宮脇昭(みやわき・あきら)
横浜国立大学名誉教授
公益財団法人地球環境戦略研究機関 国際生態学センター長
プロフィール

岡山県出身、広島文理科大学生物学科卒業。
ドイツ国立植生図研究所で潜在自然植生理論を学び、横浜国立大学環境科学研究センター長、国際生態学会会長などを経て、1993年より財団法人地球環境戦略研究機関国際生態学センター研究所長(現:公益財団地球環境戦略研究機関国際生態学センター長。)
1970年からの新日本製鐵の全製鉄所の防災・環境保全林形成をはじめ、国内で1,400ヵ所、海外では1990年から三菱商事の協力によるマレーシアのボルネオ、ブラジルアマゾンの熱帯雨林再生プロジェクトを成功させると共に現在まで、中国の万里の長城、上海哺東新開発地の都市林形成、さらにアフリカのケニヤ、オーストラリアのタスマニアなど、国内外で1,700ヵ所以上の都市、産業、交通施設沿いの森づくりを先見性を持った企業、行政、NPOなどと共に、市民主役で土地本来の本物の森づくりを進めている。
【主な著書】
「植物と人間」(NHKブックス)、「人類最後の日」(筑摩書房)、「緑回復の処方箋」(朝日選書)、「森よ生き返れ」(大日本図書)、「あすを植える」(毎日新聞社)、「いのちを守るどんぐりの森」(集英社新書)、「苗木3000万本 いのちの森を生む」(NHK出版)、「木を植えよ!」(新潮選書)、「鎮守の森」(新潮文庫)、「森は地球のたからものシリーズ全3巻」(ゆまに書房)、「4千万本の木を植えた男が残す言葉」(河出書房新社。
建築家池田武邦さんとの対談本として「次世代への伝言」(地湧社)、「瓦礫を活かす森の防波堤が命を守る」(学研パブリッシング)他多数
【受賞歴】
1970年毎日出版文化賞、1973年サンケイ児童出版文化賞、1991年朝日賞、1992年紫綬褒章、1996年日経地球環境技術大賞、2000年勲二等瑞宝章、2006年ブループラネット賞を受賞。
関連講座
2014年01月
2014年
第1回 未来のいのちを守る賢者の力
-瓦礫を活かす森の長城プロジェクト-
講師:宮脇昭(横浜国立大学名誉教授)
講座開催日:2014年01月30日 (木)
ゲスト講師:宮脇昭(横浜国立大学名誉教授)。『GREAT FOREST WALL PROJECT - 瓦礫を活かす - 森の長城プロジェクト』に込める想い、そして未来への可能性についてお話いただきます。

著作書籍
鎮守の森
宮脇昭新潮社
4千万本の木を植えた男が残す言葉
宮脇昭河出書房新社
いのちを守るドングリの森
宮脇昭集英社
三本の植樹から森は生まれる—奇跡の宮脇方式
宮脇昭祥伝社
木を植えよ!
宮脇昭新潮社
苗木三〇〇〇万本 いのちの森を生む
宮脇昭日本放送出版協会
鎮守の森
宮脇昭新潮社
いのちの未来—植物が教える人類の進むべき道
宮脇昭サンガ
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