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書 籍
今読むべき新刊書籍12冊 -2022年1月-
「個人が力を伸ばしていくための本」、「センスの良さと知性を兼ね備えた本」が続々と入荷している六本木ヒルズライブラリー。今月届いた本は何?
『時間の終わりまで』ブライアン・グリーン(著)、『世界で勝てない日本企業』カルロス・ゴーン、フィリップ・リエス(著)、など、新着本からお薦め書籍をご紹介します。


「われわれひとりひとりに割り振られた時間には限りがあるという問題へと、心は繰り返し立ち戻るのだった。」
高名な理論物理学者が、生涯を通じて研究の核としてきた問いは、生命のはかなさでした。
限りある命について考えることが、恐怖ではなく、心の平穏に変わっていったのはなぜ?
宇宙の始まりから未来まで、森羅万象全てを扱う壮大な視座と、心の関係。
自分の小ささと、それにも関わらずもたらされる可能性の大きさに、めまいがするような思いがします。
高名な理論物理学者が、生涯を通じて研究の核としてきた問いは、生命のはかなさでした。
限りある命について考えることが、恐怖ではなく、心の平穏に変わっていったのはなぜ?
宇宙の始まりから未来まで、森羅万象全てを扱う壮大な視座と、心の関係。
自分の小ささと、それにも関わらずもたらされる可能性の大きさに、めまいがするような思いがします。

もちろん、保釈中の逃亡は言語道断ですが、会社の金銭を横領したわけでも、脱税したわけでもないのに、108日間の拘束。
弁護士不在の長時間の取り調べにおいては、えん罪で5か月を拘置所で過ごした村木厚子さんが指摘したように、「検察の筋書きありきの調書」から逃れることはできません。
社内の権力闘争に経産省や特捜を巻き込む企業も、「人質司法」を当然視する検察も、視野の狭い世界にとらわれているかのよう。
当事者たちやメディアの意見に引きずられずに、自分の頭で考える素材として、お薦めの一冊です。
弁護士不在の長時間の取り調べにおいては、えん罪で5か月を拘置所で過ごした村木厚子さんが指摘したように、「検察の筋書きありきの調書」から逃れることはできません。
社内の権力闘争に経産省や特捜を巻き込む企業も、「人質司法」を当然視する検察も、視野の狭い世界にとらわれているかのよう。
当事者たちやメディアの意見に引きずられずに、自分の頭で考える素材として、お薦めの一冊です。
時間の終わりまで
ブライアン・グリーン講談社
世界で勝てない日本企業
カルロス・ゴーン、フィリップ・リエス幻冬舎
「わかりあえない」を越える—目の前のつながりから、共に未来をつくるコミュニケーション・NVC
マーシャル・B.ローゼンバーグ 【著】: 今井麻希子【訳】海士の風
PwC Strategy&のビジネスモデル・クリエイション
唐木明子BOW&PARTNERS
思いがけず利他
中島岳志ミシマ社
NOISE〈上〉
ダニエル・カーネマン オリヴィエ・シボニー早川書房
保健所の「コロナ戦記」
関なおみ光文社
プロジェクト・ヘイル・メアリー 上
アンディ・ウィアー早川書房
Invent & Wander ジェフ・ベゾス
ジェフ・ベゾス 、ウォルター・アイザックソンダイヤモンド社
アダム・スミスの夕食を作ったのは誰か?
カトリーン・マルサル河出書房新社
大人のいじめ
坂倉昇平講談社
デカメロン・プロジェクト
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