記事・レポート
活動レポート
転職、海外転勤、留学、起業、家業継承・・・修了後も多方面で活躍!
~Global Agenda Seminarアラムナイのご紹介~
活動レポートグローバル政治・経済・国際キャリア・人
アカデミーヒルズ スタッフの活動レポート
文/清水 香帆
2014年6月25日公開
いよいよ6月29日に開講するGlobal Agenda Seminar(GAS)2014。今年も多様なバックグラウンドを持つ意欲的なゼミ生がGASメンバーの仲間入りをします。
GASは昨年までの卒業生が合計約140名になり、行動力のある意識の高いメンバーたちが期を越えてともに活動するなど、新たなネットワークを形成しています。
これまでのアラムナイはどのような人々なのでしょう?本レポートでご紹介します。
2010年~2013年までの参加者はどんな人たち?

2010年に開講し、今年で4期目となるGlobal Agenda Seminar(GAS)。
これまで開催してきたのは1年のプログラム、3カ月完結型プログラム、そして6ヵ月のプログラム、と形式は違いますが、参加したメンバーはモチベーションが高く、行動力のある方々であることは共通項です。
そこで6月29日に開講するGAS2014を目前に、今回のレポートでは、これまでの卒業生の方々を属性を中心にご紹介します。
【GAS2010~GAS2013までの参加者の属性】
・2010年:49名 男女比 5:4
平均年齢 36.8歳(20歳~51歳)
20代:13名 30代:25名 40代:10名 50代:1名
・2012年:59名 男女比1:1
平均年齢:33.8歳(20歳~56歳)
20代:18名 30代:26名 40代:13名 50代:2名
・2013年:32名 男女比1:1
平均年齢:35.7歳(21歳~59歳)
20代:10名 30代:12名 40代:7名 50代:3名
・所属:商社、航空、銀行、保険、証券、コンサルティング、電機、化学、
自動車、製薬、通信、医療、広告、シンクタンク、官庁、監査法人、
エネルギー、環境ベンチャー、化粧品、マスコミ、自営など
GASにこれまでご参加いただいた方は、年齢の幅も広く、職業も一言で表現すると「多様」です。20代~50代の方々にご参加いただいているので、グループワークで親子ほど年齢の離れた20代の方と50代の方が同じチームになることもあります。
普段、会社ではなかなかフラットに会話することができないような人でも、同じ課題に取り組む仲間として英語で議論していくうちに、年齢が上の方々が若い世代のキャリア相談に乗るようになったという話も聞きます。
また、それぞれ違う会社ではあるけれども、同じ期で出会った方々と仕事を一緒にするようになったり、またはベンチャー経営者の方の会社に同じチームメンバーだった方が転職したりと、キャリアの上で大きな転機となる出会いを持つ人もいます。
これまで開催してきたのは1年のプログラム、3カ月完結型プログラム、そして6ヵ月のプログラム、と形式は違いますが、参加したメンバーはモチベーションが高く、行動力のある方々であることは共通項です。
そこで6月29日に開講するGAS2014を目前に、今回のレポートでは、これまでの卒業生の方々を属性を中心にご紹介します。
【GAS2010~GAS2013までの参加者の属性】
・2010年:49名 男女比 5:4
平均年齢 36.8歳(20歳~51歳)
20代:13名 30代:25名 40代:10名 50代:1名
・2012年:59名 男女比1:1
平均年齢:33.8歳(20歳~56歳)
20代:18名 30代:26名 40代:13名 50代:2名
・2013年:32名 男女比1:1
平均年齢:35.7歳(21歳~59歳)
20代:10名 30代:12名 40代:7名 50代:3名
・所属:商社、航空、銀行、保険、証券、コンサルティング、電機、化学、
自動車、製薬、通信、医療、広告、シンクタンク、官庁、監査法人、
エネルギー、環境ベンチャー、化粧品、マスコミ、自営など
GASにこれまでご参加いただいた方は、年齢の幅も広く、職業も一言で表現すると「多様」です。20代~50代の方々にご参加いただいているので、グループワークで親子ほど年齢の離れた20代の方と50代の方が同じチームになることもあります。
普段、会社ではなかなかフラットに会話することができないような人でも、同じ課題に取り組む仲間として英語で議論していくうちに、年齢が上の方々が若い世代のキャリア相談に乗るようになったという話も聞きます。
また、それぞれ違う会社ではあるけれども、同じ期で出会った方々と仕事を一緒にするようになったり、またはベンチャー経営者の方の会社に同じチームメンバーだった方が転職したりと、キャリアの上で大きな転機となる出会いを持つ人もいます。
アラムナイの活動

石倉氏の一言で人生の大きな決断をした卒業生の増田さん
これまでにGASを修了した方々は、これまでとは違う分野で新たに活躍の場を見出すなど、精力的に行動を起こしています。
最も多いのが転職、留学、海外転勤、そして起業する方々ですが、以前のレポートでも紹介しました通り、GAS卒業後に東日本大震災の被災地支援のためにNPOに転職した方、世界でマラリアによる感染で死亡する人を減らすためのNPOを立ち上げた方もいらっしゃいます。
また、最近印象的だったのが、家業を継ぐために会社を辞めた方のお話です。
産経新聞のニュースでも取り上げられたGAS2012参加者の増田幹弥さんは、今年1月のGAS全卒業生を対象とした同窓会にて全員の前である決断について近況報告していました。彼はその約1年前に参加した同窓会でGASのメイン講師を務める石倉洋子氏の言葉に大きな衝撃を受けて、当時勤めていた金融機関を辞め、家業を継ぐ覚悟を決めたといいます。
そのときの言葉とは・・・
「今後、転職などで自分が進むべき道について迷ったときは、いつでも私に相談してください。」「そしたら、何でもいいから『早くやれ!』と言ってあげますから。」
常に新たなチャレンジを続ける石倉氏らしいアドバイスに会場はドッと笑いに包まれましたが、その中で、増田さんは「早くやれ!」という言葉に後押しされて、ご自分の進路について大きな決断をしていたのです。
金融機関を退社した後、世界一周の旅に出て、様々な国の人々・文化と交流する中で自分が本当にやりたいことは何なのかを考えました。そのようなプロセスを経て前向きに家業を継がれることを決意した増田さん。帰国後は、線香薫物製造の老舗「孔官堂(こうかんどう)」の経営企画の仕事に就き、縮小する線香市場で打開策を考える中で、商品化したコーヒーの香りのお線香の普及に努めています。
時代に合わせた商品開発として取り上げられた記事は、こちらのリンクからご覧いただけます。
GASアラムナイの中では他にも、GASの同期仲間の有志で教養を学ぶ勉強会を立ち上げたり、異業種勉強交流会を毎月主催したりする方々の活動もあり、他の期のGAS修了生がそこに参加して輪が広がるなど、あらゆるところに新たな可能性の広がりを感じさせる動きがあります。
さて、今年のGAS2014のメンバーたちはどのような人たちがいるでしょうか?
今後のセッションの模様は、またレポートでご報告してまいります!
最も多いのが転職、留学、海外転勤、そして起業する方々ですが、以前のレポートでも紹介しました通り、GAS卒業後に東日本大震災の被災地支援のためにNPOに転職した方、世界でマラリアによる感染で死亡する人を減らすためのNPOを立ち上げた方もいらっしゃいます。
また、最近印象的だったのが、家業を継ぐために会社を辞めた方のお話です。
産経新聞のニュースでも取り上げられたGAS2012参加者の増田幹弥さんは、今年1月のGAS全卒業生を対象とした同窓会にて全員の前である決断について近況報告していました。彼はその約1年前に参加した同窓会でGASのメイン講師を務める石倉洋子氏の言葉に大きな衝撃を受けて、当時勤めていた金融機関を辞め、家業を継ぐ覚悟を決めたといいます。
そのときの言葉とは・・・
「今後、転職などで自分が進むべき道について迷ったときは、いつでも私に相談してください。」「そしたら、何でもいいから『早くやれ!』と言ってあげますから。」
常に新たなチャレンジを続ける石倉氏らしいアドバイスに会場はドッと笑いに包まれましたが、その中で、増田さんは「早くやれ!」という言葉に後押しされて、ご自分の進路について大きな決断をしていたのです。
金融機関を退社した後、世界一周の旅に出て、様々な国の人々・文化と交流する中で自分が本当にやりたいことは何なのかを考えました。そのようなプロセスを経て前向きに家業を継がれることを決意した増田さん。帰国後は、線香薫物製造の老舗「孔官堂(こうかんどう)」の経営企画の仕事に就き、縮小する線香市場で打開策を考える中で、商品化したコーヒーの香りのお線香の普及に努めています。
時代に合わせた商品開発として取り上げられた記事は、こちらのリンクからご覧いただけます。
GASアラムナイの中では他にも、GASの同期仲間の有志で教養を学ぶ勉強会を立ち上げたり、異業種勉強交流会を毎月主催したりする方々の活動もあり、他の期のGAS修了生がそこに参加して輪が広がるなど、あらゆるところに新たな可能性の広がりを感じさせる動きがあります。
さて、今年のGAS2014のメンバーたちはどのような人たちがいるでしょうか?
今後のセッションの模様は、またレポートでご報告してまいります!
注目の記事
-
05月23日 (火) 更新
アートは新しい資本主義を作ることができるのか?
アートを通じて資本主義の先を見据えるアーティスト・長坂真護氏、アートと資本主義の関係を考察されてきた社会学者・毛利嘉孝氏、スイスのビジネスス....
~サステナブル・キャピタリズムの可能性~
-
04月10日 (月) 更新
フィジカルな紙の魅力を再考する「ブックデザイン・アーカイヴス」
美しい書物とは、どのようなものなのでしょうか。 今回は「フィジカルな紙の魅力を再考する~ブックデザイン・アーカイヴス」と題し、私たちが日常....
-
02月13日 (月) 更新
CATALYST BOOKS vol.6
イベント「カタリスト・トーク」の登壇者が紹介する「理解を深める1冊」。今回は、東京大学の小野塚知二さんに3冊ご紹介いただきました。
現在募集中のイベント
-
開催日 : 06月26日 (月) 19:00~22:00
森美術館開館20周年記念展「ワールド・クラスルーム:現代アートの国語・算数・理科・社会」
今年20周年の節目を迎える森美術館。その記念企画「ワールド・クラスルーム展」を監修したアシスタント・キュレーターの熊倉晴子による展覧会の解説....
アーティストトーク+自由鑑賞
-
開催日 : 06月21日 (水) 19:00~20:00
「懐かしい」をシェアする夜
「青春時代のヒーローは?」「あの時欠かさず見ていたテレビ番組は?」懐かしいものにスポットを当てた交流会を開催!多種多様なメンバーと、それぞれ....
-
開催日 : 06月14日 (水) 18:30~20:00
World Report 第2回 アメリカ発 by 渡邊裕子
いま世界の現場で何が起きているのかを、海外在住の日本人ジャーナリスト、起業家、活動家の視点を通して解説し、そこから何が見えるのかを参加者の皆....
「分断が深刻化するアメリカ社会のいま」