日時
内容
MAMアートコースは、2008年度から3年間、現代美術をさらに楽しんでいただくために開設した講座です。このコースでは「A:Art(アート)、B:Business(ビジネス)、C:Culture(カルチャー)」の三つのテーマを掲げ、アートと社会の関係性を紐解くことを主眼としています。
これまで、アート界のみならず、政治学者の姜尚中氏や、哲学者の東浩紀氏など各界から講師を迎え、多様な角度からアートと社会の考察を試みました。
最終回となる第13回では、世界を舞台に活躍する国際的なアーティストのオノ・ヨーコ氏をお迎えします。
「希望の路」
半世紀以上にわたる創作活動と共に「愛と平和」のメッセージを発信し続けているオノ・ヨーコ氏は、今年、第8回のヒロシマ賞を受賞し、広島市現代美術館で「希望の路」と題された個展を7月30日から10月16日まで行います。
人類史上、最大の悲劇のひとつである広島と長崎、そして多くの人々が被災し命を落とした先の東日本大震災と福島の原子力発電所の未曾有の事故。展覧会は、これらの犠牲者へ鎮魂と悲劇を経験した多くの人々に対する励まし、未来への希望の路を指し示す新作のインスタレーションを中心に、オノ氏のメッセージを世界に向けて発信するものです。
※日英・手話同時通訳付
講師紹介
講座趣旨
※森美術館とは
文化都心 六本木ヒルズのシンボルとして、森タワーの最上階に位置する美術館。
「現代性」と「国際性」をテーマに、現代アート、ファッション、建築、デザイン、写真、映像など様々なジャンルの斬新な展覧会を開催しています。
展覧会会期中は休館日がなく、また22時まで開館(火曜日を除く)しているほか、同じチケットで展望台 東京シティビューにも入館できます。
※MAMCメンバーとは
MAMC(マムシー)メンバーとは、森美術館(Mori Art Museum)と、現代(Contemporary)美術を、よりお楽しみいただくためのメンバーシップ。展覧会の無料入館や、メンバーイベントへのご案内など、特典を多数ご用意しています。
MAMCメンバーの詳細は、森美術館ウェブサイトをご覧ください。
※「MAMアートコース 2008-2011」とは
森美術館では、現代美術をさらに楽しんでいただくための講座「MAM【マム】アートコース」を開催しています。このコースでは「A:Art(アート)、B:Business(ビジネス)、C:Culture(カルチャー)」の三つのテーマを掲げ、アートと社会の関係性を紐解いていきます。2009年度にはアートフェアの役割や現代アートにおける記録と著作権の問題、民主主義の新しい可能性などについて再考。2010年度には、社会的現象としての「おひとりさまの老後」やソーシャルメディア分析などを含む「メディアの変遷」について広く考えました。2011年度、最終回の第13回では今年の第8回ヒロシマ賞受賞者のオノ・ヨーコ氏に、3月の東日本大震災以降、様々な困難に対峙している日本人へ今一番伝えたいことを語っていただきます。
募集要項
日時 |
2011年08月04日
(木)
19:00~20:30 |
---|---|
受講料 |
3,000円 |
定員 | 400名(要予約) |
注意事項 |
※一般・学生の方のみ受付します。 |
主催 |
|
協賛 |
|
会場 |
六本木ヒルズ、グランドハイアット東京、グランドボールルーム イースト(3階) ※会場は、アカデミーヒルズではございません。ご注意ください。 |
お支払い方法
クレジットカードによるお支払いのみです。
※いかなる理由においても、お申し込み後のキャンセル及び返金は承っておりません。
※森美術館のセミナーは1回ごとに異なるセミナーになりますので、日程の振り替え、変更は承ることはできかねます。お申し込みの際にはご注意ください。
※クレジットカードはVISA、MASTER、JCB、AMERICAN EXPRESSのみのお取扱となります。
※お支払方法は「一回払い」のみとなります。(「リボルビング払い」「分割払い」等はご利用いただけません)
森美術館展覧会情報
フランスのコレクター団体ADIAF が主催するマルセル・デュシャン賞の設立10 周年を記念して開催。同賞グランプリ受賞作家に加え、一部最終選考作家とデュシャン本人を含む28 名のアーティストを一挙に紹介します。デュシャンのレディメイドや世代や文化背景の異なる作家たちの絵画、彫刻、写真、インスタレーション、ビデオ等により、近年活気を増し国際的にも注目されるフランス現代美術のエッセンスを紹介します。
ベルリンを拠点に活躍する田口行弘(1980年生まれ)は、ドローイング、パフォーマンス、アニメーション、インスタレーションが混然一体となった「パフォーマティブ・インスタレーション」で近年注目を浴びています。日用品や家具、スタジオの床板までが命を吹き込まれたように踊りだす映像は、静止画像を繋げる古典的なアニメーションでありながら、現代にも何らかの可能性を示唆してくれます。
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