六本木ヒルズライブラリー

--武術研究会 第14回定例会テーマ「中国拳法の種類と特徴について」--

武術研究会(19:15~20:45) グレート・ブックス・ライブラリー

メンバーズ・コミュニティ

武道、スポーツ格闘技から健康太極拳まで、武術情報をシェアしながら交流する会です。武術の歴史、技の理論、精神性、姿勢や呼吸についてなど、幅広い題材で知識や経験談を共有します。

日時

2018年07月23日 (月)  19:15~20:45
終了しています

内容

【概要】

伝統太極拳を通じて、武術交流をはかる会です。
姿勢や、呼吸法など健康面にも着目していきます。

今回のテーマは「中国拳法の種類と特徴について」です。

中国拳法には色々な流派の拳法が存在しています。 皆さんは、カンフー映画を見られたことがあると思いますが、その印象はいかがでしょうか? ありがちなのが、構えだけその流派で、戦いが始まると同じになっていることがあります。その流派を受け継いでいるのであれば、戦いのスタイルに出るはずなのですが。
不思議ですよね。

今回は九つの流派を取り上げて、特徴と戦い方のスタイルを説明したいと思います。
北派(内家拳); 太極拳、八卦掌、形意拳
北派(外家拳); 八極拳、蟷螂拳、通背拳
南派(南拳);  詠春拳、蔡李佛拳、洪拳

YouTubeの動画を活用しながら、楽しく解説していきたいと思います。

ちなみに私の場合は、太極拳がベースなので、掌打による顔面への攻撃がメインとなります。
しかし、決め技として、八極拳によるポディーへの攻撃が出る場合もあります。
やりたくはないですが、もし、グローブをはめた試合形式であれば、まちがいなく蔡李佛拳になります。

座学の後は、24式太極拳をベースにした軽いエクササイズを行います。
「立禅」の姿勢で、腹式呼吸法と合わせて、体の重心である丹田の気を体感します。
すごくリラックスした気持ちになれると思います。
また、雲手(うんしゅ)で、背骨の軸が回転することによる生まれる体内ひずみのエネルギーが、腰椎、胸椎、肩、肘、手首、指先へとホースの水のように伝わる力の流れを体感しましょう。力とは運動量の変化です。その伝わり方が実感できれば、合理的な動きであることが理解できると思います。

太極拳の伝統の動きを学びながら、心と身体の調和を体感しましょう。
開催場所は本に囲まれた静かな部屋です。身体と静かに向き合える理想的な環境です。

太極拳は、身体と空間を一体化させるようなスローな動きに特徴があります。
このスローなイメージトレーニング手法は他の武術との差別化になっています。

インナーマッスルで身体の中心軸が最初に動き、その動きが全身に伝搬されます。
この全身がつながったスローな動きが自律神経を調節し、血行を促進させます。
ひとつのエンジンで全身を動かす、それが内勁(ないけい)になります。
詳しくは、www.lifestyle-scm.jpのウェブを参照ください。

太極拳経験者も、スクールでは習えない伝統の動きに新たな発見があると思います。
経験のない初めての方でも、参加いただけるようにプログラムを配慮しています。
少しでも武術と健康に興味や関心のある方は、気軽にご参加ください。
服装は普段着で大丈夫です。一回だけの参加でも、リフレッシュできると思います。


【会場】
アカデミーヒルズ


【対象】
六本木・アークヒルズライブラリー コミュニティメンバー


【参加方法】
マイページ の「ライブラリー」にある「メンバーズ・コミュニティ」「参加申込み/お問い合わせ先」に記載のコミュニティ代表まで連絡の上、ご参加ください。


★あわせてご覧ください。
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