六本木ヒルズライブラリー
イベント

エントランスショーケース連動企画
「包・結・運・開 ~ふろしきの魅力・日本のこころ~」

【スピーカー】山田悦子(風呂敷専門店「むす美」アートディレクター)

ライブラリーイベント

【六本木/アークヒルズ/平河町ライブラリーメンバー対象】
※マイページよりお申込みください。
※同伴者はご参加いただけません。

日時

2014年01月21日 (火)  19:30~21:00
終了しています

内容

【概要】
ふろしきの歴史をひも解くと、2つの道筋が見えてきます。
1つは、「包み布」のルーツとして奈良時代にまで遡ります。当時は「つつみ」と呼ばれ御物を包み保管するために使用されていました。今も正倉院(奈良)にその姿をとどめています。その後平安時代には「ころもつつみ」と名を変え、貴族の装束などを包み運ぶ様子が絵巻に描かれています。その後、鎌倉~室町時代の武家社会では「平包(ひらづつみ)」と呼ばれ日常から儀式までなくてはならないものでした。

さて、もう一つのルーツは「ふろしき」という名前の由来となる道筋です。
「風呂」とは“蒸し風呂”をさし、入浴時に衣類を包み運び、また脱衣所に敷いて身支度をした、その布を「ふろしき」と読ぶようになったと考えられています。江戸時代初期の『駿府御分物御道具帳』の中の「小倉木綿風呂敷」という記載が、最も古いものとされ、その後、風呂で使う「風呂敷」と「平包」と呼ばれる包み布は、同じ方形の布として徐々に「ふろしき」と呼称を同じくするようになりました。
 
現代まで長く愛用されてきたふろしきですが、戦後訪れた高度成長以降、ライフスタイルやファッションの欧米化、大量生産大量消費の時代の中で日本人の価値観が急激に変化し、それとともにふろしきの存在は薄れていきます。しかし近年、先人たちが1300年もの長きにわたり使い続けてきた「ふろしき」に、今熱い視線が注がれています。それはなぜでしょうか?

本イベントは、12月下旬からアカデミーヒルズ中央にあるエントランスショーケースで展開する「包・結・運・開」に連動し、ふろしきの魅力をご紹介します。また、サイズの違う風呂敷を使用しながら、包み方の体験も行っていただけます。
今も昔も愛されるふろしきについて学び、その魅力を体験してみませんか?

【山田悦子プロフィール】
京都の風呂敷製造卸メーカー・山田繊維(株)の長女として生まれる。美術系短大を卒業後、テキスタイルデザイナー、テーブルコーディネーターを経て、現在、日本初の風呂敷専門店「京都和文化研究所むす美」(山田繊維(株)のShop)のアートディレクターを務める。風呂敷の魅力を伝えるために、講習会開催、新商品開発などに携わり、現代に合った風呂敷の活用法の提案やスタイリングを行う。

参考図書

まいにち、ふろしき

山田悦子
誠文堂新光社

風呂敷つつみ

山田悦子【著】 岡本寛治【写真】
バナナブックス



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