セミナー・イベント

森美術館「LOVE展:アートにみる愛のかたち」トークセッション
冨田勲×宇野常寛 初音ミクと音楽の未来を語る

カルチャー&ライフスタイル 知識・文化・アート

日時

2013年07月22日 (月)  19:00-20:30

※当日の受付は18:30を予定しています。

終了しています

内容

森美術館の10周年記念展「LOVE展:アートにみる愛のかたち」では、人間の根源的なテーマである「愛」を主題に、さまざまなアーティストの作品を紹介します。

《初音ミク:繋がる愛》展示風景
2013年
撮影:木奥恵三
写真提供:森美術館
ヴァーチャルな世界を通して生まれたヴォーカロイドの歌姫、初音ミク。本展では、世界的な拡がりを見せる「初音ミク現象」を取り上げ、新しいつながりや愛と未来について考察します。

2012年秋、シンセサイザーを用いた作曲の先駆者として知られる冨田勲は、初音ミクとのコラボレーションによる前代未聞の壮大な交響曲を初演しました。シンセサイザーからヴォーカロイドへ。テクノロジーの発展とともに歩んだこの長い道のりを、冨田勲がこれまでの体験を通して語ります。

一方、現代日本文化論の若き論客である宇野常寛は、初音ミクのもたらした社会・文化への衝撃と、その意味について論じます。世代も違い、背景も違う二人が、テクノロジーと音楽の新たな可能性について、その内なるヴィジョンを解き明かす、意欲的な対談となるでしょう。

出演:冨田勲(作曲家)、宇野常寛(評論家)
モデレーター:南條史生(森美術館館長)

講師紹介

ゲストスピーカー
冨田 勲 (とみた・いさお)
作曲家/シンセサイザー・アーティスト

1932年東京生まれ。慶應義塾大学在学中から作曲家として多彩な分野で活躍をはじめ、1974年にはシンセサイザーによる「月の光」を発表してビルボード誌の第1位を獲得し、さらに日本人として初めてグラミー賞にノミネート。以後発表するアルバムは次々に全世界で空前のヒットとなる。その後、多数のNHK大河ドラマや山田洋次監督作品で音楽を担当。2011年からは「ISAO TOMITA PROJECT」が始動。「惑星」や「月の光」など、過去の名作をリメイク&サラウンド化した完全版が日本コロムビアより継続的にリリースされている。2011年1月に朝日賞受賞。さらに2012年11月には、宮沢賢治の作品世界を題材にし、ソリストに “初音ミク”を起用したことでも話題の「イーハトーヴ交響曲」の初演が行われ、全世界的な注目を集めた。
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ゲストスピーカー
宇野常寛 (うの・つねひろ)
評論家

1978年生まれ。批評誌〈PLANETS〉編集長。著書に『ゼロ年代の想像力』(早川書房)、『リトル・ピープルの時代』(幻冬舎)、『日本文化の論点』(筑摩書房)、『原子爆弾とジョーカーなき世界』(メディアファクトリー)。共著に濱野智史との対談『希望論』(NHK出版)、石破茂との対談『こんな日本をつくりたい』(太田出版)など多数。立教大学兼任講師、京都精華大学ポップカルチャー学部非常勤講師や、日本テレビ「スッキリ!!」コメンテーター、J-WAVE「THE HANGOUT」月曜ナビゲーターも務める。

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モデレーター
南條史生 (なんじょう・ふみお)
森美術館特別顧問

1949年東京生まれ。森美術館特別顧問。慶應義塾大学経済学部、文学部哲学科美学美術史学専攻卒業。国際交流基金(1978-1986)等を経て 2002年より森美術館副館長、2006年11月より2019年12月末まで森美術館館長。過去にヴェニス・ビエンナーレ日本館(1997)及び 台北ビエンナーレ(1998)コミッショナー、ターナープライズ審査委員(ロンドン・1998)、横浜トリエンナーレ(2001)、シンガポール・ビエンナーレ(2006、2008)アーティスティックディレクター、茨城県北芸術祭総合ディレクター(2016)、ホノルル・ビエンナーレ キュラトリアルディレクター(2017)等を歴任。慶應義塾大学非常勤講師。 近著に「疾走するアジア~現代美術の今を見る~」 (美術年鑑社、2010)、「アートを生きる」(角川書店、2012)がある。

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講座趣旨

※森美術館とは




森美術館とは文化都心 六本木ヒルズのシンボルとして、森タワーの最上階に位置する美術館。 「現代性」と「国際性」をテーマに、現代アート、ファッション、建築、デザイン、写真、映像など様々なジャンルの斬新な展覧会を開催しています。
展覧会会期中は休館日がなく、また22時まで開館(火曜日を除く)している他、同じチケットで展望台 東京シティビューにも入館できます。

※MAMCメンバーとは
MAMC(マムシー)メンバーとは、森美術館(Mori Art Museum)と、現代(Contemporary)美術を、よりお楽しみいただくためのメンバーシップ。展覧会の無料入館や、メンバーイベントへのご案内など、特典を多数ご用意しています。
MAMCメンバーの詳細は、こちらをご覧ください。


募集要項

日時 2013年07月22日 (月)  19:00-20:30

※当日の受付は18:30を予定しています。

受講料 1,000円

「森美術館MAMCメンバー(個人・法人)」の方は無料。
森美術館ウェブサイトよりお申込ください。(リンクは:http://www.mori.art.museum/contents/love/event.html#entry_3620


定員 150名(要予約)

注意事項

複数名で一緒にご参加いただく場合にも、一括でお申込を頂くことはできません。お一人様ずつWEB上のお申込みフォームよりご登録いただくことにより、お席を確保させて頂いております。
恐れ入りますが、参加されるご本人にお申込いただくか、又は代理でご参加者の情報をご登録下さいますようお願い申し上げます。
尚、その際に同一のメールアドレスはご利用いただけません。必ず人数分のメールアドレスをお手元にご用意の上お申込ください。

主催
会場 アカデミーヒルズ49(東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー49階) 

※申し込み締切:7月22日(月)15:00

お支払い方法

クレジットカードによるお支払いのみです。
※いかなる理由においても、お申し込み後のキャンセル及び返金は承っておりません。
※森美術館のセミナーは1回ごとに異なるセミナーになりますので、日程の振り替え、変更は承ることはできかねます。お申し込みの際にはご注意ください。
※クレジットカードはVISA、MASTER、JCB、AMERICAN EXPRESSのみのお取扱となります。
※お支払方法は「一回払い」のみとなります。(「リボルビング払い」「分割払い」等はご利用いただけません)


【その他】
※領収証をご希望の方は、「申込画面」内の<請求書・領収証発行>欄でラジオボタンの「WEB上で発行する」をお選び下さい。
「WEB上で発行する」をお選びいただきますと申込完了後に、領収証のダウンロード画面が表示されます。ダウンロード画面を一旦閉じると再度ダウンロード画面に戻ることが出来ませんのでご注意ください。

森美術館展覧会情報

「LOVE展:アートにみる愛のかたち」 会期:2013年4月26日(金)から2013年9月1日(日)
「LOVE展:アートにみる愛のかたち」 会期:2013年4月26日(金)から2013年9月1日(日)

愛は人間にとってかけがえのないものです。森美術館は10周年を記念して、この「愛」というテーマを掲げ、美術史を彩る名作や意欲的な現代作品を含む約200点を通して、愛のかたちを探ります。恋愛から始まり、家族愛、人類愛へ広がる愛のかたち。ときに憎しみや嫉妬にもつながる愛の複雑さ。また、あらゆる対立を超越する愛の力。さらにはインターネット社会における新たな絆など、愛の諸相を描く名作を紹介します。




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