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活動レポート

10月開催のライブラリートークレポート

~メンバー限定:新たな知を発見する場~

ライブラリートーク

六本木ライブラリーメンバー、平河町ライブラリーメンバーを対象に開催している「ライブラリートーク」。話題の書籍の著者や、旬なスピーカー、魅力的なライブラリーメンバーなどが情報発信する場です。今回は、10月に開催したライブラリートーク2本をご紹介します!

10月5日開催 「フラワー・ロボティクス --ロボットと企業ビジョン--」

“Design from TOKYO” ロボットデザイナー松井龍哉さんの挑戦とは?

ロボットデザイナーの松井龍哉さん
ロボットデザイナーの松井龍哉さん

ヒューマノイドロボット「PINO」などのデザインに携わり、2001年フラワー・ロボティクス社を設立された松井龍哉さんによるライブラリートークを10/4(水)に開催しました。
日本のロボット開発の問題点として語られた“ロボットのニート化”。無数にある研究所ごとにロボットが完成しても実用化に至らないケースが多くあるといいます。高い技術を生かしきれていない---そんな日本の課題が垣間見えます。

松井さんは、そんな中ロボットを次世代の日本発の産業にしたいと、ロボットの産業化に取り組んでいらっしゃいます。ショーウィンドウで働き続けることができる『Palette』などのマネキン型ロボットは、ニートではなく産業の中で活躍する“働き手”です。
松田さんは、そういった成功事例を一つ一つ積み上げ、ロボット産業の確立と新しい市場を創造していきたいと今後の展望についてお話くださいました。

「“Design from TOKYO” のロボットを世界へ」

松井さんの熱意とそしてデザインによって作られたロボットが、世界で活躍する日も遠くはないかもしれません。ライブラリートーク終了後も松井さんを囲み、多くの会話が生まれる時間となりました。

10月21日開催 「いまさら聞けない!iPhone,iPad --初歩からの使い方と活用法--」

Apple 認定 サポートプロフェッショナル福島 博和さんが話す、iPhone,iPad入門!

Idea Digital Studio 東京ミッドタウン スタッフの福島博和さん
Idea Digital Studio 東京ミッドタウン スタッフの福島博和さん

「iPhone、iPadは持っているけれどもメールやネットくらいしか使っていない」「もっと便利な方法があると思うけど、わからない。いまさら聞けない・・・」

このような悩みを持たれている、Appleユーザーの方は意外と多いと思います。今回のライブラリートークでは、iPhone4Sの発売後ということもあり、新たに追加された便利な機能や、知っておくと便利なアプリの紹介をApple製品専門店 Idea Digital Studio 東京ミッドタウン スタッフの福島博和さんにお話いただきました。

今話題の、『Siri』。例えば「今晩は傘が必要?」と聞くと 「雨予報なので、傘が必要だよ」と返してくれて、現在地の天気予報が表示される。
WEBの無数の情報の中から必要なことを抜き取り、質問に答えてくれる人口知能のようなイメージの『Siri』
今は日本語対応はしていませんが、この機能が普及すれば初めてiPhoneが出たときと同様に、人々の生活に大きな変化が訪れるかもしれません。
ライブラリートーク後半は、実際に使っていて困っていることや、素朴な疑問点などざっくばらんに質問できる時間を設けました。会場からは沢山の質問が飛び交い、大変充実した時間になりました。


その他に、六本木BIZでもご講演いただいている三谷宏治さんによる「Post 3.11 子どもたちに何を伝えるのか--知識・情報力より判断力・考動力--」、六本木ライブラリーメンバーであり、難関とされる資格を短期間で取得された安田史朗さん、庵谷賢一さんによる「コツコツできない人の資格取得術--「一夜漬け」で人生を変える--」を開催しました。

関連書籍

ライブラリートークスピーカーの著書やお勧め書籍をご紹介します。

お手伝い至上主義でいこう!

三谷宏治
プレジデント社



超快速勉強法—コツコツできない人でも短期間でスイスイ受かる!

庵谷賢一,安田史朗
すばる舎

スティーブ・ジョブズ 1

ウォルター・アイザクソン【著】,井口耕二【訳】
講談社

福島博和さん推薦書籍



六本木ライブラリー メンバー募集中!

今回レポートした「ライブラリートーク」をはじめとしたイベント、ネットワーキングの場としても活用されています。

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