セミナー・イベント

森美術館「六本木クロッシング2013展:アウト・オブ・ダウト-来るべき風景のために」
トーク「離島からみる日本と世界」

カルチャー&ライフスタイル 知識・文化・アート

日時

2013年10月30日 (水)  19:00-21:00

※当日の受付は18:30を予定しています。

終了しています

内容

柳 幸典
《ユーラシア》
2001年
森美術館では、2013年9月21日(土)から2014年1月13日(月・祝)まで、日本のアートシーンを総覧する3年に一度の展覧会シリーズ「六本木クロッシング」を開催しています。本展では、東日本大震災以降明らかに高まっている社会的な意識を反映しつつ、日本の現代アートの「いま」を、歴史やグローバルな視点も参照しながら問いかけます。

本プログラムでは、岡山県の犬島、広島県の百島、小佐木島などの離島で、アートワークとしての地域再生に挑む本展出展アーティストの柳幸典氏と、イノベーションを核とした経営戦略を専門とした経営学の第一人者である米倉誠一郎氏を出演者に招き、離島でのアートプロジェクトをとおして見える日本近代社会のシステム、あるいはグローバルに拡がった現代世界を問い直し、そこで現代アートが果たしうる役割と持続可能な社会や経済構造との関係について語り合います。

講師紹介

ゲストスピーカー
柳幸典 (やなぎ・ゆきのり)
アーティスト

1959年福岡県生まれ。広島県在住。1985年武蔵野美術大学大学院造形研究科修了後、イェール大学大学院美術学部彫刻科(ニューヘイブン、米国コネチカット州)へ入学。帰国後2005年より広島市立大学芸術学部准教授を務める。主な展覧会に、「Ground 土の記憶」(神奈川県民ホールギャラリー、1986年)、「Wandering Position」(1992年、直島コンテンポラリーアートミュージアム/ベネッセハウス、香川)、「アペルト’93、第45回ヴェネチア・ビエンナーレ」(1993年、イタリア)、「Project Article 9」(1995年、 クイーンズ美術館、ニューヨーク)、「ホイットニー・ビエンナーレ2000」 (2000年、ホイットニー美術館、ニューヨーク)、「犬島プロジェクト “精錬所”」 (2008年、犬島、岡山)、「犬島 『家プロジェクト』」 (2010年、犬島、岡山)、「第8回メルコスール・ビエンナーレ」 (2011年、ポルト・アレグレ、ブラジル)などがある。(撮影:西島善和)

すべて読む 閉じる

ゲストスピーカー
米倉誠一郎 (よねくら・せいいちろう)
日本元気塾塾長/法政大学イノベーション・マネジメント研究科教授/
一橋大学イノベーション研究センター名誉教授

アーク都市塾塾長を経て、2009年より日本元気塾塾長。
一橋大学社会学部、経済学部卒業。同大学大学院社会学研究科修士課程修了。ハーバード大学歴史学博士号取得(PhD.)。
1995年一橋大学商学部産業経営研究所教授、97年より同大学イノベーション研究センター教授。2012年〜2014年はプレトリア大学GIBS日本研究センター所長を兼務。
現在、法政大学、一橋大学の他に、Japan-Somaliland Open University 学長をも務める。また、2001年より『一橋ビジネスレビュー』編集委員長を兼任している。
イノベーションを核とした企業の経営戦略と発展プロセス、組織の史的研究を専門とし、多くの経営者から熱い支持を受けている。
著書は、「イノベーターたちの日本史:近代日本の創造的対応」(東洋経済新報社)、『創発的破壊 未来をつくるイノベーション』、『脱カリスマ時代のリーダー論』、『経営革命の構造』など多数

すべて読む 閉じる

モデレーター
片岡真実 (かたおか・まみ)
森美術館 副館長兼チーフ・キュレーター

ニッセイ基礎研究所都市開発部、東京オペラシティアートギャラリー・チーフキュレーターを経て、2003年より森美術館。2007〜09年はヘイワード・ギャラリー(ロンドン)国際キュレーター兼務。第9回光州ビエンナーレ(韓国、2012)共同芸術監督、第21回シドニー・ビエンナーレ芸術監督(2018)。CIMAM(国際美術館会議)理事、京都造形芸術大学大学院教授。日本及びアジアの現代アートを中心に企画・執筆・講演等多数。

すべて読む 閉じる

講座趣旨

※森美術館とは




森美術館とは文化都心 六本木ヒルズのシンボルとして、森タワーの最上階に位置する美術館。 「現代性」と「国際性」をテーマに、現代アート、ファッション、建築、デザイン、写真、映像など様々なジャンルの斬新な展覧会を開催しています。
展覧会会期中は休館日がなく、また22時まで開館(火曜日を除く)している他、同じチケットで展望台 東京シティビューにも入館できます。

※MAMCメンバーとは
MAMC(マムシー)メンバーとは、森美術館(Mori Art Museum)と、現代(Contemporary)美術を、よりお楽しみいただくためのメンバーシップ。展覧会の無料入館や、メンバーイベントへのご案内など、特典を多数ご用意しています。
MAMCメンバーの詳細は、こちらをご覧ください。


募集要項

日時 2013年10月30日 (水)  19:00-21:00

※当日の受付は18:30を予定しています。

受講料 1,000円

「森美術館MAMCメンバー(個人・法人)」の方は無料。
森美術館ウェブサイトよりお申込ください。
森美術館MAMCメンバー個人:https://mamc.mori.art.museum/webapp/form/12176_ias_129/index.do
森美術館MAMCメンバー法人:https://f.msgs.jp/webapp/form/13445_dxt_447/index.do


定員 150名(要予約)

注意事項

複数名で一緒にご参加いただく場合にも、一括でお申込を頂くことはできません。お一人様ずつWEB上のお申込みフォームよりご登録いただくことにより、お席を確保させて頂いております。
恐れ入りますが、参加されるご本人にお申込いただくか、又は代理でご参加者の情報をご登録下さいますようお願い申し上げます。
尚、その際に同一のメールアドレスはご利用いただけません。必ず人数分のメールアドレスをお手元にご用意の上お申込ください。

主催
会場 アカデミーヒルズ49(東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー49階) 

※申し込み締切:10月30日(水)15:00

お支払い方法

クレジットカードによるお支払いのみです。
※いかなる理由においても、お申し込み後のキャンセル及び返金は承っておりません。
※森美術館のセミナーは1回ごとに異なるセミナーになりますので、日程の振り替え、変更は承ることはできかねます。お申し込みの際にはご注意ください。
※クレジットカードはVISA、MASTER、JCB、AMERICAN EXPRESSのみのお取扱となります。
※お支払方法は「一回払い」のみとなります。(「リボルビング払い」「分割払い」等はご利用いただけません)


【その他】
※領収証をご希望の方は、「申込画面」内の<請求書・領収証発行>欄でラジオボタンの「WEB上で発行する」をお選び下さい。
「WEB上で発行する」をお選びいただきますと申込完了後に、領収証のダウンロード画面が表示されます。ダウンロード画面を一旦閉じると再度ダウンロード画面に戻ることが出来ませんのでご注意ください。

森美術館展覧会情報

「六本木クロッシング2013展:アウト・オブ・ダウト—来たるべき風景のために」 会期:2013年9月21日(土)から2014年1月13日(月・祝)
「六本木クロッシング2013展:アウト・オブ・ダウト—来たるべき風景のために」 会期:2013年9月21日(土)から2014年1月13日(月・祝)

日本のアートシーンを総覧する3年に一度の展覧会シリーズ「六本木クロッシング」。4回目となる本展では、東日本大震災以降明らかに高まっている社会的な意識を反映しつつ、日本の現代アートの「いま」を、歴史やグローバルな視点も参照しながら問いかけます。29組の芸術的実践を通して、先の見えない日本の次のステージにどのような風景が見えてくるのかを考えます。


「MAMプロジェクト 019:エムレ・ヒュネル」 会期:2013年9月21日(土)から2014年1月13日(月・祝)
「MAMプロジェクト 019:エムレ・ヒュネル」 会期:2013年9月21日(土)から2014年1月13日(月・祝)

エムレ・ヒュネル(1977年イスタンブール生まれ)は、科学、戦争、テクノロジー、建築などの歴史を踏まえ、危うさをはらんだ文明社会、その延長線上にある未来について問いかける作品を制作します。本展では《ジャガーノート》(2009年)、素描シリーズ《ブラック・シップス・エイト・ザ・スカイ》(2009年)に加え、新作の彫刻《トリロン》を含むインスタレーションを発表します。




未来自分会議<キャリア×時間>
六本木アートカレッジ