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六本木インテレクチュアル・ネットワークとして連携がスタート!

~国際文化会館と協力して六本木の知的活動を盛り上げます~

活動レポートグローバル政治・経済・国際文化

アカデミーヒルズ スタッフの活動レポート

レポート公開日:2014年7月9日(水)
文/清水 香帆 写真/国際文化会館提供

アカデミーヒルズ(森アーツセンター)と公益財団法人国際文化会館はこのほど、六本木における知的活動を促進するため、「六本木インテレクチュアル・ネットワーク(Roppongi Intellectual Network、通称:RIN・りん)」として連携することになりました。本レポートでは、コラボレーション・パートナーである国際文化会館のご紹介と協力の内容についてご案内します。


コラボレーションパートナー・国際文化会館とは


六本木の中のオアシス、国際文化会館の日本庭園

国際文化会館は同じく六本木に拠点を構える、歴史ある知的・文化活動機関です。その始まりは1952年に遡り、日本と世界の文化交流と知的協力を通じて国際相互理解の促進、とりわけ戦後の日米関係の再構築をはかるために、ロックフェラー財団をはじめとする内外の諸団体や個人からの支援により設立されました。

会館の建物は日本を代表する建築家である前川國男、坂倉準三、吉村順三によって設計されました。四季折々の顔を見せる美しい庭園は港区の名勝に指定され、東館建物は国の有形文化財に登録されており、六本木の喧騒からは想像できないほど落ち着いた空間が広がっています。

現在の理事長は、元国際連合事務次長の明石康氏。都心の緑豊かな環境の中で、国際色豊かなイベントが催されており、世界の人々が集い、語り合う「場」と「機会」を提供しています。会員制をとっていますが、イベントはどなたでも参加でき、レストランやティーラウンジもあり、どなたでも訪れることができます。

六本木インテレクチュアル・ネットワーク(RIN・りん)が目指すこと


伝統ある建築物である国際文化会館の建物

RINは国際色豊かな六本木で知的・文化的活動を行うさまざまな機関が連携し、六本木エリアを刺激あふれる先端的なアイディアと出会い、生涯にわたって学び続けられる街にすることを目指します。

まずは、アカデミーヒルズ(森アーツセンター)と国際文化会館の2つの機関の連携からスタートしますが、六本木エリアには他にも知的活動機関が多数存在しますので、今後はさらに参加機関を増やしていきたいと考えております。

各機関の活動に関する広報・告知協力を連携の第一歩とし、将来的には共同プログラムの企画・実施など、六本木における知的活動を盛り上げていきます。


海外のスピーカーによる講演も多く開催されています
相互の広報・告知協力として、それぞれのメールマガジンに月に1度、RINからのお知らせを掲載してまいります。

アカデミーヒルズのメールマガジンは毎週水曜日に「アカデミーヒルズ・ウィークリー」が配信されていますが、毎月第2水曜日(祝日等で配信がお休みのときは第3水曜日)にRIN INFOとして国際文化会館のイベントのお知らせを掲載いたします。


国際文化会館のメールマガジンは毎月10日の配信となっており、毎号アカデミーヒルズのイベント情報が掲載されます。

国際文化会館が主催する公開プログラムにはどんなものがあるのでしょうか。
アカデミーヒルズのセミナーとはまた少し趣の違った、国際問題・外交、歴史や伝統文化などをテーマとしたセッションが多数開催される予定です。
ぜひ、国際文化会館のWEBサイトにあるプログラムカレンダーをご覧頂ければと思います。

RINの今後の展開にご期待ください!