六本木ヒルズライブラリー

今読むべき新刊書籍12冊 -2022年5月-

「個人が力を伸ばしていくための本」、「センスの良さと知性を兼ね備えた本」が続々と入荷している六本木ヒルズライブラリー。今月届いた本は何?

日本人の承認欲求LinkedIn活用大全』『ベンチャー・キャピタリスト』など、新着本からお薦め書籍をご紹介します。 




悪い意味のみで捉えられがちな、「承認欲求」ですが、よくみてみると、その中にも種類がある、と。
コロナ禍で進展したテレワークや副業も、「承認欲求」をキーワードとして考えていくと、日本型組織の息苦しさを、かえって変革できる鍵になる…?
日常社会から一歩離れて、冷静な考察を、アカデミックな「承認欲求」の第一人者が丁寧に解説してくれます。

私たちが何となく感じていた、日本社会の良さと悪さを、きちんと説明してくれるよう。

そして、深く考えるからこそ、マイナスをプラスに変えるという提言が生まれてくることも、感じさせられます。

 
匿名を当然視する日本のSNSとは異なり、実名で、新たなつながりを作り出すLinkedIn。
スタート時に登録してみても、その後はご無沙汰…という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今やLinkedInは、転職や採用のツールであることを越えて、世界のビジネス界では必須のものとなってきました。

「実名で、礼儀正しく他人とフラットに交流する。自分の良さを、誰にでもわかるように表現する」ということを、ネットの世界でどのように行うのか?
効率的なツールとしてのSNSは、心構えから変えてくれそうです。
 
スタートアップ企業というもの、そしてそれに投資するということが、海外では恐ろしくスケールが大きいことだと痛感させてくれます。
スピードの速さも驚異的です。

トップクラスのベンチャーキャピタル(VC)は、お互いが顔見知りの閉鎖空間。
素人がノコノコ入り込んでいくことはできません。

だからこそ、最近のスタートアップ界をVCの視点で俯瞰してみることのできる本書は、点を繋いで線を描くような納得感を与えてくれます。
 
(ライブラリー・アドヴァイザー:小林 麻実



日本人の承認欲求—テレワークがさらした深層

太田肇
新潮社

LinkedIn活用大全

松本淳
日本実業出版社

ベンチャー・キャピタリスト

後藤直義、フィル・ウィックハム
ニューズピックス

脳は世界をどう見ているのか

ジェフ・ホーキンス
早川書房

THINK AGAIN 発想を変える、思い込みを手放す

グラント,アダム
三笠書房

ALIFE 人工生命

岡瑞起
ビー・エヌ・エヌ

キャッチ・アンド・キル

ローナン・ファロー
文藝春秋

NFTビジネス見るだけノート

増田雅史
宝島社

WORLD WITHOUT WORK

ダニエル・サスキンド
みすず書房

ベリングキャット

エリオット・ヒギンズ
筑摩書房

ハーバード・ビジネス・レビュー流 データビジュアライゼーション

スコット・ベリナート
ダイヤモンド社

そのビジネス課題、最新の経済学で「すでに解決」しています。

今井誠、坂井豊貴
日経BP