参考文献：安里・外間編『古地図で楽しむ首里・那覇』
安里進、外間政明 (著/編集)　風媒社 (2022/3/15)
人口増大と都市化によって変貌していった首里・那覇の都市風景。
当時の町の絵師たちが描いたパノラマ図などを比較分析し、
文献資料だけではわからなかった近世琉球社会の姿を読み解く。

1947年那覇市生まれ。琉球大学法文学部史学科卒業。大阪府教育委員会文化財保護課、浦添市美術館学芸係長、浦添市文化課長、同文化部長、沖縄県立芸術大学教授、沖縄県立博物館･美術館長を務めた。現在、首里城復興基金事業監修会議委員。専門分野は考古学、琉球史。

主な著書：2022年『古地図で楽しむ首里・那覇』風媒社（編著）、2019年『近世城下絵図の景観分析・GIS分析』古今書院（共著）、2014年『近世測量絵図とGIS分析』古今書院（編著）、2011年『沖縄人はどこから来たか—琉球・沖縄人の起源と成立—改訂版』ボーダーインク社（共著）、2004年『沖縄県の歴史』山川出版社（共著）、2006年『琉球の王権とグスク』山川出版社、1998年『グスク・共同体・村』榕樹書林

1939年生まれ。 お茶の水女子大学、文部省図書館職員養成所修了後、国立国会図書館勤務、主として地図資料を担当、1999年定年退職（専門資料部特別資料課長）、日本地図学会名誉会員。

著書に『地図資料概説』（国立国会図書館）、共著として『最終上呈版伊能図集成』（柏書房）、『図説伊能忠敬の地図をよむ　改訂増補版』（河出書房）など多数。

1955年大阪市生まれ。教育学修士・学術博士。専門は地図教育、地図学、地理教育。
ライブラリーメンバー、メンバーズ・コミュニティ「天空のマップ・カフェ」代表。
1990年から96年まで米国ニューヨークに在住。フェリス女学院大学、専修大学、立正大学大学院非常勤講師。

2004年、NHK教育テレビ：「わくわく授業」に出演。2008年、国土地理院功労賞、2010年にGIS教育で国土交通大臣賞を受賞。日本国際地図学会常任委員・評議員。「地図・地理検定」委員会委員、日本学術会議 地理教育分科会 地図・GIS小委員会委員。地図を「身近な知的生活のツール」として一般に向け易しく紹介する「マップミュニケーター」。

主な著書：「ニューヨーク都市地図集成」（柏書房）、「航空図のはなし」、（成山堂書店）、「地球診断」（講談社）ほか、教科書中学校社会科地図帳（帝国書院）など教科書も執筆。『探偵コナン「地図の謎」』（小学館）を監修。