝春秋
動的平衡 2
福岡伸一木楽舎
生物と無生物のあいだ
福岡伸一講談社
生命と記憶のパラドクス:福岡ハカセ、66の小さな発見
福岡伸一文藝春秋
生命の逆襲
福岡伸一朝日新聞出版
動的平衡ダイアロ−グ:世界観のパラダイムシフト
福岡伸一木楽舎
芸術と科学のあいだ
福岡伸一木楽舎
ツチハンミョウのギャンブル
福岡伸一文藝春秋
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