六本木ヒルズライブラリー

夫婦愛が伝えた正倉院宝物~はじめての正倉院宝物ものがたり~

【スピーカー】牟田口 章人(朝日放送株式会社 文化財担当プロデューサー)
【ナビゲーター】梅村 陽子(六本木ライブラリーメンバー)

ライブラリーイベント

【六本木/アークヒルズ/平河町ライブラリーメンバー対象】
※申込みはマイページからとなります。
※定員30名様先着順での受付となります。
※ご同伴の方は参加できませんのでご注意ください。

日時

2013年11月05日 (火)  19:30~21:00
終了しています

内容

螺鈿背円鏡 第11号(國華余芳)
10月31日より始まるエントランスショーケース『写された正倉院宝物~はじめての正倉院宝物ものがたり~』と連動して、どなたにも楽しんで頂ける講演『夫婦愛が伝えた正倉院宝物~はじめての正倉院宝物ものがたり~』を、11月5日(火)に開催します。語り手は、長年文化財についての取材・番組制作を行ってきた牟田口章人氏(朝日放送株式会社 文化財担当プロデューサー)。初めての方にも面白い、また正倉院宝物をよくご存知の方には更に深い背景を含め、わかりやすく語って頂きます。

概要
秋の奈良恒例の行事となっている奈良国立博物館の正倉院展は今年で65回を数えます。正倉院は、今から1250年余り前に光明皇后が東大寺に寄進した聖武天皇の遺品600点あまりを中心に、東大寺ができた時に行われた開眼法要の道具類など数千点の宝物を伝えてきました。人の手から手へ、と伝わる世界の至宝です。今年の正倉院展には66件の宝物が展示されており、今回の講演では螺鈿装飾の鏡や様々な絵を描いた花びらを挿した香炉など代表的な展示品を紹介します。正倉院宝物には、地中海の珊瑚、マダガスカル島沖のべっ甲、熱帯の香木と世界中の珍奇な材料が使われています。こうした広大な広がりを持つ正倉院宝物の来歴、そして正倉院宝物に込められた聖武天皇と光明皇后の夫婦愛など、展覧会では知られにくい秘話を中心にご紹介します。

プロフィール

【牟田口 章人氏】
朝日放送株式会社 文化財担当プロデューサー。京都奈良をはじめ近畿を中心にテレビ番組を通じ日本の伝統文化を発信しつづける。正倉院展を紹介する特別番組は1998年から毎年制作。これまでに400件を超す正倉院宝物の撮影を行ってきた。



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