六本木ヒルズライブラリー

--武術研究会 第10回定例会テーマ「太極拳、掴まれたらどうする?」--

武術研究会(19:15~20:45) グレート・ブックス・ライブラリー

メンバーズ・コミュニティ

武道、スポーツ格闘技から健康太極拳まで、武術情報をシェアしながら交流する会です。武術の歴史、技の理論、精神性、姿勢や呼吸についてなど、幅広い題材で知識や経験談を共有します。

日時

2018年03月12日 (月)  19:15~20:45
終了しています

内容

【概要】

伝統太極拳を通じて、武術交流をはかる会です。
姿勢や、呼吸法など健康面にも着目していきます。

今回のテーマは「掴まれたらどうする?」です。相手を逃さないように手首を掴むことは本能的にあります。その時の返し技を、理論で学習して、実際に体験してみましょう。
また、こちらから相手を掴み、倒す技も、他の武術と意見交換ができればと思います。

いわゆる関節技です。中国武術では擒拿(QinNa)と言います。
関節技と聞くと柔道やレスリングの寝技を思い浮かべる人がいるかも知れませんね。
でも、擒拿は基本的に立ち技で、手首や肘の関節を固めながら相手を制す技となります。
太極拳の24式の型の中でも、「手揮琵琶」、「攬雀尾」、「海底針」がそれに当たります。

警察の逮捕術、柔術や合気道など、他の武術経験者と意見交換できればうれしいです。


テーマ座学の後は、24式太極拳をベースにした軽いエクササイズを行います。
エクササイズと言っても、「立禅」や「雲手」をベースにした軽いものです。
太極拳の伝統の動きを学びながら、心と身体の調和を体感しましょう。
開催場所は本に囲まれた静かな部屋です。身体と静かに向き合える理想的な環境です。

太極拳は、身体と空間を一体化させるようなスローな動きに特徴があります。
このスローなイメージトレーニング手法は他の武術との差別化になっています。

インナーマッスルで身体の中心軸が最初に動き、その動きが全身に伝搬されます。
この全身がつながったスローな動きが自律神経を調節し、血行を促進させます。

24式太極拳は、伝統の楊式太極拳の型をそのまま短くして受け継いでいます。
ですから、武術家が内勁(ないけい)を練る鍛錬型としても、非常に優れています。
内勁の意味に関しては、www.lifestyle-scm.jpの記述を参考にしてください。

太極拳経験者も、スクールでは習えない伝統の動きに新たな発見があると思います。
経験のない初めての方でも、参加いただけるようにプログラムを配慮しています。
少しでも武術と健康に興味や関心のある方は、気軽にご参加ください。
服装は普段着で大丈夫です。一回だけの参加でも、リフレッシュできると思います。


【会場】
アカデミーヒルズ


【対象】
六本木・アークヒルズライブラリー コミュニティメンバー


【参加方法】
マイページ の「ライブラリー」にある「メンバーズ・コミュニティ」「参加申込み/お問い合わせ先」に記載のコミュニティ代表まで連絡の上、ご参加ください。