セミナー・イベント
コーポレートファイナンス 戦略と実践
第1回 会計 & ファイナンス一体理解法
内容
なぜ、いまファイナンス・ブームが到来しているのか?そんなご時世に、今のビジネスパーソンは何から手をつけるべきか?

コーポレートファイナンスを経営戦略の一環として活用するための、会計分析の方法についてみなさんと議論していきましょう。その上で、株式市場は企業をどういう指標で評価するのか、また、M&A価格の決定方法について見ていきます。
なお、最近では、事業会社の事業売却先が投資ファンドになること、あるいは、買収において投資ファンドと競合になることも多くなっているため、投資ファンドの投資戦略、儲けのカラクリについても見ます。主なカバー領域は、新刊の3章、7章、8章に当たる、以下のパートです。全て触れる時間はないので、重要なエッセンスをご紹介します。
会計をファイナンスに生かすためのキャラクター分析
1 会計は会社のキャラクター(個性)を知るための最強の武器
2 ROAに隠された「収益性」「生産性」からわかる会社のキャラクター
3 キャラクター分析のお作法
4 株式市場はキャラクターをどう評価するか
5 ROEより重視すべきはROA
6 ROAと投下資産利益率(ROIC)
7 ROICはバリュードライバーを明らかにする
8 ケース
株式市場での同業他社の評価について
1 株式市場がどう評価しているのか理解するのがComps(EBITDAマルチプル、PER、PBR)
2 PERもEBITDAマルチプルも成長性と収益性に応じて高くなる
3 ケース
M&Aにおける買収金額の決め方
1 買収金額の相場
2 シナジー効果と買収金額
3 買収効果を測る指標 〜買収効果を何で測るか?〜
4 上場企業の買収におけるTOB価格の決定
5 LBOへの発展 〜投資ファンドの儲けのカラクリ〜
シリーズ紹介
実践的なコーポレートファイナンス戦略を武器として身につけるための考え方、コツをお伝えします。
そして、本を読めば理解できることを一方的に座学スタイルではなく、せっかく何十人もの受講者がいるので、講師2人と会場を一体化させてクロストークイベントの形式で進行していきます。
筆者の2人は、2007年に本アカデミーヒルズで『はじめてのM&A、コーポレートファイナンス』を6回シリーズで講義し、その内容はダイヤモンド社より『実況LIVE 企業ファイナンス入門講座』として2008年に発刊されました。同書は、証券会社、銀行、事業会社など多くの企業での研修用テキストに採用されています。また、2人は2013年には『あわせて学ぶ会計&ファイナンス入門講座』を同じくダイヤモンド社より出版し、それまで別々に解説されるがゆえに理解しにくいと思われていた2つの領域を理解しやすい形に料理し、会計とファイナンスを経営戦略に生かす姿を提示しました。両書とも、大手書店でのビジネス書売上ランキングの上位を獲得しています。
そして、2019年4月3日には、コーポレートファイナンスをより、実践的、かつ、市場との対峙という、経営戦略上もっとも重要、しかし、類書ではあまりカバーされないポイントを盛り込んだ『コーポレートファイナンス 戦略と実践』(ダイヤモンド社)を出版予定です。中身は、著者2人が大手証券会社、投資銀行、大手金融機関、事業会社などで行なっている研修内容、大学のMBAの講義で教えられる内容がふんだんに盛り込まれています。今回は、その書籍の内容を踏まえつつ、コーポレートファイナンスの戦略と実践についてクロストーク形式で議論していきます。
そして、本を読めば理解できることを一方的に座学スタイルではなく、せっかく何十人もの受講者がいるので、講師2人と会場を一体化させてクロストークイベントの形式で進行していきます。
筆者の2人は、2007年に本アカデミーヒルズで『はじめてのM&A、コーポレートファイナンス』を6回シリーズで講義し、その内容はダイヤモンド社より『実況LIVE 企業ファイナンス入門講座』として2008年に発刊されました。同書は、証券会社、銀行、事業会社など多くの企業での研修用テキストに採用されています。また、2人は2013年には『あわせて学ぶ会計&ファイナンス入門講座』を同じくダイヤモンド社より出版し、それまで別々に解説されるがゆえに理解しにくいと思われていた2つの領域を理解しやすい形に料理し、会計とファイナンスを経営戦略に生かす姿を提示しました。両書とも、大手書店でのビジネス書売上ランキングの上位を獲得しています。
そして、2019年4月3日には、コーポレートファイナンスをより、実践的、かつ、市場との対峙という、経営戦略上もっとも重要、しかし、類書ではあまりカバーされないポイントを盛り込んだ『コーポレートファイナンス 戦略と実践』(ダイヤモンド社)を出版予定です。中身は、著者2人が大手証券会社、投資銀行、大手金融機関、事業会社などで行なっている研修内容、大学のMBAの講義で教えられる内容がふんだんに盛り込まれています。今回は、その書籍の内容を踏まえつつ、コーポレートファイナンスの戦略と実践についてクロストーク形式で議論していきます。
保田隆明氏 & 田中慎一氏からのメッセージ
コーポレートファイナンスの真髄は、「市場との対峙」にあります。理論的な企業価値や株式価値の算出がコーポレートファイナンスだと誤解されているケースが多いのですが、それは、料理で言うならレシピの一つにすぎません。重要なのは、実際に料理をしてみること、料理をする時のコツをマスターすること、そして、レシピを応用したクッキングの実践です。そう、コーポレートファイナンスは、静的な世界ではありません。動的な世界です。獰猛なアニマルスピリットを持つ株式市場と対峙する経営戦略を練ることこそがコーポレートファイナンスなのです。理論的な企業価値や株式価値の算出はそのツールの一つにすぎません。
また、近年では、ベンチャー企業側での当分野へのニーズも急激に高まっています。ベンチャー企業では、資金調達、M&Aが今や日常茶飯事のように行われていますし、それら局面で大企業と一緒する場面も増えています。
クロストークを中心に進めることにより、現場のリアルをご参加の皆さんに感じていただく時間にします。肩肘張らないコーヒートーク、ミニゼミのイメージでご参加ください。
そして、通常のコーポレートファイナンスの講義ではじっくりと時間をかけるであろう企業価値の算出方法(主にDCF)については、今回はほぼ触れません。しっかりと講義すると結構な時間を必要としますが、新刊の中でも詳しく解説しています。また、この分野は他にもたくさん分かりやすい解説書もあります。これについては、自学がある程度可能でしょう、ということで、今回はスキップします。
なお、2回とも受講していただいても構いませんし、どちらかだけ受講していただいても構いません。2回目の講義は、1回目を受講していなくても理解できる構成にします。
※第2回は4月22日(月)です。
また、近年では、ベンチャー企業側での当分野へのニーズも急激に高まっています。ベンチャー企業では、資金調達、M&Aが今や日常茶飯事のように行われていますし、それら局面で大企業と一緒する場面も増えています。
クロストークを中心に進めることにより、現場のリアルをご参加の皆さんに感じていただく時間にします。肩肘張らないコーヒートーク、ミニゼミのイメージでご参加ください。
そして、通常のコーポレートファイナンスの講義ではじっくりと時間をかけるであろう企業価値の算出方法(主にDCF)については、今回はほぼ触れません。しっかりと講義すると結構な時間を必要としますが、新刊の中でも詳しく解説しています。また、この分野は他にもたくさん分かりやすい解説書もあります。これについては、自学がある程度可能でしょう、ということで、今回はスキップします。
なお、2回とも受講していただいても構いませんし、どちらかだけ受講していただいても構いません。2回目の講義は、1回目を受講していなくても理解できる構成にします。
※第2回は4月22日(月)です。
講師紹介


募集要項
日時 |
2019年04月08日
(月)
19:00~21:30 ※受付開始は18:30頃を予定しております。 |
---|---|
受講料 |
14,000円 ※『コーポレートファイナンス 戦略と実践』の書籍付き。書籍は当日の受付時にお渡しします。 |
定員 | 70名
※定員になり次第締切らせていただきます |
主催 |
|
会場 | アカデミーヒルズ(東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー49階) |
※お申込期限:2019年4月8日(月)15:00まで
お支払い方法
お申込・お支払い方法
・イベントレジストのシステムを使用しています。(※イベントレジストをはじめてご利用になる方は、最初に会員登録が必要です。)
・お支払方法は、クレジットカード、PayPal、コンビニ・ATM払いがあります。
(※コンビニ・ATM払いは、開催日の5日前までご利用いただけます。)
・お申込み後のキャンセル及び返金は承っておりません。
・領収証をご希望の方は、お申込完了後、イベントレジストの「マイチケット」ページ内<領収証データ>
ボタンをクリックして下さい。領収証データが表示されます。
【その他】
・円滑な進行のためにいただいた情報を講師の方々に提供させていただきます。
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