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2ヶ月間集中プログラムの集大成!
石倉洋子のグローバル・ゼミ2016 第5回(最終)セッション開催
活動レポートグローバル文化政治・経済・国際
更新日 : 2016年10月26日
(水)
Session5: 視点を変えるⅢ 総括「視点を変える、自分が変わる」
講師:石倉 洋子(一橋大学名誉教授)
文:小林麻実 写真:アカデミーヒルズ
開催日:2016年10月23日
2カ月にわたったGlobal Agenda Seminar (グローバル・ゼミ/GAS)集中講座も、最終回となりました。
今回の事前課題は、「自分が100歳になった時に、このGASの同窓会が開かれることになった。そこで100歳になるまで自分がどんな人生を歩んできたか、現在は何をしているか等を英語でスピーチする」ことです。
これは、ファシリテータの石倉洋子・一橋大学名誉教授が、最近感銘を受けたという書籍、『ライフ・シフト』(リンダ・グラットン、アンドリュー・スコット著)のコンセプトに拠るもの。誰もが100歳まで生きる世界は、もう現実となっている。そのために、これまで一般的であった「教育を受ける → 働く → 引退する」という人生設計は無意味になった。ではあなたはどうしますか?という視点で、100歳になった自分、その間の時代の変化等を描いていきます。
人生の長期計画といっても、100歳の自分の姿はなかなか想像がつきません。ましてその頃はどんな世界になっているのか?政治、経済や、技術はどのように変化しているのか?その中で自分は何歳まで働きたいのか? をしっかりと考えるのは、誰にとっても初めての経験ではないでしょうか。
今回の事前課題は、「自分が100歳になった時に、このGASの同窓会が開かれることになった。そこで100歳になるまで自分がどんな人生を歩んできたか、現在は何をしているか等を英語でスピーチする」ことです。
これは、ファシリテータの石倉洋子・一橋大学名誉教授が、最近感銘を受けたという書籍、『ライフ・シフト』(リンダ・グラットン、アンドリュー・スコット著)のコンセプトに拠るもの。誰もが100歳まで生きる世界は、もう現実となっている。そのために、これまで一般的であった「教育を受ける → 働く → 引退する」という人生設計は無意味になった。ではあなたはどうしますか?という視点で、100歳になった自分、その間の時代の変化等を描いていきます。
人生の長期計画といっても、100歳の自分の姿はなかなか想像がつきません。ましてその頃はどんな世界になっているのか?政治、経済や、技術はどのように変化しているのか?その中で自分は何歳まで働きたいのか? をしっかりと考えるのは、誰にとっても初めての経験ではないでしょうか。
セッション当日は、この事前課題をまず発表するのかと思いきや、「皆さんは課題に取り組むことによって、自分の強みや経験が何かということを認識したでしょう。ではそのような各自の強みを使ってグループで起業するとしたら、何をするか20分で考えて下さい」と石倉教授。
即席でグループを作り、短時間で形にしていくことになりましたが、このような即興ワークにも、皆さん慣れてきた様子。活発な議論が交わされ、20分後には、
”アジア新興国企業に向けてエコ・コンサルティング”、
”水中用ドローンをダイビングに”、新米ママをサポートするポータルサイト”等々、
メンバーそれぞれの持ち味を生かした起業プランがプレゼンされました。
即席でグループを作り、短時間で形にしていくことになりましたが、このような即興ワークにも、皆さん慣れてきた様子。活発な議論が交わされ、20分後には、
”アジア新興国企業に向けてエコ・コンサルティング”、
”水中用ドローンをダイビングに”、新米ママをサポートするポータルサイト”等々、
メンバーそれぞれの持ち味を生かした起業プランがプレゼンされました。
そしていよいよ、課題の発表。
AIをはじめとするテクノロジーの進歩で、多くの人が100歳まで健康に生きられるようになった時代。
若い頃は企業で経験を積み、自分の会社を立ち上げ、その後は社会貢献を第一に考える。
世界各国でインターナショナルスクールを経営する。
日本を含め、海外の好きなところを行ったりきたりしながら家族を大切にして暮らす。
電気自動車を広めることで世界に貢献し、リタイア後はその経験を若い世代に伝える人生・・・。
「どんな人にでも、その人にしかない強み、ユニークネス、違いは必ずある」と、石倉教授がおっしゃったことがそのまま表れているような多彩さでした。
「自分のやりたいことの話なんか聞いても、他の人には退屈なのではないかと心配したんですが、そんなことはないのですね。他の人の話を聞いて、こんなにもやりたいことが違い、それを話すスタイルも様々でいいのだとわかりました」と、ある参加者。
そのような自分の個性を大きく育ててイノベーティブになるために、少しでも面白そうと思ったらやってみる、意識的に普段会わないタイプの人に会う、わざと自分とは違う立場を取ることになったらどうするかを考える、という日々の小さな積み重ねが、今回の「視点を変える、自分が変わる」というGASのテーマに結びつく、ということを多くの方が実感されたようです。
AIをはじめとするテクノロジーの進歩で、多くの人が100歳まで健康に生きられるようになった時代。
若い頃は企業で経験を積み、自分の会社を立ち上げ、その後は社会貢献を第一に考える。
世界各国でインターナショナルスクールを経営する。
日本を含め、海外の好きなところを行ったりきたりしながら家族を大切にして暮らす。
電気自動車を広めることで世界に貢献し、リタイア後はその経験を若い世代に伝える人生・・・。
「どんな人にでも、その人にしかない強み、ユニークネス、違いは必ずある」と、石倉教授がおっしゃったことがそのまま表れているような多彩さでした。
「自分のやりたいことの話なんか聞いても、他の人には退屈なのではないかと心配したんですが、そんなことはないのですね。他の人の話を聞いて、こんなにもやりたいことが違い、それを話すスタイルも様々でいいのだとわかりました」と、ある参加者。
そのような自分の個性を大きく育ててイノベーティブになるために、少しでも面白そうと思ったらやってみる、意識的に普段会わないタイプの人に会う、わざと自分とは違う立場を取ることになったらどうするかを考える、という日々の小さな積み重ねが、今回の「視点を変える、自分が変わる」というGASのテーマに結びつく、ということを多くの方が実感されたようです。
セッションの後は懇親会。参加者から石倉教授へ、教授の顔写真入りの100歳のバースディケーキのプレゼントというビッグ・サプライズ!「大変だったけれど、GASのないこれからの日曜日は物足りなくなりそうです」という参加者の声が聞かれました。
石倉教授のブログにもゼミの様子が書かれていますので、ぜひご覧ください。
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