記事・レポート
活動レポート
Who will create the better world ? 石倉洋子のグローバル・ゼミ(GAS)2016 第2回セッション開催!
活動レポートグローバル文化政治・経済・国際
更新日 : 2016年09月14日
(水)
Session 2:限られた時間で分かりやすくプレゼンテーション
講師:石倉 洋子(一橋大学名誉教授)
文:小林麻実 写真:アカデミーヒルズ
開催日:2016年9月11日
「たとえば、ウーバーに代表されるシェアリング・エコノミーの広がり、AIの急激な進歩、フィリピン大統領の暴挙といった世界の出来事が、自分自身にどのように影響しているのか、その根本となっているものは何なのか、きちんと考えたことはありますか?
ただ他人事のように傍観しているだけではありませんか?」
ただ他人事のように傍観しているだけではありませんか?」

Global Agenda Seminar (グローバル・ゼミ/GAS)の2016年集中講座の第2回セッションは、石倉洋子・一橋大学名誉教授のこのような問いかけから始まりました。
急速に技術が進歩し、様々な物事の境界が消滅し、昨日まで正しかったことが今日には引っくり返されるようなことばかりの現代。前もって想定しておくことが不可能な出来事が頻発する日々に、解を持つ指導者はいません。だからこそ、私たち一人一人が、自分自身の頭でモノを考え、イノベーションを起こしていかなければならない。そんな個人を作っていくためにこのGASを行っているのだと、GASのそもそもの目的と、受講生に期待することを力強く話されました。
急速に技術が進歩し、様々な物事の境界が消滅し、昨日まで正しかったことが今日には引っくり返されるようなことばかりの現代。前もって想定しておくことが不可能な出来事が頻発する日々に、解を持つ指導者はいません。だからこそ、私たち一人一人が、自分自身の頭でモノを考え、イノベーションを起こしていかなければならない。そんな個人を作っていくためにこのGASを行っているのだと、GASのそもそもの目的と、受講生に期待することを力強く話されました。

周囲に流されて自分で考えることをやめてしまわないこと。あれかこれかという二者択一でなく、あれもこれも両方やる!という新たな選択肢を自分で作る力を持つこと。人の視野は放っておけば自然と狭まってしまうものだから、あえて新しい場所に行き、異なった人に会い、常に自分をブラッシュアップしていくこと等を
Who will create the better world ? (世の中を良くするのは誰?) というビジュアルが印象的なスライドも使いながら説明していきます。
そこに映し出されるのは、石倉教授の多面的な行動力。
WEF(世界経済フォーラム)やドバイ国際女性会議のリーダー役であり、数社のトップ企業の社外取締役を務め、家族を大切にし、多様なネットワークを持つ。趣味や休暇中の遊びでも必ず新しいことにチャレンジし、毎日、日本語と英語の両方でブログを書く等の努力を怠らないという石倉教授の毎日に、受講生たちは圧倒されました。
Who will create the better world ? (世の中を良くするのは誰?) というビジュアルが印象的なスライドも使いながら説明していきます。
そこに映し出されるのは、石倉教授の多面的な行動力。
WEF(世界経済フォーラム)やドバイ国際女性会議のリーダー役であり、数社のトップ企業の社外取締役を務め、家族を大切にし、多様なネットワークを持つ。趣味や休暇中の遊びでも必ず新しいことにチャレンジし、毎日、日本語と英語の両方でブログを書く等の努力を怠らないという石倉教授の毎日に、受講生たちは圧倒されました。

その後は「私が避けてきたこと」というテーマで受講生がプレゼンテーションを実施。「ひとつのテーマでもこんなに様々な解釈があるんですね」、「ロジカルに話すことがいかにわかりやすさに繋がるかを実感しました」という受講者の声に、充実した2時間が表れているようでした。
2週間後の第3回セッションの課題について、クラス全体でアイディアを出して終了。これからグループワークが始まります。
石倉教授のブログにもゼミの様子が書かれていますので、ぜひご覧ください。
2週間後の第3回セッションの課題について、クラス全体でアイディアを出して終了。これからグループワークが始まります。
石倉教授のブログにもゼミの様子が書かれていますので、ぜひご覧ください。
注目の記事
-
11月21日 (火) 更新
六本木アートカレッジ
2022-2023年の六本木アートカレッジ <未来を拡張するゲームチェンジャー>」では、新しい価値を生み出す5名のゲストを招き、トークイベン....
<未来を拡張するゲームチェンジャー>イベントレポート
-
11月21日 (火) 更新
動的書房 ~生物学者・福岡伸一の書棚
目利きの読み手でもある生物学者の福岡伸一が、六本木ヒルズライブラリーのために、特別に選んだ“これだけは読んでおきたい本”“ いま読むべき本”....
-
11月21日 (火) 更新
もっとも書物らしい書物—西洋中世写本の魅力に触れる書籍案内
今回は「もっとも書物らしい書物—西洋中世写本の魅力に触れる書籍案内」と題し、手書きから印刷、そしてデジタルへと変遷してきた「書物」の歴史を辿....
現在募集中のイベント
-
開催日 : 12月13日 (水) 19:30~21:00
World Report 第6回 アメリカ発 by 渡邊裕子
いま世界の現場で何が起きているのかを、海外在住の日本人ジャーナリスト、起業家、活動家の視点を通して解説し、そこから何が見えるのかを参加者の皆....
「投開票まであと1年!米国大統領選挙を読み解く」
-
開催日 : 12月06日 (水) 18:30~20:00
シリーズ「編集者の視点〜時代を共に創る〜」
本の背景にあるストーリーから仕事のエッセンスを学ぶ「編集者の視点」シリーズ。第5回ゲストは、日本の翻訳出版界のマーケットシェア60%を占める....
第5回 世界とつながる共通言語を求めて
-
開催日 : 12月08日 (金) 18:30~20:00 読書体験会 第3回 / 09月13日 (水) 18:00~19:30 トークイベント ※終了いたしました / 10月18日 (水) 18:30~20:00 読書体験会 第1回 ※終了いたしました / 11月13日 (月) 18:30~20:00 読書体験会 第2回 ※終了いたしました
『スマホ時代の哲学』読書体験会
スマホ時代の課題を哲学の視点を使って考えていく本書『スマホ時代の哲学〜失われた孤独をめぐる冒険〜』。著者の哲学者・谷川嘉浩さんと、人材・組織....