セミナー・イベント

森美術館「メタボリズムの未来都市展:戦後日本・今甦る復興の夢とビジョン」 パブリックプログラム
シンポジウム第4回「メタボリズムのDNA:建築家の役割編」

カルチャー&ライフスタイル 建築・デザイン

日時

2011年10月20日 (木)  19:00~21:00
終了しています

内容

磯崎 新
《空中都市-渋谷計画》
2011年
CG制作:芝浦工業大学有志研究室、デジタルハリウッド大学院小倉研究室
20世紀後半、日本は戦後の荒廃から立ち直り、世界でも類をみない急速な経済成長を遂げました。その過程で、新しい建築と都市を提案し、世界の建築史においても重要な足跡を残した一群の人々がいました。森美術館で開催される「メタボリズムの未来都市展」は、この日本の現代建築の源流を初めて系統的に評価する試みです。建築・都市計画の分野を超えた幅広い観客が訪れる森美術館では、本展を通して戦後日本の輝ける時代が具体的な切り口から広く見つめ直されることになります。会期中に開催されるシンポジウムでは、この建築と都市のムーブメントと社会との繋がりを様々な角度から捉え、今日の我々自身がそこから具体的な何かを学びとれる場となるでしょう。

第4回目を迎える本プログラムでは、革新的な建築原理を模索する藤本壮介氏、都市デザインから国土計画にまで関心を広げる藤村龍至氏の2人の新鋭の建築家を招きます。第3回シンポジウムに続きモデレーターに東北大学の五十嵐太郎氏を迎え、21世紀という異なる時代の文脈において、メタボリズムのDNAを継承した新たな建築家が、いかなる役割を果たすことが可能なのかを問います。

※日英同時通訳付


講師紹介

スピーカー
藤本壮介 (ふじもと・そうすけ)
建築家

1971年北海道生まれ。東京大学工学部建築学科卒業後、2000年に藤本壮介建築設計事務所を設立。2008年、JIA日本建築大賞とWorld Architectural Festival-個人住宅部門最優秀賞。 主な代表作に《情緒障害児短期治療施設》(2006年)、《House N》(2008年)、《武蔵野美術大学 美術館・図書館》(2010年)などがある。

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スピーカー
藤村龍至 (ふじむら・りゅうじ)
建築家

1976年東京生まれ。2008年東京工業大学大学院博士課程単位取得退学。2005年よりRFA(旧・藤村龍至建築設計事務所)主宰。2010年より東洋大学専任講師。2016年より東京藝術大学准教授。2017年よりアーバンデザインセンター大宮(UDCO)副センター長、鳩山町コミュニティ・マルシェ総合ディレクター。主な建築作品に「すばる保育園」(2018)。主な著書に『ちのかたち』(2018)。

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講座趣旨

※森美術館とは




文化都心 六本木ヒルズのシンボルとして、森タワーの最上階に位置する美術館。
「現代性」と「国際性」をテーマに、現代アート、ファッション、建築、デザイン、写真、映像など様々なジャンルの斬新な展覧会を開催しています。
展覧会会期中は休館日がなく、また22時まで開館(火曜日を除く)しているほか、同じチケットで展望台 東京シティビューにも入館できます。


※MAMCメンバーとは
MAMC(マムシー)メンバーとは、森美術館(Mori Art Museum)と、現代(Contemporary)美術を、よりお楽しみいただくためのメンバーシップ。展覧会の無料入館や、メンバーイベントへのご案内など、特典を多数ご用意しています。
MAMCメンバーの詳細は、森美術館ウェブサイトをご覧ください。


募集要項

日時 2011年10月20日 (木)  19:00~21:00
受講料 料金(税込):一般2,000円 

※一般の方のみ受付します。
「森美術館MAMCメンバー(個人・法人)」の方は、こちらよりお申込ください。


定員 150名(要予約)

注意事項

複数名で一緒にご参加いただく場合にも、一括でお申込を頂くことはできません。お一人様ずつWEB上のお申込みフォームよりご登録いただくことにより、お席を確保させて頂いております。
恐れ入りますが、参加されるご本人にお申込いただくか、又は代理でご参加者の情報をご登録下さいますようお願い申し上げます。
尚、その際に同一のメールアドレスはご利用いただけません。必ず人数分のメールアドレスをお手元にご用意の上お申込ください。

主催
会場 アカデミーヒルズ49(東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー49階) 

※申し込み締切:2011年10月20日(木)15:00

お支払い方法

クレジットカードによるお支払いのみです。
※いかなる理由においても、お申し込み後のキャンセル及び返金は承っておりません。
※森美術館のセミナーは1回ごとに異なるセミナーになりますので、日程の振り替え、変更は承ることはできかねます。お申し込みの際にはご注意ください。
※クレジットカードはVISA、MASTER、JCB、AMERICAN EXPRESSのみのお取扱となります。
※お支払方法は「一回払い」のみとなります。(「リボルビング払い」「分割払い」等はご利用いただけません)


【その他】
※領収証をご希望の方は、「申込画面」内の<請求書・領収証発行>欄でラジオボタンの「WEB上で発行する」をお選び下さい。
「WEB上で発行する」をお選びいただきますと申込完了後に、領収証のダウンロード画面が表示されます。ダウンロード画面を一旦閉じると再度ダウンロード画面に戻ることが出来ませんのでご注意ください。

森美術館展覧会情報

「メタボリズムの未来都市展:戦後日本・今甦る復興の夢とビジョン」 会期:2011年9月17日(土)-2012年1月15日(日)
「メタボリズムの未来都市展:戦後日本・今甦る復興の夢とビジョン」 会期:2011年9月17日(土)-2012年1月15日(日)

建築家たちが夢見た理想の都市像「メタボリズム」を振り返る、初の展覧会
1960年代の日本で、丹下健三に強い影響を受けた、黒川紀章、菊竹清訓、槇文彦といった建築家たちを中心に展開された建築運動「メタボリズム」。本展覧会は世界で初めて、メタボリズムを総括する展覧会になります。日本が大きな転換点に直面している今だからこそ知りたい、建築や都市のヒントが詰まっています。


「MAMプロジェクト015:ツァン・キンワー」 会期:2011年9月17日(土)-2012年1月15日(日)
「MAMプロジェクト015:ツァン・キンワー」 会期:2011年9月17日(土)-2012年1月15日(日)

香港在住のツァン・キンワーは、美しい壁紙のように見える文字のインスタレーションや、投影された文字が生き物のようにうごめきながら壁や床を埋め尽くす映像作品を制作します。一見華やかで楽しげなツァンの作品の中には、現代社会における様々な問題に対する鋭い指摘や疑問が隠されています。迫り来る文字の嵐に身をおくとき、私たちは意味の深みや多義性を感じつつ、文字との新たな出会いを体験することになるでしょう。




石倉洋子のグローバル・ゼミ
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