磯崎 新(いそざき・あらた)
建築家
プロフィール

1931年大分県生まれ。1963年磯崎新アトリエ設立。代表的な建築作品に《大分県立中央図書館》(現アートプラザ、1966年)、《群馬県立近代美術館》(1974年)、《ロサンゼルス現代美術館》(1986年)、《バルセロナ市オリンピック・スポーツホール》(1990年)、《なら100年会館》(1998年)、《北京中央美術学院美術館》(2008年)、《ヒマラヤ・センター》(2011年)、《カタール国立コンベンションセンター》(2011年)など。著書に『空間へ』(美術出版社、1971年)、『UNBUILT/反建築史』(TOTO出版、2001年)、『建築における「日本的なもの」』(新潮社、2003年)、『日本の建築遺産12選 語りなおし日本建築史』(新潮社、2011年)など多数。
※写真:香港日瀚国際文化有限公司
関連講座
2011年12月

講座開催日:2011年12月18日 (日)
メタボリズムが全盛を極めた1960年代は、美術、音楽などさまざまな芸術ジャンルが従来の領域を超えて活動したインターメディアな時代でもありました。なかでも、「環境(エンバイロメント)」の概念は彼らの活動をつなぐキーワードのひとつであり、それは1966年の「空間から環境へ展」を経て、1970年の大阪万博で結晶化されたといえます。本シンポジウムでは、まさにその渦中にいたクリエイターを中心に、当時の「環境」の背景や多角的な解釈、メタボリズムの概念との親和性、70年万博における広がりを検証し、そこから半世紀後の現代に生きる私たちがどのような精神を継承できるのかを議論します。

2011年10月
講座開催日:2011年10月13日 (木)
礒崎新(建築家)
10月のランチョンセミナーは、2011年9月17日(土)より森美術館で開催する「メタボリズムの未来都市展」を記念し、日本が誇る世界の建築家 磯崎新氏をお招きします。

注目の記事
-
05月23日 (火) 更新 05月23日 (火) 更新
アートは新しい資本主義を作ることができるのか?
アートを通じて資本主義の先を見据えるアーティスト・長坂真護氏、アートと資本主義の関係を考察されてきた社会学者・毛利嘉孝氏、スイスのビジネスス....
~サステナブル・キャピタリズムの可能性~
-
04月10日 (月) 更新 04月10日 (月) 更新
フィジカルな紙の魅力を再考する「ブックデザイン・アーカイヴス」
美しい書物とは、どのようなものなのでしょうか。 今回は「フィジカルな紙の魅力を再考する~ブックデザイン・アーカイヴス」と題し、私たちが日常....
-
02月13日 (月) 更新 02月13日 (月) 更新
CATALYST BOOKS vol.6
イベント「カタリスト・トーク」の登壇者が紹介する「理解を深める1冊」。今回は、東京大学の小野塚知二さんに3冊ご紹介いただきました。
現在募集中のイベント
-
開催日 : 06月30日 (金) 18:30~20:00
内田和成の『アウトプット思考』新刊イベント
元ボストン・コンサルティング・グループ日本代表、早稲田大学ビジネススクール教授として「知的生産」の最前線で活躍してこられた内田和成さん。最新....
最小のインプットで最大の成果を得る情報活用術
-
開催日 : 06月26日 (月) 19:00~22:00
森美術館開館20周年記念展「ワールド・クラスルーム:現代アートの国語・算数・理科・社会」
今年20周年の節目を迎える森美術館。その記念企画「ワールド・クラスルーム展」を監修したアシスタント・キュレーターの熊倉晴子による展覧会の解説....
アーティストトーク+自由鑑賞
-
開催日 : 06月21日 (水) 19:00~20:00
「懐かしい」をシェアする夜
「青春時代のヒーローは?」「あの時欠かさず見ていたテレビ番組は?」懐かしいものにスポットを当てた交流会を開催!多種多様なメンバーと、それぞれ....